木村イマ先生の描く「閏うこの月」。
今回は第6話のネタバレをしていきます!
里は、光とのズブズブな関係をきっぱりと絶つことを決断しました。
そして、俊と両想いになり、カラダとカラダを重ね合うのです。
もちろん、光に対し何も思わないわけではありません。
けれど、目の前にいる俊と一緒にいるだけで、里の心は満たされて行くことを感じていました。
それから2人は街に出歩き、ごく普通のカップルのような幸せな時間を過ごしていくのです。
しかし、そんな幸せで夢のような時間の中に、少しだけ不安もありました。
それは、お互い、良い面ばかりしか知らないという事です。
これからもし俊と一緒に暮らすとなると、当然悪い面も見えてきて、「幸せは永遠に続かない」という不安もあるのです。
それに、里は光に正式に別れを告げたわけでもないし、引っ越しやお金のことなど、様々な問題があります。
恋愛は、けっして楽しい夢だけではなく、目を向けなければならない「現実」が待っているのです。
もちろん、そういった現実や先の事を考える事も大事です。
しかし、里は「それでも今は一緒にいたい」と、しばらくの間、俊と過ごす事を決めるのです。
一方、ただ1人残された光は、里からの連絡をただ待つばかりでした。
そんな不安を抱える光の元に、仕事の担当者の女性からの連絡が来るのです。
光は、「誰でも良いから、この不安を止めてくれ」と、すがる思いをしながら、その女性に「今からうちに来ないか?」と誘うのですが…?
というわけで、閏この月の第6話はここでおしまいです!
次回は第7話に続きます!
⇒閏この月 7話