藤近小梅先生の描く漫画「好きな子がめがねを忘れた」。
今回は1巻の1話ネタバレを紹介しています!
好きな子がめがねを忘れた 1話のあらすじ
~好きな子がめがねを忘れた、1話のあらすじ~
とある学校にて、クラス替えがあってから、3日目。
主人公の小村くnは、隣の席に座る、三重さんに惹かれていました。
三重さんは、いつもボーっとしていて、少しずれている、天然のような子です。
そういう彼女の不思議な所が気になって、小村は好きになってしまったのでした。
「その分厚いレンズ越しでいいから」
「三重さんの奇麗な目に見つめられてみたい…」
そんな風に思っていたら、ある日…。
なんと、その日は、眼鏡をつけていない三重さんが登場!
しかもその目つきは鋭くて、若干怖めになっていたのです!
けれど小村は、
「これはこれでかわいい…!」
とドキドキしてしまうのです!
これは、そんな2人による恋の物語なのです…!!
好きな子がめがねを忘れた 1話 ネタバレ
「三重さん、めっちゃ目つき悪くなってる」
「かわいい」
そんな風に思いながら、小村は、何気なく三重さんと挨拶をかわします。
しかし、「なんで眼鏡をしていないのか」、理由が分かりません。
もちろん、知りたいけれど、まだほとんど話したことがなくて、緊張して話しかけることが出来ないのです。
すると、ありがたいことに、三重さんの方から声をかけてくれたのです!
「あの、目つき悪いと思うけど、気にしないでね」
「見えにくいから目に力が入っているだけ」
さらに、「今日はちょっと、眼鏡忘れちゃって…」と、ただのうっかりミスだったようでした。
これには主人公も「初めて話せた」と、ドキっとしてしまいます。
それに、どうやら今までも眼鏡を忘れることもあったようでした。
そこで、彼は思います。
「見づらいなら俺が助けないと」
「でも、俺なんかが…」
「いや!そんな事言っている場合じゃない!」
「今日は俺がサポートしよう!」
「隣の席のものとして…!」
と決意します。
すると、さっそく三重さんは「1限目の歴史の教科書ってどれだろう?」と相談してきました。
目が見づらくて、教科書の判別が出来なかったようです。
なので、彼は「あ~なるほど、」「ちょっとカバンみせて」と三重さんのカバンに顔を近づけます。
ところが、距離感を近づけすぎたため、またもやドキっとして、取り乱してしまいます。
「(危ない、適切な距離を保たないと…)」と思いながら、口からはこんな言葉が出ました。
「あ、あっ、お、俺の教科書使う!?」
と、とっさに教科書を見せようとしたのです!
すると、彼女は「ありがとう」と言いながら、逆に距離を近づけてきました!
これには小村も慌ててのけぞり、「いやっ!あのっ!俺はいいので三重さんだけ使ってくれたら…」と、言って逃げ腰になります。
ところが、三重さんは「なんで?」と首をかしげてきました。
小村も、取り乱し過ぎて、自分でも何を言っているのか混乱していたようでした。
なので、少し落ち着きを取り戻し、机を一緒にくっつけて、授業を受けることになりました。
しかし、授業が始まっても、彼は全然集中できません。
「近い…近い…」と三重さんが近すぎて、緊張しっぱなしなのです。
そのせいで、自分の吐息が荒くなるのを感じます。
ところが、さらに三重さんは身体をどんどん近づけてきました!
「どどどどどうしたの!?!?」
と慌てる小村。
どうやら、「ちょっと見えづらくて」という理由だったようです。
しかし、小村の興奮はとうとう耐えきれなくなって「俺のことはいいんだ!」と教科書を彼女の机に寄せ始めました。
これで、ようやく適切な距離を保てた彼は思いました。
「眼鏡なしで距離感、つかめなくなってるのかな…?」
「それとも気にしない人なのか…」
「何にせよ、心臓に悪い」
しかし、相変わらず距離は近いので、まだドキドキは収まりません。
それから「あの教科書、家宝にしよう…」と心に誓うのでした。
小村くんの思い
それから小村はふと思います。
今日は、確かに距離感は近かったけど、それとは別の意味で、三重さんと近づけた気がする。
「眼鏡を忘れるのもいつもの事らしいから、俺の事は記憶に残らないのかもしれないけど…」
「こうやってちょっとずつ近づけていけたらそれでいい」
そう思っていると、彼女はふいに彼の方へ顔をぐいっと近づけていました。
それから彼女は言います。
「ところで誰だろ?」
「よく見えなくて…」
それから彼は「こ、小村です」とポカンとした顔で答えます。
彼女は「そっか小村君か、隣の席だし、そっか」と納得しました。
それから彼女は言いました。
「じゃ、改めて」
「ありがとね、小村君」
2人の関係は、こうして始まっていくのでした…!!
~ 好きな子が眼鏡を忘れた 2話に続く!~
好きな子がめがねを忘れた 1話の感想
~好きな子がめがねを忘れた の感想~
初々しくて、全く擦れていない恋愛漫画も、いいものです。
この漫画では、小村君の片思いなのが、面白いのではないでしょうか?
ヒロインの三重さんは天然で、恋愛感情などもまったく意図していないのです。
そんな天然の彼女に、小村君がどうやって振り回されて行くのかが見どころだと思います。
三重さんの天然すぎる可愛い仕草と、なかなか気持ちが伝えられない小村君のもどかしさも、人気の理由だと思いました!