ゴミ屋敷とトイプードルと私 続編の#港区会 ネタバレ

ゴミ屋敷とトイプードル

ゴミ屋敷とトイプードルと私」の続編、「#港区会デビュー」のネタバレと感想を書いていきます!

前作を知らない方にも、前作のあらすじや結末も紹介していきます!

「ゴミ屋敷とトイプードルと私」のあらすじ

まずは、一作目の「ゴミ屋敷とトイプードルと私」のあらすじを紹介していきます。

ペット虐待のシーンなどもあるので、苦手な方は注意です!

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~ゴミ屋敷とトイプードルと私 あらすじ~

幼少時代から、甘やかされて育ったヒロイン、明日香。

明日香は子供の頃から自分の顔が可愛い事を自覚していて、それを利用していました。

また、明日香には姉がいますが、「私は姉よりも顔が可愛いから、優遇されている」という風に勘違いするようになっていきます。

明日香は、「かわいそうなおねーちゃん」と、見下し、どんどんナルシストに育っていきます。

アラサーになった明日香は、大人になっても、性格は子供の時のままでした。

それどころか、SNSを利用して、自己顕示欲に磨きがかかり、もっとタチが悪い、性悪女となっていきます。

ペットの「ソラ」と名付けたトイプードルにお金をかけ、犬用の衣装やブランドのペット用クッションなどを買いあさり、SNSにアップする毎日。

ただし、トイプードルを可愛がるためではなくSNSでアピールする為だけに利用していただけでした…。

「動くなっつってんだろ!!」

「このバカ犬!!」

SNS上では、可愛がられているトイプードルのソラ。

しかし、現実では飼い主による虐待が行われていたのでした。

明日香はソラにお金をかけるだけでなく、自分のエステやブランド品にも散財していました。

それもこれも全部、SNSでキラキラ女子を演じるためだけ。

また、自分の美貌を利用して、姉の旦那を寝取るなど、やりたい放題の毎日でした。

しかし、そんな生活もずっと続くはずがなく、最後はとんでもない目に遭うのです。

ゴミ屋敷とトイプードルと私の結末は?

ゴミ屋敷とトイプードルと私の結末としては、明日香の生活は崩壊します。

全ての悪行がバレてしまい、誰も助けてくれない地獄へと転落するのです。

そんな明日香に、最後に残されたのは、SNS上の過去データだけ、というラストとなっています。

SNSにすべてを犠牲にしてきた女の末路として、当然の報いを受ける事となりました。

ちなみに続編の「♯港区」でも、明日香がまさかの友情出演(?)を果たすので、そこにも注目です!

ソラは生きてる?

ちなみに作中では、トイプードルのソラが死亡したような描写がありました。

ソラはボロ雑巾のように扱われ、見るも無残な姿となり、汚物にまみれた状態になってしまったのです。

ところが、最後の最後では、姉に飼われることになり、元気になったソラが描かれていました。

というわけで、ソラは生きているので、ご安心を!

最初に読む時はキツイですが、ラストの後味は良く、ある意味ハッピーエンド(?)で、スッキリできる内容となっていました。

続編 「#港区会デビュー」のネタバレ

さて、いよいよ続編のゴミ屋敷とトイプードルと私「#港区会デビュー」をご紹介していきたいと思います!

港区会デビューは、前作を超えるボリュームとストーリーになっていて、読みごたえも抜群です!

ネタバレも含みますので、まっさらの状態で読みたい方は、ぜひ読んでみて欲しいです!

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 1話

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 第1話~

主人公のサヤは、重度のSNS中毒者。

みんなからの注目を浴びることが生きがいでもあり、たまらないほどの快感でした。

実際に、サヤは一応美人なので、男性からもモテるし、友達も多いのです。

なので、冒頭から同じ会社のイケメンからプロポーズされています。

そのイケメンは、会社でも一番の評判で将来有望の若手・徳井という男性です。

そんな徳井からプロポーズを受けたサヤは、みんなにも自慢したくてたまりませんでした。

というわけで、さっそくSNSに婚約指輪の写真をアップするのでした…。

サヤのSNSのアカウントは、プライベートや社内でも認知されていました。

なので、SNSで婚約指輪の写真を同僚たちは「おめでとう!」とサヤの婚約を祝福をします。

また、社内でも徳井の女性人気は凄まじく、「うちの女子社員全員敵に回したわね!」と言われるほどでした。

サヤは婚約が決まった喜びよりも、こうした注目を浴びる事の方が快感でした。

なので、

「あー、気持ちいい。」

「もっと言って」と心の中で思うのでした。

ちなみにサヤは、前作のヒロイン「明日香」の同僚という設定です。

ただ、明日香はすでに退職しているので、「元同僚」が正しいですが。

そして「#港区」では明日香のその後が、少しだけ描かれています。

ほんの数コマですが、明日香は笑い者にされていて、痛々しさが伝わってきました。

サヤも明日香の事をあざ笑いますが、サヤ自身も明日香と同じタイプの人間という事に気づいていなかったのです…。

明日香と同じく、皆から注目を浴びる事が生きがいのサヤ。

そんなサヤには唯一憧れの存在がありました。

それは「misaki」という、SNS利用者でした。

misakiは、フォロワー1万人越えで、港区在住のお嬢様。

しかも、misakiは大企業勤めのキャリアウーマンでもあり、六本木や西麻布でパーティをするなど、まさに「キラキラ女子」でした。

サヤは、そんなmisakiを「ホンモノ」として認め、misakiのようになる事が目標でした。

ただし、misakiは顔は出していないので、その正体はまだ知る由もなかったのですが…。

サヤもかなりの大企業に勤めているのですが、もっと自分を磨くための上昇志向を持っていました。

なので、misakiのようなキャリアウーマンになるべく、かねてから営業部への異動を希望していました。

そして、最近になって、ようやく営業部に異動が決定し、サヤはキャリアへの一歩を踏み出しました。

「これで、もっとmisakiに近づける!」

こうして営業部の初日を迎えたサヤ。

すると、サヤと同時に「中山 泉」という派遣社員の女性が入社してきました。

自分だけが注目を浴びるはずが、思わぬ横やりが入ったと、サヤは内心面白くありませんでした。

サヤと中山は、性格は真逆のタイプでした。

イケイケのキラキラ女子のサヤに対し、中山は清楚系という感じでした。

男性社員からは「美人が2人も入った!」と大喜び。

しかし、サヤは「こんなハケンと一緒にするな!」と、見下すとともにライバル心を燃やしていました。

なので、サヤは、同じくイケイケ女子である女上司たちのグループと仲良くし始めるのです。

女上司のグループは、ブランド品に身を包むなど、さすが大企業のキャリアウーマンといった感じでした。

また、彼女たちは「異業種交流会」として、よくパーティに参加していました。

その名も「港区会」というグループのパーティで、開催地は六本木!

六本木でパーティとなれば、あの憧れの「misaki」と同じ土台に上がることが出来ます。

そんな「港区会」にサヤも誘われ、「行きます!」と二つ返事でOKしました。

ところが港区会は、ただの異業種交流会などではなかったのです…。

港区会に集まるのは、セレブのような、一流企業の重役たちばかりでした。

会話の内容も、レベルが高く、まるでそこは別世界のようでした。

しかし、実際に行われていたのは、いわゆる「パパ活」でした。

女上司たちは、ここで全員が「パパ活」を行っていたのです。

サヤは驚きますが、女上司から「みんなやっていることだよ。」という言葉に促され、自分もパパ活を始めるのでした…。

パパ活を始めたサヤですが、あっという間にハマってしまいました。

今まであこがれだった、キラキラ女子の世界が、そこにはあったからです。

会員制のホテル、ナイトプール、リムジンに乗車、そしてクルージング…。

あのmisakiのような、夢のような生活を体験ができ、サヤは一気にセレブの仲間入りを果たしたのです。

サヤは、パパ活をする上で、超大手のネットショッピング会社の社長・児玉(こだま)というオジサンと、親密になろうとします。

児玉もサヤを気に入り、「マンションを安く、あるいは無料で紹介してあげようか?」などと持ち掛けます。

それからサヤと児玉は2人きりでも会うようになり、超高級のブランド品のプレゼントを貰うようになりました。

その代わりに、サヤは、嬉々としてカラダを差し出すのでした。

そして、「港区のマンション、約束よ。」と言いながら、腰を振るのでした…。

一方、派遣の中山は、相変わらず地味だけど、男性受けが良く、仕事もバリバリとこなし、社内でも人気を集めていきました。

そんな中山の人気に嫉妬したサヤは、児玉以外のオジサンたちとも、ますます「パパ活」に励むようになっていくのでした…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 2話

ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 2話

仕事の契約を取るために、色んな社長のオジサンにカラダを売り続けたサヤ。

その結果、サヤは成功をおさめ、社内での評価もぐんと伸びました。

こうして中山に勝利をしたサヤは、「どう?ハケンさん。くやしいでしょ?」と内心でほくそ笑みました。

ところが、中山は全く悔しがることはなく、それどころかいつもの笑顔で、サヤを祝福する姿があったのでした。

そんな中山の様子を見たサヤは「余裕こいてむかつく!」と悪態をつきます。

しかし、サヤの目標はあくまでも「misaki」。

今日もmisakiに追いつくために、社長のオジサンに抱かれ、仕事をもらうのでした。

サヤのパパ活は、徐々にエスカレートし、頻繁にオジサンとベッドインするようになっていきました。

その分、見返りもあり、サヤは仲良くなったオジサンたちから、どんどん仕事を受注するようになっていきました。

やがては地道に営業をする女上司達を子バカにし、「カラダを売る方が簡単だ」と考えるようになっていきます。

そうしているうちに、気づけばサヤは営業成績ナンバーワンとなり「あーー!!いい気持ち。」と、自分に酔いしれるのでした。

こんな感じで、仕事では一見、順調に見えるサヤ。

ところが、フィアンセの徳井との関係は最悪でした。

実は、以前から両親の顔合わせを控えていたのですが、サヤは「パパ」達とのクルーズや、食事会などを優先し、ドタキャンばかりだったのです。

そんなサヤに不満を募らせる徳井。

そんなある日、社内の給湯室で徳井は、派遣の中山と、なにやら親しく話していました。

そんな2人の姿を偶然目撃したサヤは、「なんでハケンと一緒に…?許さない」と、またもや嫉妬の炎を燃やすのです。

それからサヤは、徳井に媚びを売り始めましたが、もうすでに手遅れでした。

結局、サヤは表面上だけ取り繕うばかりで、SNSで徳井との仲良しアピールをしたいだけだったのです。

徳井は、そんなサヤの態度に、もう愛想が尽きてしまったのです。

また、徳井は、パパ活の事までは知りませんでしたが、パーティ三昧のサヤに対して、不信感しかありませんでした。

挙句の果てには、「そんな女だと思わなかった。俺たちもう終わりだな。」と、最終通告を言い渡すのでした。

徳井に愛想をつかされてしまったサヤは、あろうことか、逆切れします。

「どうしてあたしがフラれるの?おかしいでしょ」

「あたしはもっとすごい世界を知ってんのよ」

「それに比べたらあんたなんか虫けら同然なのよ!」

などと、荒れに荒れまくった2人ですが、サヤの切れっぷりは凄まじく、それは恐ろしい鬼の形相でした…。

徳井との大喧嘩の末、結局家を出て、別れる事にしたサヤ。

しかし、一番気にしていたのは「SNS」の事でした。

SNSに、徳井と別れた理由を書くことが、最優先事項だからです。

もっとも、サヤがフラれた事を正直に書けば、彼女のプライドはズタズタです。

なので、「ポジティブでハッピーな別れ方を書かなくちゃ…」などと考えました。

そうして、ふと、スマホを取り出すと、そこには恐るべき事態が映し出されていました…。

サヤがSNSを開くと、なぜか、ものすごい数のフォロワーが増えていました。

「うそ!?なんで!?私、何を載せたっけ♡」

と、こんな状況でも、喜んでしまうサヤ。

ところが、喜びもつかの間、そこには数多くのバッシングや悪口が書き込まれていました。

「サイテー。キモイ女」

「何が港区女子だよ。コイツが住んでるの〇〇なのに」

それを見たサヤは一転して「ドクン」と血の気が引くのでした。

そうしてコメントを見ていると、「裏垢みっけ!やばすぎ。」という文言とともに、URLが張ってありました。

それを開くと、なんと、今までのサヤのパパ活の写真がアップされていたのでした!

身に覚えのない裏垢には、サヤのベッドシーンなども拡散され、サヤのSNSは炎上してしまったのです…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 3話

ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 3話

撮られた覚えの写真、作った覚えのない裏垢。

しかも、その犯人が全く分からないのです。

全てがSNSにアップされたサヤは、大混乱に陥ります。

「いったい誰がこんなことを…!?」

しかし、混乱する一方で、サヤは、フォロワーが一気に増えた事に対し、喜びも感じていました。

「こんな数字、見たことない。」

「あたし見られてる…気持ちいい。」

倒錯状態のサヤですが、本当の悲劇はここから始まるのでした…。

結局、SNSの裏垢は、1日で消えたので、問題はなさそうでした。

仕事も「パパたち」のおかげで順調だし、これでいつも通りになる!

…はずでした。

しかし、サヤのしていた事といえば、「ただの口約束」に過ぎませんでした。

実際は仕事上の契約書は一枚もなく、確認を取ってみても、知らんぷりされるばかり。

その結果、パパたちは「そんな契約などしていない」と、言い張るのでした。

こうしてサヤの契約はすべてが白紙になり、やり逃げされたことを悟るのでした。

ほとんどの社長からやり逃げ去れたサヤですが、児玉とだけは相変わらず親密でした。

元気のないサヤを見かねた児玉は、2つ星のお寿司に連れ行き、いつも通りのベッドイン。

でも、相変わらず児玉は、以前から約束していた港区のマンションへの入居を先延ばしにするのでした。

このように、仕事もプライベートもどん底状態のサヤ。

それに対して、「下っ端の派遣」と見下していた中山は、どんどん評価を高めていきます。

真面目にコツコツ頑張ってきた中山は、やがて売り上げもトップになり、クライアントからの評価も上々。

こうして、中山とサヤは、天国と地獄の真っ二つに分かれてしまうのでした。

サヤの心は荒れまくり、中山に対する怒りや嫉妬も非常に大きくなっていきました。

そして、最悪な事に、かつての婚約者の徳井と中山が、再び給湯室でイチャついている姿を目撃してしまったのです。

さらに、以前よりも激しく、なんとキスまでしていました。

「なによこれ…許せない。」

こうしてサヤの心は、より滅茶苦茶になっていくのでした…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 4話

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 ♯港区会デビュー 第4話~

ある日、定時過ぎの会社で、事件が発生しました。

なんと、中山が階段から何者かに突き落とされ、全治2週間のケガをしてしまったのです。

しかも、その事件発生日に、残業していたのはサヤだけ。

その事件の翌日、皆から疑われるサヤですが、あくまで「自分ではない!」と言い張るのですが…。

さすがに見かねた上役の課長は「犯人を決めつけるんじゃない。」と諭し、この件はいったん終了。

ところが、トラブルはこれだけでは終わりませんでした。

なんと、昨日サヤがSNSにアップした職場の写真に、クライアントの極秘情報の資料が映りこんでいたのです。

それに気づいた課長は、慌てて写真を削除するように命令しますが、もう手遅れ。

たくさんのクレームの電話が入り「枕営業OLを出せ!」との伝言が入ります。

「枕営業OL」とは、もちろんサヤの事です。

しかし、それを知らない課長は「何のことだ?」とさっぱりでした。

ところが、それはすぐに明るみに出ました。

実は、サヤのこれまでのパパ活(枕営業)の写真が、ネタサイトにアップされていて、サヤはすでに有名人となっていたのです。

こうして、サヤが今まで行っていたパパ活が周知の事実となり、そのまま停職処分となるのでした。

そして停職となったサヤは、家に引きこもる毎日でした。

ネットではサヤの本名や住所、電話番号などもバレてしまい、食べ物や生理用品が送られ続けるなどの、イタズラをされるのでした。

さらには、悪質なストーカーにも狙われるなど、まさに人生の破滅状態でした。

そんな絶望的なサヤですが、それでも、SNSだけは手放せず、他人から見られている事だけが快感でした。

こうして、どんな状況でも、サヤは日々の引きこもりの生活をSNSにアップするのでした…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 5話

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 ♯港区会デビュー 第5話~

サヤの元には、新品の女性下着や、気持ちの悪いポストカードなどが毎日のように届きました。

最初は悲鳴を上げるほど怖がっていたサヤ。

ところが、いつしかサヤは、むしろ楽しむようになっていき、ノリノリでSNSにアップしていくのでした…。

それもこれも、すべてが自己承認欲求の為でした。

「みんなから注目されてる。」

「もっと刺激的なものをアップしなきゃ。」

こうしたサヤの奇行は、SNSを通じて同僚たちの目にも留まり、冷ややかな目で見られていました。

そこで、そんなサヤの様子を見に行くべく、女上司と中山は、サヤのアパートへと訪れるのですが…。

女上司は、サヤを励ましました。

「みんな心配しているよ!」
「ストーカーなんかに負けないで!」

と、優しい言葉をかけます。

サヤも励まされ、「みんなが見てくれている」という事を再認識し、快感を覚えました。

一方、中山は、励ますそぶりもなく、ただサヤを観察しに来ただけでした。

そんな中山に、今の落ちぶれた姿を見られてしまったサヤは、イライラを募らせる事になりました。

こうして、中山に会ったことで、現実に戻されたサヤ。

サヤは、以前のパパ活で、キラキラ女子だった頃を思い出します。

夢にまで見た六本木でのパーティや、クルージングやナイトプールの日々。

「あとほんの少しで、misakiに届いたのに…」

そう思うと、イラ立ちが抑えきれなくなっていくのでした…。

今まではmisakiへ近づいていたのに、今ではどん底の淵にいる自分。

そうした劣等感を強く抱くようになったサヤは、怒り心頭でした。

今まで憧れていた気持ちが、怒りへと転化していったのです。

とはいえ、misakiとは、実際には面識もないし、メッセージでのやり取りもしたことがありません。

そこで、サヤの取った行動は、misakiに対し、SNS上で一方的に書き込むことでした。

例えばmisakiに対して、「ストーカー被害に遭っていて、困っています」という、相談を書き込み始めるのです。

当然、スルーされ、まったく相手にされません。

それに逆切れしたサヤは、misakiへの悪口を書き連ねていきます。

「どうして無視するの?お高くとまってんじゃねえよ。」

その結果、サヤはブロックされてしまい、二度とmisakiのアカウントを見ることが出来なくなってしましました。

心の拠り所であるmisakiを失ったさやは「やだっ!どーしよう!」と深刻に焦ります。

そして、いてもたってもいられず、家を飛び出し、「misaki、どこにいるの?会いたい。」と街中を駆け回るのでした…。

夜の都会の街中を駆け回るサヤが向かったのは、会員制の高級バーでした。

というのも、このバーはmisakiのお気に入りの場所だったので、「ここならいるかも…」と思い至ったからでした。

サヤは会員ではないのですが、受付を突き飛ばして、強引に突入しました。

もちろん、そこにはmisakiの姿など、どこにもありません。

ところが、意外な人物たちがいたのでした。

高級バーにいたのは、港区会の女子メンバー達でした。

しかし、サヤが来ても、みんな特に興味もない様子で、お酒を楽しんでいました。

「なんで私を誘ってくれなかったの…?」と、顔を引きつらせながら尋ねるサヤ。

そして、女上司たちは彼女をあざ笑いながら、港区会の真実を告げるのでした。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 6話

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 ♯港区会デビュー 第6話~

サヤを港区会に誘った女上司は、笑顔で港区会の事実を語ります。

「私たちがタダで遊ぶには、パパたちを喜ばせないといけないでしょう?」

「あなたのおかげで私たちは無傷よ」

「お疲れサマ生贄ちゃん!」

つまり、女上司たちは、サヤを「パパ」達の生贄に差し出す事で、自分達がカラダを売ることなく、無償でパパたちの恩恵を受けていたという仕組みです。

サヤだけが貧乏くじを引き、ひたすらオジサンたちの性欲を満たしていたというわけです。

結局、サヤは利用されただけだったのでした。

サヤが今までカラダを売ったのも、フィアンセの徳井を裏切ったのも、すべてが無意味だったのでした。

オジサンたちの性欲の受け皿となったサヤは、港区会メンバーたちから「港区公衆便所」と影で呼ばれていたのでした。

しかし、なぜ、サヤだけがこんな目に合うのか。

それは、イケメン社員の徳井を奪ったからでした。

以前、第1話で「女子社員全員敵に回した」という言葉に、嘘偽りはなく、実は本当の事だったのです。

こうして、港区会の事実知ったサヤは、またしても絶望の淵に立っていました。

最後に残ったものは、ずっと憧れていた「misaki」の存在でした。

サヤは路上で座り込み、「助けてmisaki」と、心の中で嘆くのです。

その時、偶然サヤの近くに、リムジンが止まります。

すると、そのリムジンから「こちらです。misakiさん」という言葉が聞こえました。

「misaki!?」

その言葉に振り返ると、そこには憧れのmisakiの姿があったのです。

そして、ついにmisakiの正体が明かされます。

ところが、サヤはmisakiと呼ばれた女性の顔を見て、大きな悲鳴を上げました。

それは、今までサヤが見下し、嫉妬し、憎しみを抱いていた、あの中山の姿があったのでした…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区 7話

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 ♯港区会デビュー 第7話~

突如現れたmisakiは、サヤに声をかけた後、すぐに立ち去ろうとします。

そして、misakiは帰り際に、こんなことを言い残しました。

「徳井さんを、どうして手放しちゃったの?」

「そのまま結婚していれば、勝ち組になれたのに」

その言葉を聞いたサヤは、「勝ち組…勝ち組…」とつぶやきながら、あの場所へ戻る事を決意したのでしたが…。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 感想

~ゴミ屋敷とトイプードルと私 感想~

読んでみた感想ですが、前作よりも、かなりハードな展開でした。

特に、主人公のサヤの転落っぷりが半端ないです。

急降下するわけではなく、段階を踏んで、色んなものを失っていきます。

しかし結局、一番大事なSNSだけはなくならないので、サヤにとっては、それだけで十分なのではないでしょうか。

本人も、なんだかんだ生きながらえるので、はたから見れば不幸だけれど、サヤにとっては幸せのように見えます。

サヤの最も欲しかったものは、あくまで「注目を浴びる事」であって、キラキラすることはその為の手段でしかありません。

なので、ストーカー被害に遭っても注目を浴びようとした時のサヤの姿勢には、呆れを通り越して、どこか「すごい」と思わせる執念を感じました。

港区会女子メンバーたちに利用されたのは、さすがにちょっと可愛そうになりましたが、結果的には上手くまとまっているラストとなっています。

あと今回、ネタバレを書く上で省いた個所もそれなりにあるので、より詳しく読むなら、ぜひ1話から読むことをオススメします。

サヤのリアルな「パパ活」の様子や、悲惨な過去などが描かれているので、一読の価値はあると思います。