漫画「生者の行進」の1巻を無料でネタバレ (1話~6話)

生者の行進

漫画「生者の行進」の1巻のネタバレをしていきます。」

 

また、生者の行進の感想や結末、さらには無料で読む方法もご紹介しています!

生者の行進 あらすじ

「生者の行進」のあらすじや登場人物をを紹介していきます。

第1巻から見ていきましょう!

 

生者の行進 ストーリー

この漫画は、「霊」が見える主人公が、悪霊に憑かれた女の子を救いだすというストーリーです。

 

しかし、主人公はあくまで「霊が見えるだけ」で、除霊する力もありません。

それに、元いじめられっ子だし、性格も暗い方です。

 

けれど、女の子を助け出したい一心で、奮闘し、尽力していくのです。

 

そして、色んな人から力を借りながら、成長し、解決の糸口を少しずつ探っていきます。

 

ただのホラーではなく、推理的なサスペンス要素も強く、いったいどんな結末になるのか、目が離せない展開となっています。

 

ちなみに完結作品で全3巻です。

生者の行進 登場人物

1巻の登場人物(主要キャラクター)を紹介していきます。

 

吉川 泪

本作の主人公吉川 泪(よしかわ るい)

15歳の高校生です。

 

ある事がきっかけで「霊」が見えるようになります。

しかし、本人はあまり気にしておらず、誰にも内緒にしていました。

 

また、霊は基本的に無害なので、むしろ「人間の方が怖い」という、少し根暗な性格です。

一見、ひ弱なキャラですが、徐々に主人公らしくなっていきます。

 

高岡まどか

本作のヒロイン、通称まどか。

泪の幼馴染で、同じ高校に通っています。

 

今でこそ、かなりの美少女ですが、昔は性格も怖く、体型も太っていました。

 

また、昔は泪をいじめていたのですが、とある事がきっかけに、好意を抱くようになりました。

 

ところが、ある日突然、醜悪で恐ろしい悪霊に憑りつかれてしまい、命の危機にさらされ続けるのです…!

 

高岡浩二

まどかの兄、高岡浩二(19歳)。

前科ありの不良で、昔は泪をいじめる主犯格でした。

しかし、妹のまどかには優しく、どこか憎めない一面も。

 

東雲亜希

捜査一課の美人刑事、東雲亜希(27歳)。

世の中の犯罪者に対し、並々ならぬ執念を燃やしています。

 

「話せば分かるタイプ」で、利害が一致すれば強力な味方となってくれます。

クール系で、頭の回転も速いですが、少しお茶目なところも。

 

神原省吾

関西弁が特徴な、高校一年生の強力な除霊師、神原省吾(16歳)。

人の命よりも、お金を優先するヒドイ奴です。

しかし、キチンと「お金」を払えば、それに見合った仕事をこなします。

また、お金に執着するには、とある理由があるようで…?

 

生者の行進 ネタバレ

生者の行進のネタバレをしていきます!

今回は1巻の全話(1~6話まで)です。

 

生者の行進

 

生者の行進 1話 「死の足音」

~生者の行進 第1話 ネタバレ~

泪には、幼くて可愛い、大事な弟・トモキがいました。

ところが4年前、交通事故で亡くなってしまったのです。

そのショックが原因からか、その日から泪は「霊が見える人」になったのでした。

 

そんな泪が初めて見た霊は、その「トモキの霊」でした。

それからというもの、トモキの霊はずっと泪の部屋に居座りました。

といっても、決してしゃべる事もなく、ただ座り込むだけで、そこにいるだけの存在でした。

 

また、泪は他の様々な霊も見えるようになりました。

しかし、霊といっても、誰かに攻撃をするわけでもなく、全く無害な存在です。

 

というのも、霊とはただの「残像」のようなもので、本人の死ぬ直前記憶や感情の痕跡のようなものだからです。

 

なので、霊にまつわるトラブルもなく、普通の高校生活を送っていたのですが、そんな平和な日々は突然終焉を迎えるのです。

 

それはある日の事です。

 

泪がコンビニでバイトしていると、女子高生のお客さんがやってきました。

しかし、その女子高生の後ろには、「醜悪で巨大な悪霊」が憑いていました。

 

その悪霊は、腐臭を放ち、巨大な唇を持った太った汚い大男といった見た目でした。

 

しかも、今までの無害な霊とは全く違い、明らかな「狂気」を感じたのです。

 

これには泪も、初めは驚きましたが、やがて冷静さを取り戻します。

泪には、霊を見ることは出来ても、除霊する力はないのです。

 

だから、霊に触れる事すらできず、本当にただ見る事しかできないので、どうしようもないのです。

 

なので結局、泪は「まぁ、僕には関係ないし…」無視を決め込むのでした…。

 

ところがその翌日。

 

泪は、とある女子高生がめった刺しに惨殺されたという事件を知ります。

 

詳しく調べると、あの「悪霊」が憑りついていた女子高生だったのです。

しかも殺害現場は、泪のバイト先の近く。

 

すると、店長から急にメールが来て、「今日は早めにバイトに来てくれ」との事。

泪はそれに従い、バイト先に向かうのでした。

 

すると、バイト先には、女刑事・東雲亜希が来ていました。

亜希は、事件発生前に、被害者が立ち寄った店として、事情聴取をする為にやってきたのです。

 

そして、亜希は被害者の写真を取り出し、あれこれと質問をします。

しかし、その時、泪はある違和感を覚えます。

 

もし、霊の仕業だったら、「呪い」や、「事故死」になるはず…。

でも、「めった刺し」なら、「犯人は人間」なのでは?

 

それを確認するため、泪は「事故ではなく、本当に殺されたんですか?」と質問します。

しかし、その結果、亜希に少し怪しまれる形となり、深くは聞くことは出来ませんでした。

 

その後、事情聴取は終わり、亜希たちは去っていきます。

それと入れ替わりに、幼馴染のまどかがやってきました。

 

それを見た泪は、驚き、青ざめます。

なんと、まどかの後ろには、あの醜悪な悪霊が憑りついていたのです!

 

「なんで…まどかの後ろに…!?」

いたましい事件が起こった直後という事もあり、泪は危機感を覚えました。

 

そして、まどかを見捨てるわけにはいかないと、泪は出来る限りの安全策を考えます。

 

なるべく家族と一緒にいるようアドバイスし、後から自分も家に向かうと言います。

 

「ウチに来るの?めっちゃ久しぶりじゃん!」とまどかは喜びます。

 

しかし、泪は真剣に心配したつもりだったのですが、ふと我に返ると、女子の家に行くことを少し意識してしまうのでした…。

 

そして、泪はそわそわしながらも、約束通りまどかの部屋に訪れます。

最初は遠回しに霊の存在を伝えようとしますが、まどかは「早く話して!」と促します。

 

そして泪は、まどかに「自分には霊が見える事」と「まどかには悪霊が付いている」ことを告げました。

 

もちろん、初めは泪の話を笑い、信じなかったまどか。

 

しかし、壁に貼られたまどか達のバーベキューの写真を見て、泪はこう尋ねます。

 

「このメガネの子、今生きてる?」

 

その言葉に、まどかはゾクっと恐怖を覚えます。

実は、そのメガネの子は生きているのですが、お父さんが海で溺れて亡くなったからでした。

 

「きっとお父さんが身代わりになったんだろうな…」

 

こうして、まどかは泪の話を信じ、体を震わせ怯え始めます。

自分の後ろに霊がいる事実を知り、恐怖でいっぱいになってしまうのです。

 

「私どうなるの!?呪い殺されちゃうの?」

 

そい言いながら、泪に抱き着くまどか。

 

しかし、泪にとっても初めてな事なので、打開策はまだありません。

それよりも、泪が気にしていたのは、まどかの兄、「浩二」の存在でした。

 

昔、浩二にいじめられたトラウマを植え付けられた泪は、いまだに恐怖心を持っていたのです。

すると案の定、浩二が不意に現れ、泪を小バカにし始めてきました。

 

それもあって、泪はいったん出直す事にしました。

そして帰り際に、翌日また会う約束を交わすのでした…。

 

生者の行進 2話 「カウントダウン」

~生者の行進 第2話 ネタバレ~

 

翌日、泪とまどかは、喫茶店で作戦会議を開きます。

その時に泪は、自分が気づいたことを話し始めます。

 

それは、悪霊が「カウントダウン」を行っている事でした。

殺害された女子高生と会った時に、悪霊は「イヂ・・・」と言っていて、恐らくそれは数字の「1」。

 

実際に、その翌日に女子高生は殺されています。

さらに泪は続けます。

 

昨日まどかと会った時、悪霊は「ナナ」と言っていました。

そして今、悪霊は「ロク」と言っています。

 

つまり、1日単位でカウントダウンし、恐らく6日後に最悪の出来事が起こる、と推理したのです。

それを聞いたまどかは取り乱しますが、泪は至って冷静に話を続けます。

 

「とにかく6日の猶予はあるから、出来る限りの事をしよう」

こうして2人は一度解散することにしました。

 

泪は、まどかに家で休むよう言い、自分は「ちょっと行きたいところがある」と言い残し、去っていくのでした。

 

泪が1人で向かったのは「女子高生の殺害現場」でした。

泪は、最初に殺された女子高生の霊から、情報を得ようとしたのです。

 

そして泪は、女子高生の霊を見つけ出し、こう尋ねます。

 

「君は、どうやって殺されたの?」

 

すると、女子高生の霊は豹変し、泣き叫び始めました。

そして、泪の目の前で、「惨殺のシーン」が再現されていくのでした。

 

泪は、その惨劇を目の当たりにし、恐怖におののきます。

あまりの残虐さに、「想像していた以上に最悪だった…」と、涙を流しながら嘔吐するのでした。

 

そして、その泪の背後には、以前、事情聴取をしに来た女刑事・亜希の姿がありました。

実は亜希は少し前から泪を監視していて、泪を尾行していたのです。

 

泪が殺害現場に来たことで「もしや彼が犯人なのか?」とチラりと思った亜希。

ところが、泪の異様な様子を見て、「彼は一体、何を見ているんだ!?」と、いぶかしげに思うのでした…。

 

生者の行進 3話 「取引」

~生者の行進 第3話 ネタバレ~

 

事故現場から引き返した泪は、公園のベンチに腰を下ろしました。

先ほどの女子高生の壮絶な最期を見て、気分が沈んでしまったのです。

 

そんな泪のそばへ、1人の女性が近寄ってきました。

その女性は、泪の一部始終を見ていた女刑事・亜希でした。

 

「吉川泪くん」

「例の事件の事で、もう一度話を聞きたいんだが。」

 

亜希はこう切り出し、泪をファミレスへと同行させます。

あくまで仕事上の取り調べなどではなく、「個人的な興味での捜査」との事。

 

それから亜希は、単刀直入に言います。

 

「あの事故現場で、君は一体何を見ていた?」

 

しかし、泪は質問に答えず、「(この人を信用していいのだろうか…?)」と疑います。

そんな泪のそぶりをみた亜希は、事件についての情報を話し始めました。

 

亜希は、この一連の事件の被害者は、すでに4~5名いる可能性がある事を告げます。

 

さらに、「私は”どんな手を使ってでも”、この事件の犯人を捕まえたい」と、並々ならぬ執念を打ち明けました。

普通なら言わない事ですが、事件解決したいという一心で、手の内を明かすのでした。

 

それを聞いた泪も、正直に霊の存在を打ち明ける事にしました。

 

「信じてもらえないかもしれませんが、僕には死んだ人間の霊が見えるんです。」

 

泪は霊が見える証拠について話を始めました。

実は、亜希の後ろにはずっと女性の霊がいて、泪はそれに気づいていたのです。

 

その亜希の霊について、つらつらと特徴を述べる泪。

すると、徐々に亜希の顔は青ざめていきます。

 

その霊は、死んだはずの亜希の姉と特徴が全て一致していたのです。

亜希は「(どうして、自分しか知らない姉の事を…?)」と驚きを隠せませんでした。

 

こうして、お互いの手の内を明かした泪と亜希。

亜希は、泪の話を信用し、霊が見える事を認めます。

 

また、泪が事件を解決しようと必死になっている姿を見て協力する事を決めました。

泪にとっても、心強い味方が付き、こうして取引が成立したのでした。

 

生者の行進 4話 「同類」

~生者の行進 第4話 ネタバレ~

 

タイムリミットまであと5日。

泪は、亜希とまどかと、3人で会う約束をしました。

 

まどかの家に集合する予定なのですが、亜希が来るまで時間が余りました。

そこで、「ただ待っているだけじゃ、時間がもったいない」と、泪はまどかをある場所へと連れていくのです。

 

その場所とは、お寺でした。

 

そのお寺は、泪の家が檀家をしているところで、心霊相談をしているのです。

しかし、泪はあまり期待はしていませんでした。

 

というのも、住職は霊感がないので、除霊も効果がなさそうだったからです。

なので、「やっぱり無駄足だった」と、泪たちは引き返そうとします。

 

しかしお寺には、住職とは別の、本物の除霊師が存在していたのです。

それに気づいた泪はお寺に戻ろうとしますが、向こうの方からやってきて、声をかけてきました。

 

その除霊師は、泪たちと同じ、高校生の青年だったのです…!

 

生者の行進 5話 「期待はずれ」

~生者の行進 第5話 ネタバレ~

 

高校生の除霊師は「神原省吾」と名乗りました。

関西弁を使い、かなり馴れ馴れしい性格をしています。

 

しかし、実力は本物のようで、まどかに憑りついた悪霊が見える人間でした。

そしてお互い自己紹介を終えると、泪はさっそく本題を切り出します。

 

「この霊の正体を突き止めて、除霊する方法を探している。」

 

すると、省吾は言いました。

 

「ええで。助けてやっても」

 

しかし、続けてこういいます。

「手付金5万」

「成功報酬5万。」

「合計10万用意してくれたならな。」

 

これはただの冗談ではなく、お金がなければ全く相手にする気はないようでした。

 

「金で買える命なんやったら、もっと必至こいてかき集めなアカンやろ」

 

そんな省吾の態度に、「(コイツ人間のクズだ…)」と呆れる泪。

気分を害した2人は、省吾に頼むのを諦め、その場から立ち去り、まどかの家に戻るのでした。

 

そして、最初の約束通り、まどかの家に亜希がやってきて、3人での初の顔合わせをします。

亜希がまどかと接触する理由は、2つありました。

 

1つは、まどか達の交友関係の中に、殺人事件の犯人がいないか調査する事。

もう1つは、まどかの身の安全を確保する事。

 

ちなみに、亜希は「家庭教師」に扮装して、今後もまどかの家に通う事になっています。

 

その間だけ、まどかの身を守ることが出来ますが、その時間は少ないです。

そこで亜希は、一人でも身が守れるようにと、まどかに簡単な護身術を教え、今回はとりあえず解散。

 

まどかは泪や亜希に心配されながらも、「私も出来るだけ、自分で頑張る!」と決意。

 

それに、兄の浩二も「なんかあったら、ちゃんと俺に言えよ!」と気にかけてくれているのでした。

こうしてまどかは、「今日はちゃんと寝よう!」と、布団に入るのでした。

 

というのも、実はまどかは、毎晩、悪霊の夢を見続けていて、眠れぬ夜を過ごしていました。

でも、みんな心配してくれるし、「大丈夫、負けないんだから…」と、決意を新たにして、眠りにつきます。

 

すると、再び悪霊が夢に出てきて、まどかに襲い掛かってきました。

今回は、まどかは武器を手に立ち向い、怖がりながらも戦います。

 

しかし、悪霊の方が何倍も強く、あっという間にまどかは返り討ちされました。

そこでようやく目が覚めるのですが、結局眠る事は出来ず、まどかは精神的にも衰弱していくのです…。

 

生者の行進 6話 「除霊」

~生者の行進 第6話 ネタバレ~

 

まどかは寝ても覚めても、悪霊に怯える日々でした。

タイムリミットも刻々と過ぎ、残すところ4日目です。

 

「私、もう限界かも…」

 

力なく、ボーっとしながら、まどかは言います。

すると見かねた泪は、「分かった。行こう。」と、まどかを学校から連れ出します。

 

そして、向かった先は、除霊師「神原省吾」の通う高校でした。

 

そして、神原は言います。

 

「やっぱり来ると思ってたわ」

「とりあえず俺んち行こか」

 

省吾はあっけらかんと言い、3人は省吾の家に向かいます。

 

もちろん、お金がなければ門前払いされます。

そこで、泪は「20万円」を省吾に突きつけました。

 

「これで今すぐ除霊を頼みたい」

 

泪は、まどかを助けたい一心で、大金をもって省吾に助けを求めたのでした。

 

すると省吾は「ええで!」とあっさり了承。

「ほなすぐ始めよか♪」と、除霊を始めようとしますが、除霊の前に、省吾は「注意事項」を伝えます。

 

そもそも、まどかに憑りついた悪霊は「生き霊」なので、「供養することが出来ない」のです。

 

生き霊とは、生きた人間の強い信念や、執着心から生まれるものです。

なので、一時的に除霊は出来ても、「生き霊の本体」が消えない限り、再び憑りつくというのです。

 

それは泪も分かっているのですが、「少しでもまどかを休ませてやりたい」という願いから、除霊を頼んだのでした。

 

納得した省吾は「分かった。ほんなら仕事するわ」と腕まくりをします。

泪は霊に触る事は出来ないのですが、省吾は霊に触ることが出来るのです。

 

すると、省吾は、悪霊の体内へ腕を突っ込み、力ずくで引っぺがします。

 

こうしてあっという間に除霊が完了し、「早っ」と驚く泪たち。

 

そして「また出てきたら、連絡しいや。何度でも消したるわ」と、気さくに言う省吾。

 

さらに省吾は続けます。

 

「ついでに”そっちのちっこいの”も消したろか?」

「それも”生き霊”やで」

 

省吾の言葉に「ドキッ」とする泪。

泪のそばには、亡くなった弟・トモキの霊が近くにいました。

 

泪は今まで、これを「トモキ自身の霊」だと思っていました。

しかし、これは死んだトモキの霊などではなく、泪自身が生み出した「生き霊」という事が明らかになったです…。

 

生者の行進 1巻の結末

1巻の結末としては、まだまだ謎が多い段階です。

 

まどかに憑りついた悪霊の正体は何なのか?

なぜ、まどかに憑りついたのか?

そして、最後に明かされた泪自身の生き霊とは?

 

などなど、続きが気になるところです。

それと、今回はネタバレをする上で、割愛した部分も多いです。

 

だいたいの流れや内容が分かるように書いた(はず)なので、その点は大丈夫だと思います。

 

しかしながら、割愛した部分が気になる方は、ぜひ1巻を読んでいただければと思います!

 

生者の行進 2巻はどうなる!?

2巻には7話~15話が収録されています。

気になるのが2巻の展開!

 

というわけで、2巻に収録されている7話も少しだけネタバレしていきます!

生者の行進 7話 「終わらない悪夢」

省吾は、トモキが生き霊だと告げました。

これは、泪自身も全く知らず、この時初めて知ったのです。

 

「そうか…そういう事か…」

 

今までトモキが何もしゃべらなかったのも、泪自身が生み出した霊だったからなのでした。

 

一方、今日も家庭教師に扮した亜希と、再び集合することになっています。

 

除霊を終えたまどかと泪は、再び3人でまどかの警護につきます。

 

日中は、兄の友達である「水戸 則夫」という怪しい男が来ますが、それ以外は特に何事もなく過ぎていきます。

 

ところがその晩。

 

まどかの枕元には、再び悪霊がやってくるのです。

しかし、その悪霊は今までのとは全く違うカタチの悪霊だったのですが…!?

 

生者の行進の感想

というわけで、2巻も謎が謎を呼ぶ展開となっています。

 

ちなみに全3巻23話完結なので、助長的な部分はなく、作中のギミックがすべてが繋がっています。

 

「これは、こういう事だったのか!」と納得できるし、ラストまでにはすべての伏線も回収されています。

 

全体的に話がまとまっていて、3巻という少ない話数ながら、起承転結がキッチリと守られている、高品質な漫画でした。

 

ホラー要素ありのサスペンス・ミステリー漫画なので、読みごたえもあってオススメです!

作者:みつちよ丸 先生

みつちよ丸先生の描く「生者の行進」は、育児をされながら、執筆されたそうです。

 

そして、2016年に少年ジャンプルーキーの連載グランプリにて、「生者の行進」がグランプリ受賞し、連載が決まりました。

 

元々は会社員としてメーカーに勤められていたようですが、「物は試し」と、応募したことが漫画家デビューのきっかけとなっています。

 

みつちよ丸先生のインスタグラムより。

漫画家になるには、たしかに難しいし、才能も必要かもしれません。

でも、やはりどんな状況でも「描きたい!」と思った事を形にするという「行動力」こそが大切なんだな、と思えます。

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