無料試し読み「二人は底辺」は、小西明日翔(こにし あすか)先生によって描かれた少女マンガです。
小西明日翔先生といえば、『来世は他人がいい』や『春の呪い』が代表作の漫画家さんです。
今回紹介する「二人は底辺」は、『来世は他人がいい』の前日譚に位置するストーリーで、同作の主人公の吉乃と兄弟分の翔真の中学生時代が描かれています。
また、この「二人は底辺」の方が実は先に描かれていて、読み切り作品でもあるので、『来世は他人がいい』を読んでいなくても、楽しめる内容となっています!
それではさっそく、あらすじや見所をしていきたいと思います♪
ふたりは底辺 あらすじ
関西最大の極道の家に生まれた主人公、染井 吉乃(そめい よしの)。
彼女はヤ〇ザに囲まれながらも、普通の女子中学生と何ら変わない雰囲気の持ち主でもありました。
そんなある日、吉乃のおじいちゃん(組長)が、急な相談を持ち掛けてきます。
それは、「とある少年を、今日から自分の息子にしたい」というものでした。
そんな、いきなりの発言に、驚く吉乃。
しかし、組長のこの提案は、実は深い訳があるのです。
その少年は、吉乃より2つ年上の中学3年生で、名前を「鳥葦 翔真(とりあし しょうま)」といいました。
翔真は、まだ中学生にも関わらず、荒れ果てた生活を送っており、薬物の常習犯でもあります。
しかも、翔真の父親は、薬物の販売員であり、翔真はそんな自分の父を憎み、殺そうと考えていました。
そんな時に、薬の元締めである組長と偶然道端で出会い、翔真はついでに組長を殺そうと思って、殴りかかってきたのです。
しかし、実は組長はその薬物とは関係なく、翔真のただの誤解だったのです。
幸い組長は頭に軽いケガをしただけで済んだものの、翔真は組長の部下たちに取り押さえられました。
組長は、そこで翔真の身の上を知り、「自分の息子として育てたい」と思うようになった、と言うわけです。
そこで、組長は「翔真はどうしたいのか?」という意見を聞くと、翔真は思いがけない言葉を発するのですが…!?
ふたりは底辺 のネタバレ&見所紹介!
極道の娘とはいえ、年相応の少女らしい吉乃。
最初はやさぐれた翔真にビビったり、価値観が違い過ぎる事に対し、なかなか距離を縮める事も出来ませんでした。
ところが、ヘビーすぎる翔真の過去や境遇を知ると、少しずつ翔真に理解を深めるようになります。
また、普段の吉乃は大人しいけれど、やる時は殺るという、極道の血の片鱗が見えるのが、今作の最大の見せ場です!
クズ過ぎる翔真の父親と対峙した時、女子中学生とは思えないほどの気迫と根性を見せ、圧倒させるのです!
最初は誰にも心を開かなかった翔真ですが、そんな吉乃の姿を見て、2人の兄妹としての絆は固いものになり…??
という、今後の作品に続く、スピンオフ的な内容となっているのです!
ふたりは底辺 感想
普段の吉乃はごく普通の女子と言う感じですが、キレたときは、さすが極道の娘、といった感じでした。
そのギャップには、やさぐれ翔真くんも度肝を抜かれたことでしょう。
やはり強い女性というのは、惹かれるものがありますね!
さて、今回は二人は底辺をご紹介しましたが、実は私もまだ「来世は他人がいい」を読んだことがありませんでした!
しかし、この漫画をきっかけに、試し読みしてみましたが、やはり面白そうなので購入しました!
読み終わったらまたネタバレや感想を書いていきたいので、よろしくお願いします!
というわけで「2人は底辺」の紹介はここまでとなります。
読んでいただき、ありがとうございました!
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