麻生海(あそうかい)先生の描く漫画「の、ような」。
今回は3話ネタバレを紹介しています!
「の、ような」⇒1話ネタバレはコチラ!
の、ような 1話 ネタバレ【アラサー女性と彼氏と子供】
の、ような 3話のあらすじ
ある日突然、彼氏が連れてきた親戚の2人の男の子の兄弟。
彼らは両親を亡くした孤児で、引き取り手がいなかったという事情がありました。
その理由を聞いて、希南帆は放っておくわけにはいきませんでした。
そこで希南帆は子供たちを自宅で引き受け、全員で協力しながらの共同生活が始まっていきます。
その生活は、大変なこともあるけれど、どこか穏やかで、幸せがありました。
血は繋がっていないけれど「家族の在り方」がここにはあるのでした…!
の、ような 3話のネタバレ
~の、ような、3話のネタバレ~
子供たちは、年齢の割には大人びていて、今の生活を普通に楽しんでいました。
一方、希南帆も独身だけど、子供たちの面倒を見るなど、すっかりお母さんのようになっていました。
そして今日は、春陽(下の子)の散髪に初チャレンジです!
元々春陽は女の子のような顔立ちなのですが、前髪をぱっつんと切る事によって、より女の子っぽくなってしまいました。
さらに、知人男性(彼氏の弟の友人)を家に招き、子供服を譲ってもらうことになりました。
その知人の子供は女の子なのですが、男の子でも着れそうな服を持ってきてくれました。
しかし、春陽は女の子の服にも興味を持ち、「僕着てみたい!」とスカートを履いたりします。
希南帆は、その様子を見て少し考えますが、「当人が楽しそうなら…」と、止めることはしませんでした。
一方、春陽はノリノリになって「カワイイ!」とか「似合う!」という言葉を貰って上機嫌になっていきます。
希南帆から見ても、確かにそれはその通りで、春陽の素直さも相まって「カワイイ」ものでした。
しかし、そんな風に楽しんでいると、兄の冬真くんがやってきてしまい…!?
女の子のような弟を見て…!?
冬真は、なぜ弟が女の子の服を着ているか、若干疑問でした。
しかし、春陽は「お兄ちゃん!僕カワイイ?」と無邪気に質問してきます。
冬真は真面目なので、兄として注意すべきか、それとも似合うというべきか色々と悩ませました。
そして、客観的に判断した結果、「…まぁ、似合ってる」とだけ言いました。
それから春陽は着替えた後、冬真と一緒に外に遊び行くのでした。
その様子を見て、知人は希南帆を言いました。
「お兄ちゃんの方も、いい子みたいですね」
「春陽君が女の子の服を着てて、びっくりしてたみたいだけど」
「”そういうのやめろ!”とか言わなかったし」
それを聞いて、希南帆もそう思いました。
また、もし春陽がそのまま成長して「女の子の服が好き」になったら、その時は理解してあげようと思うのでした。
「どんな生き方を選ぶにせよ、まず否定からはやめよう」
それから知人と「子育て」の話や、それぞれの今の生き方の話をしつつ、今日も時間は過ぎていくのでした…。
春陽君のお母さん
それから希南帆は日課となった、春陽の幼稚園までの送り迎えを続けていました。
希南帆はすっかり「春陽(ハル)くんのお母さん」と定着していました。
もちろん、本当は親ではないのですが、希南帆はあえて訂正はしませんでした。
もし、下手に訂正すれば、いじめや風評などのきっかけになるかもしれないからです。
その帰り道、希南帆はシングルマザーの「陸くんのお母さん」とバッタリ会い、間話をしながら歩きました。
「そういや、送り迎えでお母さん方と話す事ってあまりなかったな…」
「他の家族との交流も少し取れた方がいいのかな…」
帰宅後、希南帆はそんな風に考えながら、仕事や家事に取り組みます。
しかし、そうこうしている間に、すぐにまた迎えの時間がやってくるのでした。
希南帆はお母さんじゃない?
ところが、希南帆は昼寝をしたまま、うっかり寝過ごし、迎えの時間を過ぎていました。
なので、幼稚園からの催促の電話で目を覚まし、慌てて迎えに行く準備をします。
一方、春陽はそれまでの時間を、居残りの子達と過ごしていました。
その時、春陽は、希南帆が自分の母ではない事を、他の子に「変なの」と指摘されていました。
春陽は「変じゃないよ」と否定すると、他の男子も春陽をかばってくれました。
どうやら彼が「陸くん」で、「うちもお父さんいないけど、変じゃないよな!」と、意気投合するのでした。
しかし、そんな陸君の母の方が一足先に迎えに来て、春陽は1人取り残されることになりました。
その時、春陽は突然寂しさを覚え、悲しい記憶と結びつきました。
それは両親が事故に遭った日のとこです。
幼稚園の先生から、「お母さんは迎えに来れなくなっちゃったの…」、という言葉を聞かされた時の記憶が蘇ったのでした。
そんな風に考えている時に、ようやく希南帆が迎えに来てくれました。
しかし、春陽にいつもの元気はなく、希南帆は「(不安にさせちゃったんだな…。)」と感じました。
そこで、力強く手を握ってあげると、安心したのか、すぐに元気を取り戻す春陽。
そんな春陽を見て、希南帆は、少しでも子供たちに寄り添えっていけるように、決意をまた新たにしていくのでした…!
の、ような 3話の感想
~の、ような 3話の感想~
「の、ような」は1話ごとの流れはゆっくりしているのですが、その中の何気ないセリフやシーンが細かく、そこから何かを発見していく漫画です。
なので、当サイトではなかなか表現しずらいものや、割愛シーンも多いのです。
メッセージ性を押し出すというよりも、読者の感性にゆだねられているという、良書となっています。
なので、この漫画を楽しむためには、実際に読んでみるしかありません!
というわけで、4話はいずれネタバレをするかもしれませんが、とりあえずここまでにさせていただきます!
最後に「の、ような」の無料試し読みの方法も掲載しておきますので、ぜひチェックしてみて下さい!
の、ような⇒4話ネタバレ(更新未定!)