姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~ 1巻 ネタバレ

姉妹逆転ゲーム

姫神ヒロ先生の描く「姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~」。

美人とブスの双子の姉妹の復讐劇が目が離せません!

今回は1巻のネタバレを紹介しています!

姉妹逆転ゲーム⇒全話ネタバレまとめはコチラ!

姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~ あらすじ

~姉妹逆転ゲーム あらすじ~

顔の全く異なる2人の双子の姉妹。

姉はスミレ妹はノバラと言いました。

スミレは誰もがうらやむ美貌の持ち主で、人気モデルとして名を馳せる有名人です。

一方、ノバラは小太りで冴えない顔をしていました。

ノバラは周囲からも「ブス」と言われるほどで、双子と聞くだけでビックリさせてしまいます。

それでも、表面上は仲良しの2人です。

しかし、その裏では、歪みまくった感情が渦巻いていました。

そして、そんな2人の歪みが明るみになった時、物語は始まるのです…!!

姉妹逆転ゲーム 1巻 ネタバレ

ここは結婚式場。

スミレは、今、ウェディングを身にまとい、大勢の人々から祝福を受けていました。

お相手の、新郎の名は光。

光は、今を時めく建築デザイナーの社長で、かなりの美形の青年でした。

そんな華やかな式場に、似つかわしくない女性が一人いました。

その女性こそが、スミレの妹のノバラでした。

(ちなみに、ノバラは光の会社の社員でもあります。)

ノバラは周囲からも、浮いて見えるような存在で、「全然スミレと似てないじゃん!」「妹かわいそー」などと、陰口を叩かれる始末でした…。

それから、結婚式は二次会に移行します。

しかし、光は仕事の疲れからか、グッタリし始め、早めに切り上げようとします。

ところが、スミレはその場にいなかったので、ノバラが慌てて探しに行きます。

「ケータイにも出ないし、スミレはどこ行ったんだろう?」

ノバラは息を切らせながら、二次会場を探し回ります。

そして、ようやくスミレの姿を発見しました。

ところが、その時、スミレは別の男とイチャイチャと会話をしていたのです!

姉、スミレのゲーム

どうやらスミレは「浮気」をしているようで、ノバラはその現場を目撃してしまったのでした。

幸い、後ろを向いているので気づかれていないようですが、ノバラは物陰に隠れて、聞き耳を立てます。

すると、こんな会話が聞こえてきました。

「なぁ、スミレ、結婚してからも、こっそり会おうな」

「もちろん!松坂君との秘密の関係って、ゲームみたいでドキドキする♡」

「ゲームといえばさぁ…」

「おまえ、昔から妹の好きな人を落とすゲームして楽しんでたよな」

「もしかして、光もそうなの?」

「ピンポーン♡」

「妹が就職したのも、彼のファンだからね」

「だからどうしても落としたくてー」

ノバラはそんな会話を聞いて、絶望的な表情を浮かべます。

そしてとどめを刺すようにスミレは言います。

「だって面白いんだもん」

「ブスの妹の顔がドブスになるのが」

「あっ、でも、この事は内緒だよ?表向きは仲良くやってるんだから。」

信じられない言葉を聞いたノバラは、その場に固まったかのように、全身が硬直してしまいます。

そして、ノバラは今までの事をすべて理解しました。

「なんだ、そういう事だったのか…」

「おかしいと思ったよ…」

「私が好きになる人、全員スミレを好きになるから…」

その時、ノバラの心の中で、黒い何かが芽生え始めていったのです…!

妹、ノバラの復讐・序章

結婚式の出来事から数日後。

ノバラは何事もなかったように、光と仕事をこなし、その流れで食事を共にします。

実はノバラはかなり仕事が出来るようで、光からも信頼されていました。

なので、光は「ノバラの優秀さで、スミレの見た目だったら、最強なんだけどな」と冗談っぽく評価しました。

ある意味、かなりの暴言ですが、ノバラは「ですよねーっ!」と笑顔で答えました。

ノバラは普段、割とノリが良いようです。

しかし、それはあくまで表面上のやり取り…。

ノバラは復讐の手始めに、まずは光を奪おうと考えていたのです。

そこで、光をベロベロに泥酔させ、光のマンションへと連れ込みます。

そして、眠っている光の上にまたがり、服を脱がせていき、行為に至るのです…!!

それから、2人は一夜を共にし、その翌日、何事もなかったかのように振るまうノバラ。

「昨日、飲まれて気分も悪そうだったので…」

「心配で朝まで付き添っていたんです。」

光も酔っ払っていたせいで、まったく記憶が内容でした。

それからノバラは挨拶を済ませて、そろそろ帰りますね、と部屋を出ていきます。

ところが、その時です。

部屋の外には、スミレの姿がありました。

「なんでノバラが光さんの部屋から出てくるの!?」

スミレは驚き、動揺をしているようでした。

そんなスミレに対し、ノバラは平然と答えます。

「ちょっとゲームしてただけだよ」

「好きな人を落とすゲーム」

「スミレも好きでしょ?」

スミレは「何のこと!?」最初はとぼけたフリをします。

しかし、バレた事を悟ると、今度は完全に開き直って言います。

なんだ、そっかーばれちゃったかー」

「でもさ、あんたみたいなのに好かれる男の人がかわいそうだし」

「ブスのくせに恋とか痛いんだよ!」

そんな本性を始めてノバラにぶつけるスミレ。

しかし、ノバラはそれを聞いて笑いながら言います。

「アハハっ!いいね、いいね!」

「ますますほっとしたよ!」

「これで遠慮なくスミレの人生ぶっ壊せる」

余裕をかましていたスミレですが、その言葉にゾクっと恐怖を覚えます。

そして、その恐怖は、徐々に現実のものへとなっていくのです…!!

崩壊するスミレの栄光

スミレはモデルとしての仕事も順調でした。

「ノバラの奴、どうせハッタリよ…」と言い聞かせ、今まで通りの幸せな人生を歩もうとしていました。

ところが、ある日。

事態は一変します。

なんと、ネット上に、スミレの浮気現場の写真がアップされてしまうのです。

しかも、その浮気相手は、自分の所属する事務所の社長!

当然、社長の妻も大激怒しますが、世間からのバッシングも凄まじいものでした。

そして、瞬く間に世間からの非難の的となってしまったのです。

こうして、スミレはほんの数時間のうちに、人生から転落してしましました…。

もちろん、ネットに写真をアップした犯人はノバラです。

そして、そんなネットの様子を見て、ノバラはほくそ笑んで言います。

「たった一枚の写真を載せただけで、これだけ大きくなるなんて」

「スミレ、どれだけ人からの恨み買ってんのよ」

…さて、そんな炎上から一週間後。

スミレはCM降板や違約金など、もはやモデル業として終焉を迎えようとしていました。

しかし、それだけでは終わりませんでした。

なんと、結婚式での浮気現場も押さえらえていて、週刊誌で大きく報道されてしまったのです!

見出しは「人気モデルスミレ、フィアンセの会社の機密情報流す!?」といったものでした。

そのせいで、光の会社の信用はがた落ち。

さらに悲劇はまだ続きます。

ふいに現れたノバラは、光とのベッドインの写真を見せ「光さんは私のものだから」と、寝取ったことを宣言します。

そう言って去っていくノバラを、スミレはすぐに追いかけていきます。

ところが、外に出れば、街中の人が注目し、スマホのカメラで激写していきます。

もう、スミレの周りには絶望しかありませんでした…。

「なんで私がこんな目に・・・!?」

ノバラの復讐・最終章

今回の件の、一番の被害者は光でした。

スミレの浮気により、光の会社の評判は下落したのです。

その為、光はフラフラになりながらも、信用を回復させるために、駆け回っていました。

ノバラは、そんな光の側に付き添い、優しく声を掛けます。

私、社長のためなら、土下座でも何でもします。」

「大丈夫!必ず乗り越えられます!」

「どこまでもお供しますって言ったじゃないですか!」

光は、そんな言葉に勇気づけられ、ノバラの手を握り締めます。

そしてぼそっと言うのです。

「どうやら俺は選ぶ人を間違ったのかもしれないな…」

こうして、光の腕を取り、親しそうに歩いていくノバラ。

そして、そんな2人の姿を、スミレは目撃してしまうのです!

あれほどブスだと見下していた妹に、旦那を取られるなんて、ありえない。

しかし、これが現実でした。

絶望するスミレに、光はきっぱりと言い切ります。

「スミレ、君とはもう終わりだ」

こうして光とノバラは、2人歩いて去っていくのでした。

ノバラは最後に邪悪な笑みを浮かべて思います。

「どうやらこのゲーム」

「私の勝ちね」

~2巻に続く!~

姉妹逆転ゲーム 1巻の感想

~姉妹逆転ゲーム 1巻の感想~

元々は姉のスミレが悪いですよね。

妹の気持ちを踏みにじって、楽しむなんて最低です。

だから、ノバラに復讐されても当然です。

しかし、ノバラも若干やりすぎなような気もします。

光を寝取った時点で、復讐を遂げたようなものです。

でも、それだけに飽き足らず、スミレから仕事も地位もお金も奪うなど、とことんまで破滅させてしまうのです。

ただし、その復讐だけで終わらないのがこの漫画。

次巻では、どん底状態のスミレが這い上がっていきます。

復讐に次ぐ復讐に目が離せません!

「姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~」1巻のネタバレについて紹介しました。

次は2巻を紹介していきますので、よろしくお願いします。

姉妹逆転ゲーム⇒2巻のネタバレ