沼にはまる女たち 読モ沼の結末をネタバレ! -因果応報の主人公!

dokumonuma

坂元勲先生の描く漫画「沼にはまる女たち 読モ沼」。

 

今回は後半の「結末」までをネタバレしていきます!

 

沼にはまる女たち⇒前半のネタバレはコチラ!

 

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沼にはまる女たち 読モ沼 結末のネタバレ

会社を辞め、読モ1本で独立を試みる真奈美。

 

もっとキレイになって仕事をもらうために、美容にお金をかけていきます。

 

なぜなら、もう若いとは言えないアラサーだから…!!

 

しかし、そんな決意をよそに、周りの読モ中は「結婚」という幸せを掴み始めていくのです…。

 

取り残されて行く真奈美

真奈美と同年代の読モ仲間たちは言います。

 

「30歳になるし、そろそろ潮時かな」

 

そう言いながら、モデル業の引退の準備をすでに始めていました。

 

それを聞いて、「えっ!?」と驚く真由美は、こう言わてしまいます。

 

「まさか、真奈美ちゃん…」

 

「この先、読モとブログだけで生活する気じゃないよね?」

 

「そんなの、せいぜいもって、あと一年だよ」

 

28歳だった真奈美も、気づけばもう29歳。

 

まさに30歳の一歩手前まで来ていました。

 

しかし、真奈美は「そんなわけない!私は違う!」と思って、断固として否定しました。

 

それから真奈美は、年齢など気にせず、いつものように仕事に向かいます。

 

その日は、もう1人、若い女性モデルと一緒の仕事でした。

 

「2人で共演!」かと思いきや、そんなことはありませんでした。

 

真由美の仕事は、もはや「若いモデル」の引き立て役でしかなかったのです。

 

今までは自分が主役だったのに、扱いも雑になっていきます。

 

さらには仕事も減り、読モ仲間の年齢層も下がっていきました。

 

周りを見渡すと、アラサーなのは自分だけで、収入も減っていきました。

 

しかし、真奈美は「若い娘たちに負けたくない」と、オシャレへの出費もどんどん増えていきます。

 

そんな風に、必死でモデル業にしがみつく真由美は、次世代の読モから、こう言われるのです。

 

「いいかげんにしてよ。」

「いつまで勘違いしてんの?」

「あんたはもう終わってんのよ。」

 

「オ バ サ ン」

 

この言葉を境に、真由美のモデル業は、廃業となりました。

 

それから、真由美が今まで築き上げてきたものが崩壊を始めていくのです…!

 

全てを失う女

気付けば、真由美は30歳を超え、貯金もなくなり、借金だけを抱えるようになったのです。

 

唯一の生命線は彼氏からの家賃補助ですが、借金を返すには、それだけでは足りませんでした。

 

そこで、真由美は以前、彼氏からもらった「100万円の腕時計」を思いだします。

 

そして、それを迷うことなくに入れ、何とかまとまったお金を確保。

 

ところが、その帰りに、バッタリ彼氏と遭遇してしまうのです!

 

彼氏は仕事が忙しくてなかなか会えなかったのですが、たまたま時間が空いたため、会いに来てくれたのです。

 

すると、彼氏は、いつも真奈美が身に着けていた腕時計がないことに気付きます。

 

焦る真奈美は「ちょっと、なくしたっていうか…」と気まずそうに言います。

 

しかし、真奈美はたった今、質屋から出てきたばかり…。

 

それを彼氏は察して、「お前、まさか…売ったの?」と聞きます。

 

真奈美は必死に言い訳をしますが、彼氏は怒ったようでした。

 

「どういう事情でも」

「それはナシじゃない?」

 

しかし、この発言に、真奈美は逆切れをして言います。

 

「何よ!仕事とか言って、話を聞いてくれなかったのそっちでしょ!」

「全然結婚の話もしてくれないし!」

「もう私31だよ!?」

 

それから挙句の果てに、こう言います。

 

「結婚していたら、時計を売るようなことしないで済んだんだよっ!!」

 

この発言に、彼氏は言いました。

 

「なんだそれ…」

「俺と結婚したら金を自由に使えるってか?」

「最低な女だな」 

 

そういって彼氏は去っていきます。

 

真奈美は謝りますが、もう手遅れでした。

 

結局、彼氏を「金」でしか見ていなかったのです。

 

そせから真奈美は、謝りながら追いかけるのですが、それは彼氏の為ではなく「お金が無くなる!援助がなくなる!」という理由でしかなかったのです…。

 

沼にはまる女たち 読モ沼のラスト

それから真奈美は、彼氏から援助してもらったマンションを引き払いました。

 

そして、売れる物を売って、ボロいアパートに住んでいました。

 

その後、就活しようにも、不採用通知が10回連続で届くという、悲惨な生活を送っていたのです。

 

それでも働かないといけないので、さびれた食堂で給仕をして食つなぐしかありませんでした。

 

それから、以前の会社を辞めたことを後悔します。

 

「社内恋愛していた時に、そのまま結婚できていれば、それなりに幸せに暮らしていたかもしれない…」

 

その当時の恋人、「西野」の事を考えながら、真奈美は店の外を掃除していました。

 

すると、そこには本当に「西野」が歩いている姿が見えたのです!

 

しかも、ベビーカーと、その妻の姿もありました。

 

そして、その妻は、なんと真奈美が「デブス」と見下していたミカだったのです!

 

真奈美は慌てて顔を背け、バレないようにと顔を背けます。

 

しかし、ミカは、落ちぶれた真奈美の姿を見逃しませんでした。

 

そして、最後はミカによるモノローグで終わるのでした…。

 

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沼にはまる女たち 読モ沼 結末の感想

~沼にはまる女たち 読モ沼 の感想~

 

「自分が他人にやったことは返ってくる」という教訓がそのままになった漫画でした。

 

人を見下したという事は、巡り巡って自分も見下されてしまうんですね。

 

例え、どんなに成功してお金があっても、品性がなければこうして落ちぶれてしまうのでしょう。

 

それに、そういう人は勝手に落ちぶれていくので、嫉妬したり羨ましがったりする必要はないわけですね!

 

また、今回の主人公のように、モデルとして上を目指すのもいいですが、勘違いして付け上がっちゃいけないというのも、教訓でした。

 

 

 

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