私の顔にさようなら ネタバレ 4話【美冬の計画と美冬を襲う思わぬ事態】

watasi no kao ni sayounara

「箱岬誉(はこさきほまれ)」先生の描く漫画「私の顔にさようなら」。

今回は第4話をご紹介していきます!

 

私の顔にさようなら⇒1話ネタバレはコチラ!

 

私の顔にさようなら 4話のあらすじ

美奈樹が抱く旦那への不満、セレブな生活の執着に目を付けた美冬は夫の殺害計画を提案します。

 

それに乗った美奈樹は、美冬の手配通りに薬で眠らされた夫の元へと向かうのでした。

 

いざ夫を殺そうと美奈樹がナイフを振り下ろしたとき、夫の隣りにいた浮気相手の女に止められます。

 

その女の顔を見た美奈樹は、驚きと恐怖で気が動転してしまいます。

 

その顔とは、美奈樹自身の顔でした。

 

訳が分からない美奈樹は、計画を一緒に立てた舞美に電話をします。

 

するとなぜか美奈樹の顔をした女の携帯が鳴り、「私が舞美よ」と答えます。

 

続けて「そして次は美奈樹、あなたになる事にしたの」といい、美奈樹の胸元にナイフを突き立てました。

 

舞美に成りすましていたのは、整形で顔を変えた美冬だったのです。

 

美奈樹に整形をした美冬は、目を覚ました美奈樹の夫に不穏な笑みを浮かべながら「帰りましょう」と答えるのでした。

 

私の顔にさようなら 4話 ネタバレ

~私の顔にさようなら 4話ネタバレ~

 

シーンは遡り、美冬の中学校時代の話になります。

 

麻矢をイジメていた美冬と、そのグループの美奈樹・舞美・美加・那美子の4人。

 

麻矢に宿題ワークを押し付けた上に、字でバレて先生に宿題を増やされた事を麻矢に当たります。

 

さらに美冬は「ブスは特技を身につけておいた方が生きやすいから、アンタの為にやった」と皮肉まで言い放ちます。

 

しかし麻矢は笑顔で「そうだね、私も反復する事が出来たから今日のテストは満点だった、ありがとう美冬」と答えます。

 

麻矢に他意はありませんが、その発言が頭にきた美冬は麻矢の胸倉を掴んで凄みます。

 

そこへ先生がトイレで何をやっているの?と見に来ますが、美冬は態度を変えて宿題を教えてもらっていたとごまかします。

 

宿題がバレた時に麻矢に投げた宿題ファイルで指を切っていた美冬は、先生がいなくなってから指の痛みに気づきます。

 

とっさに麻矢がカバンから絆創膏を取り出し、「紙で切った傷って痛いよね」と指に貼ってあげようとします。

 

しかし美冬は「触んじゃねーよ!アンタのブスが移るじゃない!」と麻矢を突き飛ばします。

 

転んだ麻矢に宿題ワークを投げつけ、今度はちゃんとやれと言い放つ美冬達5人。

 

ここで中学校時代の回想が終わります。

 

美冬の思い

美奈樹の顔に整形をした美冬は、美奈樹の夫の出勤を見送ります。

 

そこにたまたま出勤する翔が現れ、「おはようございます。」と挨拶をしてきます。

 

翔を見た美冬は目を輝かせて、「おはよう、翔」と声を掛けます。

 

すると翔の後ろから子供を連れた麻矢が顔を出し、「美奈樹とご主人、おはようございます。」と声をかけてきます。

 

麻矢の顔を見た瞬間、険悪な表情になる美冬。

 

これは翔に対する恋心と、それを麻矢のようなブスに取られたという嫉妬なのか。

 

またはそれ以外の何か感情があるのかは、今時点では不明です。

 

美奈樹の夫が「赤ちゃん…「美羽ちゃん」だったっけ?大きくなったな」とつぶやきます。

 

その時、麻矢が突然路上にうずくまる様に倒れてしまうのでした。

倒れてしまった麻矢の自宅に付き添った美奈樹は、美羽ちゃんを抱っこしています。

 

ちゃんと休んでいるのか美冬が麻矢に聞くと、出産から体調が戻らないと答える麻矢。

 

麻矢の母は5年前に他界しており、父は足が悪く、翔の両親は県外でお義兄さん夫婦と共に暮らしているとの事。

 

サポートは頼みずらいという麻矢に美冬は、「近所だし、私がサポートしようか?」と答えます。

 

学生の頃麻矢につらく当たって本当に悪かったと思っている。

 

今ここでその償いができるのなら、やらせてほしいという美冬。

 

麻矢は赦すとか赦さないとかおこがましい、美奈樹と出会えたこの縁をとっても感謝していると答えます。

 

その後翔は「つらく当たってたって、麻矢に?」と美冬に聞いてきます。

 

美冬は「え?まさか…麻矢から何も聞いてないの?」と翔に聞きますが、翔は「何が?」と答えます。

 

麻矢は美冬とその仲間に中学時代イジメられていたものの、翔にはその一切を話していないようでした。

 

翔が何も聞いていない事を知った美冬は、「つらく…っていうか、その…ちょっと話が合わない事があって」とごまかします。

 

翔は「あのとおり麻矢は自分の事より周りを大切に思う清く賢くやさしい女性だ。」

 

「同級生の美奈樹が側にいてくれたら、麻矢も気を許して甘える事ができると思うんだ。」と言います。

 

「わかった、私に任せて。」と美冬は答え、そのまま翔に「美冬の事を覚えている?」と聞きます。

 

事故後の顔と美意識

翔は「ポニーテールの?確か卒業間近に交通事故でひどい怪我をしたんだよね」

 

「話では転院とともに転校してしまったと聞いたけど、よほどの大変な怪我だったんだね。かわいそうに…」と答えます。

 

美冬は不安な表情で「その…美冬の事故後の写真、携帯に送られてこなかった?」と聞きます。

 

翔は「あ、俺当時携帯持ってなかったから」「じゃ、いってくるね」と答えて会社に出て行きました。

 

美冬は翔が事故後の自分の顔を知らず、思い出の中の自分が綺麗なままな事に安堵します。

 

事故で醜くなった自身の顔、それを想い人の翔に知られるのが怖かったのでしょうか。

 

腕にしがみついてくる麻矢と翔の子供の美羽、そこで自身の右腕にあるタトゥー隠しの絆創膏を見て過去を思い出します。

 

本物のタトゥーを入れた美冬を尊敬し、カッコいい・根性が違うと褒める仲間たち。

 

親や先生にバレたらヤバくない?と聞かれると、アンタ達がバラさなきゃバレないよ。

 

バレたらアンタ達に責任とってもらうからね。と言う美冬。

 

美冬の母は美容業界のトップで美意識が高く、美冬の姉美夏もCMモデルに受かる優等生でした。

 

母に吹き出物の事を指摘され、誰よりも自分を大切にしなさいと言い聞かせる美冬の母。

 

元夫に借金を負わされゴミのように捨てられた後、3歳の美夏と乳飲み子の美冬を一人で育ててきた母。

 

さらに0から美容業界でトップに立った母は、少しでも自分にとって汚点になる事や自ら醜い部分を作らないように言い聞かせます。

 

美冬の母が出かけた後、姉の美夏は美冬の腕を掴んでタトゥーを確認します。

 

「バカな妹、姉の私に隠し事が出来ると思ったの?こんなもの身体に刻んでママに軽蔑されるだけなのに」と美冬に言います。

 

美冬は「優等生のお姉ちゃんはママのお気に入りだからいいよね。私はニキビでも作ってないと気にも留めてもらえない。」

 

「お姉ちゃんにこんな気持ちはわかんないだろうけど!」と姉の手を振り払って走っていく所で回想は終わります。

 

美冬の手を取って微笑む美羽を見て、「翔に似てなんて美しい子なんだろう、

 

麻矢には1ミリたりとも似ていない」と思う美冬。

 

「血に汚れてしまった私のこの手に汚れのない無垢な手を重ねて微笑んでくれてる」

 

「この気持ちは…何?この子が愛おしくてたまらない…ああ、この子が私と翔の子だったらどんなに幸せだろう…」と美羽を抱きしめる美冬。

 

麻矢への恨み

「麻矢…許せない。すべてはアンタのせいなのに。私が地獄の苦しみを味わっている最中、自分はのうのうと翔と愛を育み幸せを手に入れていたなんて…」

 

回想ではただ麻矢が美冬やその仲間にイジメられていただけのようですが、何やら美冬はイジメる理由があるようです。

 

「さあ、どうしてやろうか」麻矢を陰から睨めつけるように、美冬は何かを企んでいるようです。

 

自宅に帰った美冬は、美奈樹の旦那とお酒を飲みながら会話をしています。

 

「今日は大変だったね」「麻矢さんどうだった?」と心配をしている美奈樹の旦那。

 

「うん。育児に疲れてただけで、サポートしてあげれば少しずつ回復すると思うわ。」と答える美冬。

 

バス停で翔と会って、麻矢が全てを暖かく包み込むやさしさに溢れている女性だと聞かされた美奈樹の旦那。

 

翔が麻矢を人として愛している事を知り、興味本位で見た目の事を聞いた自分を恥じたと語ります。

 

そんな話の話題を変えるように赤ちゃんは可愛く、一瞬自分が母親になった気分だったと語る美冬。

 

「欲しくなっちゃった?」と美奈樹の旦那に聞かれる美冬。

 

「翔の子ならね」と思いながらも「そうね、でもまだ二人の生活を楽しみたいわ」と答えるのでした。

 

翌朝、早起きをしてピクニックの昼食の準備をしている美冬に驚く美奈樹の旦那。

 

毎日世話をしてくれている御礼に、麻矢と翔から公園に遊びに行こうと誘われたのでした。

 

僕らの将来の育児の参考になるかもと、公園に行くことに乗り気な美奈樹の旦那。

 

美羽ちゃんには離乳食を作ったという美冬に、昔は料理一つ作らなかったのに変わったなと答える美奈樹の旦那。

 

存在がバレそうになり「そ…そう?」と動揺する美冬でしたが、「一瞬でも君との離婚を考えた自分がバカだと思うよ」と美冬を抱きしめる美奈樹の旦那。

 

二度目の事故

公園へ向かう途中、坂道を歩く麻矢と翔を見つけた美冬と美奈樹の旦那。
美奈樹の旦那が「おーい」と声をかけると、一瞬めまいでふらついてしまった麻矢。

 

心配する翔が一瞬ベビーカーから目を離すと、坂道を勢いよくベビーカーが走って行ってしまいます。

 

幹線道路に飛び出してしまう前に美冬がベビーカーを抑えましたが、そこにトラックが走ってきます。

 

咄嗟にベビーカーを押して美羽ちゃんを守った美冬は、中学校時代と同様にトラックにはねられてしまうのでした。

私の顔にさようなら 4話の感想

中学校時代に麻矢をイジメていた美冬でしたが、美奈樹の顔に整形をした美冬は子育てのサポートをしだしました。

 

しかし本心は、何か麻矢にとんでもない恨みを持っているような感じで非常に気になります。

 

翔への思いや麻矢との過去、その辺りはまだハッキリとしないまま美冬の計画は進んでいきます。

 

どんどん麻矢と翔家族との交流が深まる中、坂道を走って行ってしまった美羽ちゃんを救うために車に惹かれてしまう美冬。

 

美冬はどうなったのか、この後どんな展開になるのかドキドキな展開になってきました。

まとめ

今回は「私の顔にさようなら」の4話をご紹介しました。

次回は5話をご紹介します!

 

私の顔にさようなら⇒5話ネタバレ

 

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