【1型】~この赤ちゃん1型糖尿病です~2話 ネタバレ【サッカークラブと藤林の軋轢】

この赤ちゃん糖尿病です

山田圭子先生の描く漫画「1型】~この赤ちゃん1型糖尿病です~」。

今回は2話の内容をご紹介していきます!

 

ネタバレ注意です。

 

1話からのネタバレはコチラ!

【1型】~この赤ちゃん1型糖尿病です~ 2話のあらすじ

田舎から高乃埼小学校に転校してきた主人公の大隈愛。

愛は、一型糖尿病という先天性の病気を患っていました。

 

転校初日に愛は、インスリンの注射をしているところを低学年生に見られてしまいました。

これがきっかけで、クラスで近寄りがたい存在にされ、浮いてしまいます。

 

ある日、愛の注射を見に来た子供がはしゃいで怪我をしてしまいました。

その時、同じクラスの藤林という男子生徒が助けてくれ無事に注射はできました。

 

愛は、病気のことをもっと知ってもらいたいとクラスのみんなに紙芝居を見せようと計画します。

放課後には誰も残ってくれませんでした。

 

しかし、その時も藤林だけが見に来てくれました。

そして前話のラストで藤林も愛と同様に一型糖尿病だとわかりました。

【1型】~この赤ちゃん1型糖尿病です~ 2話 ネタバレ

転校してから半月、愛は紙芝居の次の日からどこか避けられており疎外感を感じていました。

 

「注射を打たなかったら2、3日でコロッと死ぬって聞いたけど」

「病気のことわかってもらえたらみんなが助けてくれて当たり前だと思ってんの?」

 

藤林に言われたセリフが愛の頭をよぎります。

 

グラウンドでは高乃埼JSCというクラブチームがサッカーをしていました。

「がんばれーっ!!」と愛は強く応援します。

 

応援が届いたのか高乃埼JSCは逆転勝ちします。

「サッカー好きなの?」試合の後、愛はチームのキャプテン相模悠也に話しかけられます。

愛は、転校前にサッカーの補欠をしていたから懐かしくて応援したといいます。

 

「うちのクラブに入んない?」と愛は相模に入部を進められます。

愛は病気のことを話します。

 

注射を打ってちゃんとコントロールすれば大丈夫ともいいました。

すると、相模は喜び入団申込書を愛に渡しました。

 

クラブのメンバーと共に帰路についていた愛は藤林とばったり会いました。

すると、険悪なムードが流れます。

 

藤林は受験のためにサッカーのクラブチームを辞めていました。

そのクラブチームが高乃埼JSCだったのです。

 

相模は、藤林に早く帰ってこないとポジション取られるぞと言いました。

藤林はなぜか愛を特訓させ試合の日までに上達したら、自分は受験に専念するからかまうなと話しました。

 

愛は朝五時から公園で藤林と特訓することになってしまいました。

 

藤林との特訓

練習初日、藤林は愛がボールの扱いに慣れていないことに気が付きます。

すると、愛は実は数合わせの応援要員でありほぼ未経験者であることを告白しました。

 

その時は病気だから試合に出なくていいと言われており、そうすれば迷惑もかけないで済むといいました。

そんな弱気な愛に、藤林は病気を言い訳にして出来ないままだと居場所がなくなるぞと渇を入れます。

 

愛は一生懸命練習をしていました。

クラブでの練習や藤林との特訓のおかげで、だんだんとボールの扱いがうまくなっていきます。

 

愛は、特訓の際中、藤林は本当はサッカーが好きなことを実感します。

愛の努力も認められてきて、サッカークラブで居場所ができていきます。

 

しかし、クラブのメンバーは藤林のことは許していないようです。

藤林は食卓で母と会話をしていました。

 

話題は愛のことであり、藤林の母は一型糖尿病でも運動しても心配ないといいます。

「お母さんが誠からサッカーを取り上げた」と謝る母に藤林は、「クラブはもうやめたんだもうほっとけよ」と激昂します。

 

藤林の母は、医者にサッカーを辞めさせるよう言われ悩み倒れこんでしまった過去がありました。

藤林は本当はサッカーを続けたいが、倒れこむ母の姿を見て辞めてしまったのです。

 

ついに試合当日

約束の試合の日、朝の公園には藤林の姿はありませんでした。

そこには、藤林のサッカーボールだけが置いてありました。

 

そして、愛は監督から病欠のメンバーの代わりに急遽スタメンに指名されました。

試合直前、愛のすがたが見えなくなりました。

 

試合を見に来ていた藤林はそれを知り、探しに行きます。

そんな藤林を見て、相模は「オレ信じてるから愛のこともお前のことも!」といいました。

 

愛は、学校内の階段でうずくまっていました。

血糖値が下がらず、インスリンの追加を打とうとしていました。

 

愛は、試合に出てみんなの期待にこたえたいといいます。

そんな愛を見て、藤林は紙芝居の時にひどいことを言ったことを謝ります。

 

「お前頑張ったよ絶対試合出れるオレ見てるから」と藤林は愛を落ち着かせます。

 

愛は居場所のない藤林に「最後までちゃんとプレー出来たらチームに帰ってくる?」と同情します。

愛の血糖値はいつの間にか下がっていました。
 

【1型】~この赤ちゃん1型糖尿病です~ 2話の感想

愛がサッカークラブに加入したことで居場所ができたのはよかったです。

一話目の紙芝居の時に、愛に放った冷たい言葉は母親が倒れこんだという過去が原因だったんですね。

 

一型糖尿病に詳しい小児科医師でなかったため、藤林は誤った指摘により無理やり辞めさせられたのでしょう。

一型糖尿病に詳しい小児科医師が少ないということもこの病気の難点だと思いました。

 

藤林がサッカークラブに復帰し、病気に制限されず楽しんでほしいと思いました。

 

次回、3話に続きます!

この赤ちゃん1型糖尿病です  ネタバレ 3話【藤林がサッカーを辞めた理由とは?!】

 

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