の、ような 1話 ネタバレ【アラサー女性と彼氏と子供】

noyouna

麻生海(あそうかい)先生の描く漫画「の、ような」。

今回は1話ネタバレを紹介しています!

 

の、ような 1話のあらすじ

希夏帆(キナホ)は30歳過ぎの独身女性で、ライター業をしています。

 

希夏帆は、自分でお金を貯めて買ったマンションで、彼氏と暮らしながら、自宅で仕事をする毎日でした。

 

その生活は、あまり変わり映えもなく、平凡といえば平凡…。

 

ところが!

 

ある日、彼氏の愁人が、いきなり2人の子供を連れてきたのです!

 

ちなみに、2人とも男の子で、上は14歳、下は5歳。

 

どうやら、彼らは親戚らしく、子供たちの両親が交通事故で他界したため、行く当てがなくなっていたから連れてきた、との事。

 

また、その少し前に、葬儀の席で集まった身内たちは、誰が子供たちの、面倒を見るのか押しつけ合戦を繰り広げていました。

 

そんな様子を黙って見過ごすことが出来なかった、というのも理由でした。

 

とはいえ、いきなりの事で困ってしまう希夏帆。

 

しかし、愁人は知ってました。

 

希夏帆が「子供を見捨てることは出来ない!」という正義感の持ち主である事を。

 

希夏帆は自分のそんな性格を、愁人に利用されているのが分かり、「私が断れない事を見越してるのがハラたつ…」と内心で思っていました。

 

しかし、「愁人とは長い付き合いで、振り回されているのは慣れている」とも思っていました。

 

こうして腹をくくり始めた希夏帆は、聞きました。

 

「…いつまで預かる気?」

 

愁人はこう答えます。

 

「できれば成人してちゃんと生きていけるまで」

 

まだ結婚もしていない愁人と希夏帆ですが、果たして、この一気に複雑になった家庭をどうやって過ごしていくのでしょうか…!?

 

の、ような 1話のネタバレ

~の、ような、1話のネタバレ~

 

愁人の連れてきた子供によって、生活が激変していく希夏帆。

 

しかし、希夏帆は、子供たちに同情していました。

 

「両親だけじゃなく、生きていく場所も失うなんて…」

「辛いというより、怖いわよね…」

 

愁人はその言葉を聞いて、「そう言ってくれると思った!」と言わんばかりでした。

 

それから、希夏帆は、少しずつ自分の家のルールについて、子供たちに教えていきます。

 

とはいえ、希夏帆は情に厚いのですが、ハッキリしたものの言い方なので、優しいのだか厳しいのだか、分かりにくいところもありました。

 

しかも、お兄ちゃんの冬真は「14歳」というやや面倒くさい時期…。

 

なので、愁人も「年頃の男の子なんだから…」と希夏帆の言い方について心配します。

 

しかし、実は冬真は素直な好青年だったので、希夏帆に対して反発することなどは全くありませんでした。

 

むしろ、冬真は、そんな希夏帆に対して、良くも悪くも「変な大人…」とだけ思っていました。

 

彼氏との結婚は…!

それから、子供たちをお風呂に入れた後、愁人は希夏帆に切り出しました。

 

「そうだ、俺もここに住んだ方がいいよね。」

「今でもほぼ居ついてたけど…」

「それで、あのさ…」

 

その時、すかさず希夏帆は言います。

 

結婚はしないわよ

 

その言葉で、一瞬の沈黙が流れた後、希夏帆は続けます。

 

「ついでみたいに決める事じゃないし」

「タイミングも最低だわね」

 

淡々と語る希夏帆に、愁人は、「…ですよねぇ」と言うしかありませんでした。

 

でも「タイミング見計らってもOKしてくれないクセに…」と、少し皮肉交じり事も言いました。

 

さて、そんなやり取りがあってから、子供たちもお風呂から上がってきました。

 

冬真は律義に「お風呂ありがとうございました」とお礼を言うので、希夏帆も「お!ちゃんとあいさつ出来んの、偉いね」と褒めました。

 

それから、台所の説明、子供の飲みたい物、アレルギーの有無など、あれこれと確認していきます。

 

そんな事を話していると、5歳の春陽が、おもむろに尋ねました。

 

「ねぇ、おじさんとおばさんが」

「新しいお父さんとお母さんなの?」

 

そんな質問に、希夏帆はこう答えるのです…。

 

やっぱり変な大人

希夏帆は言いました。

 

「ちがうよ」

「春陽くんのお父さんとお母さんはもういないけど、代わりはいないよ」

 

希夏帆は子供に対しても嘘偽りもなく、正直に話すのでした。

 

でもその後、こう言うのです。

 

「私たちはお父さん、お母さんじゃないけど、春陽君たちと一緒にいていいかな?」

「これから毎日ご飯したり、お風呂入ったり寝たりするの」

「どうかな?いいかな?」

 

春陽は、「うん、いいよ」と大人しく言うのでした。

 

その返事を聞き「よかった」と言う希夏帆。

 

それから、

「でも、親みたいなこと、ちゃんとできないかも…」

「というかムリだと思うから、それなりに何とかする」

と、希夏帆なりの決意をします。

 

そんな希夏帆を見て真冬は「(やっぱり変な大人)」と思いつつも「お世話になります」と、改めて挨拶するのでした…!

 

の、ような 1話の感想

~の、ような の感想~

 

希夏帆さんはクールだけど、優しさと愛情も兼ね備えた女性です!

 

よく、ハッキリ言うモノを言う人は、結構キツめ人も多いですが、彼女の場合は違いました!

 

ナチュラルで優しいので、言葉にもトゲがなく、単純に良い人だなぁと思います。

 

また、冬真君の言うように、希夏帆さんは子供にも一貫した態度をとり、大人ぶる事もありません。

 

等身大の自分で生きているので、冬真君から見れば「変な大人」に見えるのでしょうね。

 

いわゆる「一般的な大人」ではなく、自分に正直に生きている希夏帆さんは、ある意味、理想的なライフスタイルだと思いました!

 

それでは、次回は2話を紹介していきます!

 

の、ような⇒2話ネタバレ

 

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