かたおかみさお先生の描く「ワタシ以外みんなバカ」。
前回、和代は、新プロジェクトのメンバーになるための条件を社長から提示されました。
それは、経理部の仕事として、「1か月で1000万円の経費を削減する」、という事です。
かなりの難題ですが、和代は偶然にも、そのための手段を見つけ出します。
それは今までアナログだった経理のシステムを、刷新するという方法です。
話によれば、それで1000万円の削減は可能との事。
それを知った和代は、強引にリーダーとして名乗りを上げ、自分主導で新システムを立ち上げると経理部の面々に宣言します。
一方、袴田はというと、和代に弱みを握られたせいで、イライラを募らせていました。
不倫の証拠写真がある限り、和代の言いなりになるしかないのです。
では、そもそも何故、袴田が和代などと肉体関係を持ってしまったのか?
それは、実は袴田はとんでもなくクズなほど、プレイボーイだったからです。
なので、袴田は和代と関係を持った事に後悔しつつも、今日も次なる獲物を捜しているのでした…。
というわけで、今回は8話のご紹介をしていきます!
(ネタバレにご注意!)
第1話のネタバレはコチラ!
私以外みんなバカ 8話 あらすじ
さて、経費削減だけが和代の仕事ではありません。
今回は、取引先の会社との商談の日でした。
その商談には、和代のほかに、同僚の女性も同伴することになりました。
その女性の名は飯塚さん。
飯津さんは40代くらいの独身で、和代からは「お荷物ババア」と思われていました。
それに飯塚さんはお人よしな性格なので、和代から完全に見下され、今日も今日とてキツい物言いをされていました。
特に今回は商談があるので、服装の話題になると、和代はダメ出しを連発。
「全部そんな感じの服しかないんでしょ?」、とか「何着たって一緒でしょ」とか「まさかそんな服着てくるとは思いませんでしたよ」などなど…。
けれど、飯塚さんはのんびり屋さんの側面もあるので、いくら言われても特に傷つくそぶりもありませんでした。
さて、そんな噛み合わない2人ですが、いよいよ取引先の相手とお目見えするのですが…!?
私以外みんなバカ 8話 ネタバレ
商談相手の社長は、かなりのイケメンでした。
しかも若くて、仕事も出来るし、アメリカの大学を卒業した超エリート!
和代は、「これこそ、わたしのお相手に相応しいわ…!」と、テンションも爆上げでした。
なので、和代はキモイ程の猫をかぶり、社長に媚びを売りまくっていきます。
それに加えて、和代は、飯塚を貶める事も忘れず、わざと恥をかかせるようなことも言います。
しかし、相手社長は「お二人とも素敵ですよ」と、優しそうに言います。
それはお世辞かもしれませんが、和代は「これはわたしだけに向けられた言葉だわ!」と、自分の都合のいいように解釈していきます。
また、この社長はどうやら性格もイケメンのようで、商談も順調に進んでいきました。
しかし、別れ際になると、社長は飯塚にだけに対して「本当に素敵ですよ」と言いながら爽やかに去っていきました。
ところが、和代は何も言われなかったので、それがとてつもなく面白くありません。
しかも、和代は思い込みが激しい性格なので、挙句の果てには、「あんなお荷物ババアが社長に恋するなんて、おこがましい!潰してやる!」と、勝手に思い込んでしまうのです。
もはや和代の思考回路の意味が分かりませんが、一方的に、飯塚を敵視するようになるのです。
また、和代は、狙った獲物はどんな手を使ってでも叩きのめすという、鬼畜じみた性格をしてます。
そして、そのために和代は、またしてもあの袴田を利用し始めるのですが…!?
~私以外みんなバカ 8話 完~
私以外みんなバカ 8話 感想
相変わらず、和代の思込みの激しさは度を越えていますね。
思い込みだけで敵視し、叩きのめそうとするなんて、逆恨みを通り越してもはや理不尽です。
その一方で、何も知らない飯塚さんはあまりにもかわいそう。
飯塚さんは、仕事でただ商談に同席したに過ぎません。
それなのに和代は、飯塚さんが勝手に社長に恋していると思い込み、それをおこがましいなどと思いこみ、最終的には復讐を企てるのですから…。
しかも、和代は自分で手を下そうとはせず、袴田を利用するあたり、本当のゴミゴミ人間です。
次回、飯塚さんが本当に心配なのですが、彼女の運命はどうなってしまうのでしょうか…!?
というわけで、次回、第9話に続きます!