池田ユキオ先生の描く漫画「ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編」。
今回は1話の中編のネタバレを紹介しています!
まみりこ編⇒1話ネタバレはコチラ!
ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編 1話②のあらすじ
「大食い食レポ動画」で人気の配信者まみりこ。
でも、まだまだライバルの「ウィーチューバー」には勝てません。
なので、ウィーチューバの祭典、「ウィー祭り」でも、ただの観客でしかありませんでした。
自分が舞台に上がるためには、「100万人以上」のチャンネル登録者が必要でした。
それには遠く及ばないまみりこは、「まだまだ足りない」と、自分を奮い立たせていきます。
「もっと上を目指すんだから」
「”あの子”みたいに…」
”あの子”とはいったい誰なのでしょうか!?
そして、そんなまみりこの元に突然、声をかける男性が現れて…!?
ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編 1話②ネタバレ
ウィー祭りで、突然、まみりこに近づいてきた男性は言いました。
「まみりこさん。」
「会いたかった!」
「いつも見てますよ!」
まみりこは、その相手を見て思います。
「え…この人ってたしか…」
「超有名のIT社長の新田潤(にったじゅん)!?」
新田は、ゲームやアプリのヒットメーカーで、「ネット界の寵児」と呼ばれています。
さらには、イケメンなので、女優やモデルからもモテモテという、勝ち組中の勝ち組です。
そんな事を、まみりこは一瞬で考え、「新田社長がなんであたしに…?」と質問します。
すると新田は言いました。
「社長なんてやめてよ」
「実は僕、まみりこのファンなんで。」
「LIME交換してくれる?」
それを聞いたまみりこはドキドキして、一気に舞い上がります。
「ウソ…」
「アタシこの大物に」
「狙われてるーーーー!?」
連絡先を交換した後、社長は次の仕事があるため、去っていきます。
その去り際に「今度ウチにおいでよ。連絡待ってまーす」と気さくに言うのでした…!!
まみりこと社長の狙いは…!?
まみりこは、腹黒いので、邪悪な笑みを浮かべて、こう思いました。
「”新田社長の彼女”なんて…」
「チャンネル登録者数、激増でしょ♪」
彼女は「売名上等!」を承知の上で、すぐに社長の経営する会社へと赴きました。
そこで、再び社長と会い、話をしていくまみりこ。
彼女はいつものように、ぶりっ子して、「わ~すっごいオシャレですね~」と、会社の内装を褒めていきます。
しかし、そんな風に装っていながらも「いつでもチャンスは逃したくないので」という、野心をちらつかせます。
それを見た新田社長は言います。
「僕の目に狂いはなかったようだな。」
「君が欲しい。」
それを見たまみりこは「(来た来た!)」とニヤニヤします。
しかし、新田が「欲しい」といったのは、あくまで仕事の上の話でした。
というのも、新田は、独自の”動画配信アプリ”の開発者でもあるのです。
そこで、「まみりこも、そこで配信を始めてくれないか」、という話でした。
まみりこは、それを聞いて少しがっかりしました。
新田の作った動画配信アプリは「タイムズテーブル」通称「T・T」と呼ばれています。
まみりこも、その存在は知っていました。
とはいえ、「T・T」では、モデルや俳優など、元々存在感の強い人たちが猛威を振るっている世界です。
なので、まみりこは、「わたしだと、埋もれちゃうかな~って」と言いながらやんわりと断りました。
内心では「配信場所ムダに増やしても、視聴者バラ消させたら意味ないし、やんないやんない」と、呆れていたのです。
さらには、「あ~あ、”新田社長の彼女”っていうキラーワードが欲しかったのに…」と意気消沈です。
しかし、そんなまみりこに、新田社長は新たな提案をもちかけるのです…!!
まみりこの心変わり
新田は言いました。
「僕の”PUSH(プッシュ)”をつけてもダメかな?」
PUSHとは、新田の「推しチャンネル」という意味でした。
つまり、新田の独断で、「トップページに載せるチャンネルを決めることができる」のです。
という事は、視聴回数も格段に伸びるし、他の企業の目にも留まりやすくなります。
しかも、新田が言うには、「僕のPUSHで、TVCMやドラマの出演をゲットしたタレントもたくさんいるよ」との事。
そんな「TVCM」という言葉を聞いたまみりこは、先ほどの態度とは一変します。
さらに、新田は「君なら僕の”PUSH”にふさわしい。人を惹きつける配信をしてくれるだろう。」「どうかな?」と尋ねます。
ところが、まみりこが答えを言う前に、思わぬ邪魔が入ってくるのです…!
女同士の闘い!
まみりこが返事をする前に「待ってください!新田社長!」という声が聞こえてきました。
そこに現れたのは、「ママサークルの集団配信者」でした。
彼女たちもT・Tを利用していて、「私たちもプッシュしてくださーい」と、まみりこの会話を邪魔をし始めたのです。
そのチャンネルの名も「キラピカママチャンネル」。
すると、その代表を務める「古谷聖子」という女性がまみりこに近づき、話しかけてきました。
「もしかして、まみりこさん?わぁ可愛い~」と言って、名刺を渡してきます。
その名刺には、「起業家」という肩書がついていました。
なんでも、古谷に限らず、このママ集団は、「ネイルサロン」やら「ハンドメイド」など、何らかの経営者との事でした。
そんな彼女たちが今日、ここにやってきたのは、新田社長に挨拶をする為でした。
それから聖子は、今後の意気込みを語っていきます。
「子育て中のままって本当に忙しいから」
「ネットをみるくらいが唯一の息抜きなんです。」
「そんなママを応援して、役に立つようなチャンネルにしていくつもりなんです。」
そういった後、まみりこの方をチラッと見て、言います。
「ライブ配信って、若い人のひまつぶしだけにしては、もったいないと思います。」
「だらだらしたトークだけとか…」
「大食いとか?」
それを聞いたまみりこは「ピクッ」と反応して睨みつけます。
しかし、新田社長はそんな争いを気にする様子もなく、「期待していますよ、キラピカママチャンネル。」と、応援のメッセージを送ります。
それを聞いて、ママたちも大喜び。
ところが、そんな様子をみて、まみりこは言いました。
「え~でもぉ…」
「ママはあんまりスマホに夢中になって欲しくないかなぁ…」
「だって危ないじゃないですか~~」
「赤ちゃんを抱っこしながらスマホって…」
そんな発言をすると、ママたちは途端に大激怒!
「何よあなた!」
「子育てのこと、何も知らないくせに!」
こうして、まみりことママチャンネルには確執が生まれてしまい…!?
ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編 1話②の感想
~ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編 の感想~
なかなか最初から複雑な展開を見せてくれます。
まみりこの過去、親友のちえとの関係、新田社長の思惑、ライバルのママチャンネル…。
そして、まみりこの目標とする「あの子」とは…!?
次回は1話のラストを紹介していきます!
ゴミ屋敷とトイプードルと私#まみりこ編⇒1話③ネタバレ