妊娠したら死にたくなった -1巻の各話ネタバレと無料試し読み

妊娠したら死にたくなった

妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」のネタバレを紹介しています!

妊娠したら死にたくなった あらすじ

~「妊娠したら死にたくなった」のあらすじ~

「妊娠」

それは男女の愛のカタチであり、誰もが望む、幸せなことです。

ところが、それは本当に自分にとっての幸せなのでしょうか…?

「赤ちゃんが出来て幸せ!」そう言い聞かせても、心の中は悲しさや不安が押し寄せる毎日。

これは、そんな「産褥期精神病」を患った、作者の橘ちなつ先生自身の実体験を元にした、家族の物語なのです…。

産褥期精神病とは?

より漫画を理解するためにサブタイトルにある、

「産褥期精神病」について、

簡単に触れておきたいと思います。

ちなみに、産褥期は「さんじょくき」と読みます。(私もこの漫画で知りました。)

これはそもそも、いったいどんな病気なのでしょうか?

ウェブで探すと以下の通りでした。

産褥期精神病

出産後、数週間経過した後に突如発症する。

新生児に対する妄想や不安を訴え、幻聴、幻覚、幻視、興奮、錯乱などをきたす。

自殺は少ないが、殺児念慮を持つ事がある。

引用元https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E7%94%A3%E8%A4%A5%E6%9C%9F%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%9A%9C%E5%AE%B3|脳科学辞典

という、かなり珍しく、恐ろしい症状というのが分かります。

漫画では、この辛さが描かれているので、読んでいると、苦痛が伝わってくるようでした…。

妊娠したら死にたくなった 各話のネタバレ

「妊娠したら死にたくなった」の各話毎のネタバレをご紹介していきます。

妊娠したら死にたくなった 1話 ネタバレ

~妊娠したら死にたくなった 1話 ネタバレ~

千夏にとって、「妊娠出産」することは、特別なことでした。

「自分のお腹に赤ちゃんがいるのって、どんな感覚なんだろう?」

「蹴られたら、どんな感じなんだろう?」

そんな風に考えながら、その日が来るのをずっと楽しみにしていました。

そして、大人になり、千夏はまさに「妊娠」することが出来たのです。

愛する男性との間に出来た、新たな命。

千夏は、この命の芽生えを誰よりも喜び、嬉しく思いました。

「たとえ赤ちゃんの子育てが大変でも、きっと笑顔でいられる。」

「そして、今よりもっと、幸せでにぎやかな日々にになる」

そう信じて、疑う事はなかったのですが…。

ところが、産後から2か月経った現在。

千夏は病院のベッドの上で、手足を拘束されていました。

千夏は意味が分からず混乱し、泣き叫ぶと、医者が現れました。

しかし、特に説明もないまま、鎮静剤を飲まされ、眠らされてしまいます。

この時、千夏は憧れていた「母親」になっていました。

それなのに、幸せとは全く違う、異様な空間にいる自分。

一体なぜこうなってしまったのか…。

そこで、このお話は1年と3か月前にさかのぼるのです。

それは、旦那の涼太と、結婚して4年目の時でした。

涼太とは仲睦まじく、一緒にいて安心できる男性でした。

そんなある日、31歳になる千夏は、「そろそろ赤ちゃんが欲しい」と相談しました。

千夏の言葉に、涼太も「よし、つくろうか子供」と、決意をするのです。

しかし、涼太には、ある「心配」があったのでした…。

実は、千夏は、以前の仕事が原因で、軽度の抑うつ状態と診断されていたのです。

その為、抗不安薬を飲んでいたのですが、それにはデメリットがありました。

それは「断薬(薬を辞める事)が難しい」という事です。

なので、千夏は数年ほど、抗不安剤を手放す事が出来なかったのです。

涼太も、それだけが心配でした。

しかし、やがてちなつは克服に成功し、断薬を成し遂げました。

そのタイミングで、涼太も子供を作る事に同意したのでした。

ところが、2人に待ち受けていたのは、長く辛い道だったのです…。

妊娠したら死にたくなった 1話の感想

作者自身の、赤ちゃんへの温かい思いが描かれています。

しかし、それなのになぜ、出産後にベッドに拘束されなければならないのか…。

1話では、その経緯が少しずつ明らかになっていく、という導入編となっています。

妊娠したら死にたくなった 2話 ネタバレ

~妊娠したら死にたくなった 2話 ネタバレ~

こうして、千夏の中に、ひとつの命が宿りました。

しかし、妊娠してから数週間、千夏は「つわり」に悩まされ続けます。

満足に食事も出来ず「これほど、しんどいとは…」とため息をつきます。

でも、赤ちゃんのエコーを見るたびに励まされ、活力を得ながら頑張るのです。

ところが…。

千夏のつわりは、なんと6か月経っても、終わる気配がありませんでした。

その間、食事も全くのどを通らず、体重は見る見るうちに減り、もはや衰弱状態でした。

「あんなに望んだ赤ちゃんなのに…」

「それなのにつらい…」

ある日、千夏は耐えきれなくなり、涼太に打ち明けました。

すると、涼太は「明日からは大病院に行こう」と提案してくれるのでした。

その大病院は、今までの産科医とは違い、設備も万全でした。

お医者さんや看護師さんも親切で温かみがあり、安心できる環境だったのです。

こうして千夏は、適切な処置を受け、入院してから2週間後には、回復を見せ始めます。

やがては、苦労した固形物も、えずく事なく食べられるようになったのです。

それから順調に退院し、「やっと人並みの妊婦生活が送れる…」と、思うのでした。

しかし、苦難の道は、まだまだこれからだったのです…。

妊娠したら死にたくなった 2話の感想

~2話の感想~

文章にするとあっさりしたものですが、つわりのシーンは、本当に辛そう

でした。

それだけに、食事が食べられるようになった時は、私も感動しました。

ちなつ先生も作中では「この時に食べた味は、きっと一生忘れない」と振り返っています。

ふだんは何気ない食事ですが、実はとても幸せなことだったのですね…。

しかし、3話からもまだまだ切ない事件が起こるので、引き続きご紹介します。

妊娠したら死にたくなった 3話 ネタバレ

~3話 ネタバレ~

半年に及ぶつわりを終え、晴れて退院した千夏。

それからはすっかり元気になり、妊娠も8ヶ月目を迎えました。

今日はお母さんと一緒に、赤ちゃん用品を買いに出かけます。

千夏のお母さんは、優しく強く、千夏に愛情を注ぎながら育てる、立派な人でした。

なので千夏も、お母さんが大好きで、私も、母のようなお母さんになりたい」とずっと思っていたのです。

しかし、そう思っているはずなのに、心と体は、まったく違う反応を見せるのです…。

ある日、千夏は家でテレビを見ていて、ふと、出産予定日の事を考えます。

「出産予定日は8月12日…」

「その頃には生産期に入っているんだなぁ…」

そう考えていると、なぜか千夏は涙を流してしまいました。

「悲しくないのに、なんで…?」

しかも、心はザワザワとして、気持ちが不安定なのです。

そして、その異変は、しばらく続くことになります…。

最初は気にしなかったけれど、翌日も、その次の日も、不安な気持ちが続く…。

いつしか涼太の前でも、涙を流し、不安の表情を見せました。

そんな千夏の異常を知った涼太は、「どうしたんだ!?」と慌てて駆け寄ります。

さらに、千夏の足はガクガクと震えだし、呼吸も荒くなっていきます。

「怖いよ…。怖い、助けて…。」

しかし、その原因や理由も不明で、本人もただただ何かに怯えているだけでした。

そこで涼太は、千夏をひとまず安心できる実家に預けることにしたのですが…。

「私ひとりの体に戻して…」

「私の中からもう出て行って!」

実家に戻った千夏は、自分でも信じられない言葉を発している事に気が付きました。

それだけでなく、発作のように突然泣き出したり体が勝手に動くなど、様々な異変が続きます。

これには家族全員が心配し、明日は再び大病院に連れていく事になりました。

以前、その大病院では、つわりも治してくれたので、今回もきっと何とかしてくれるはず。

ところが、病院に行く日の晩、突然千夏は家から飛び出してしまいます。

すると、運悪く目の前にトラックが走ってきて…!?

妊娠したら死にたくなった 3話の感想

~3話の感想~

妊娠とは、誰もが受け入れられるとは限らないのですね。

逆に、妊娠や出産に対し、恐さを感じない方が不思議ともいえます。

その恐怖への感じ方の度合いは人それぞれだし、感性が強い人や、敏感な人は、より強い恐怖を感じるかもしれません。

しかし、どうしてこうした症状になってしまうのかはまだ明らかではないのですが、いずれハッキリするのでしょうか…?

いずれにしても、千夏の安否が気になります!

続いて、4話を見ていきたいと思います。

妊娠したら死にたくなった 4話 ネタバレ

~妊娠したら死にたくなった 4話 ネタバレ~

無意識的に体が動き出し、家を飛び出した千夏。

そこにはトラックが近づいてきて、千夏はひかれかけます。

しかし、駆けつけた涼太が慌ててかばい、何とか無事で済んだのですが…。

千夏の症状は思ったよりも深刻だと判断した涼太は、すぐさま病院へ向かう事にしました。

「どうか助けて下さい…」とすがる思いで頼み込む千夏。

先生は「(過去に患った抑うつ状態が、強いノイローゼとして、再発している可能性が高い…)」と判断します。

そこで、先生はある提案をします。

「じゃあ、もう産んじゃおうか!この週数なら、大丈夫だから」

明るくきっぱりとした先生のこの言葉に、全員が救われました。

本来は出産予定日よりも、1か月ほど早いのですが、今入院すれば安心で安全が約束されています。

この優しい先生の対応により、千夏は出産の日まで入院することになったのです。

「産んだらきっと、元に戻る」

皆はそう信じ、千夏も出産の決意を固めていくのでした…。

こうして出産の日を控えた前日。

千夏は、自分の子供へ、「ママとしてちゃんと頑張るから」と、胸中の思いを語りました。

そして、ついに、元気で立派な男の子が誕生したのです…!!

第一子は「」と名付けられました。

たくさんの世界に隔たりなく、その可能性を広げて欲しいという願いが込められていました。

この赤ちゃんの誕生に、涼太も千夏も、幸せでいっぱいです。

これで、千夏の病状も収まり、やっと一段落をしました。

しかし、翼を抱く千夏の体はカクカクと、再び体の震えが止まらなくなってしまい…!?

妊娠したら死にたくなった 4話の感想

~4話の感想~

一難去ってまた一難というところです。

やっと幸せなシーンが見れたと思ったら、再び不穏な流れになります。

どうして、彼女だけがこんな苦しみを味わわなければならないのか…。

今後の千夏の運命が、非常に気になります。

妊娠したら死にたくなった 5話以降のネタバレ!

とりあえず1巻の4話までのネタバレはおしまいです。

気になる5~8話も、あらすじだけサクっとご紹介していきたいと思います!

妊娠したら死にたくなった 5話 ネタバレ

妊娠中、精神が不安定になり、ノイローゼ状態となった千夏。

しかし、出産することで、元気を取り戻したかに見えました。

ところが、産後2日目でまた再発してしまうのです。

もちろん、薬による抑制は可能です。

ですが、薬を服用すれば母体に悪影響を及ぼし、「母乳で育てられない」という大きなデメリットが生じます。

千夏にとって、愛情を注いで育てたい気持ちはとても強いものでした。

薬を使って自分を守るのか、使わずに赤ちゃんを母乳で育てるのか…。

苦渋の選択の末、千夏の下した決断とは…!?

妊娠したら死にたくなった⇒5話ネタバレ

妊娠したら死にたくなった 6話 ネタバレ

千夏は、今までは「普通」の人間だと思っていました。

五体満足だし、心も体も健康で、世間に溶け込んで暮らしている…はずでした。

しかし、そんな自分が今は精神科閉鎖病棟に隔離されているのです。

「死にたい!!」「殺して!!」

と、今までは想像もつかない言葉を泣き叫ぶ日々。

そして、千夏の心は日に日に壊れていってしまい…!?

妊娠したら死にたくなった 7話 ネタバレ

精神病棟では、目が覚めるたびに、談話室からテレビの音が聞こえるのでした。

特に千夏を苦しめたのが、目覚めるたびに流れる、朝の連続ドラマの主題歌でした。

その明るい歌は、千夏にとっての害でしかなかったのです。

それから体の自由が利くうちに、千夏は「あるもの」を取り出します。

それは検査用のエプロンでした。

千夏はそのエプロンをこっそりと持ち、トイレに入ります。

そして、それを自分の首に巻き付け、自殺を図ろうとしたのですが…!?

妊娠したら死にたくなった 8話 ネタバレ

千夏の変貌に、誰よりも驚いたのは夫の涼太でした。

千夏は強力な鎮静剤を投与されるほどに、状態が悪化していたのです。

ただ、その薬のおかげで、千夏は暴れだしたり、興奮する事はなくなったのは事実です。

しかし、それには強い副作用もあったのです。

その結果、千夏の思考能力は格段に衰え、もはや廃人の一歩手前まできていたのです…。

妊娠したら死にたくなった 結末は?

現時点では、まだまだ結末は明らかではありません。(分かり次第更新します)

ハッピーエンドにはなってほしいのですが、千夏の様子を見ると、どうなるかが全く分かりません。

妊娠し、出産する事が幸せだったはずなのに、何故不幸になってしまうのか…。

これをどう結論づけ、どういう人生を歩んでいくのか、最後まで見届けたいと思います。