恋と弾丸 1巻 【マイクロ】 -ネタバレと無料試し読み

恋と弾丸

箕野希望(みののぞみ)先生の描く、少女漫画恋と弾丸のネタバレを紹介しています!

また、感想や結末、さらには無料で読む方法もご紹介しています!

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恋と弾丸 あらすじ

~恋と弾丸 あらすじ~

イケメンのヤクザの若頭と、女子大生との禁断の恋!?

お互い住む世界が違うはずなのに、湧き上がる気持ちを抑えきない2人。

いつ命を落としてもおかしくないという、危険と隣り合わせの中で、2人は愛し合っていくのです…!

…というストーリーなのですが、突っ込みどころというか、少々強引な展開もあります。

ただ、キャラクターが魅力的だし、シチュエーションにもドキドキします。

リアリティを求める人には向きませんが、「王道の少女漫画」好きにはたまらない漫画です♪

恋と弾丸 キャラクター

「恋と弾丸」に登場する、主なキャラクターをご紹介していきます。

今回は、ヒロインヒーローのお2人です。

ユリ

今作ヒロイン、ユリ。

20歳の女子大生です。

気が強く、物怖じしない性格です。

美人の為、たくさんの男性からはモテますが、集まってくるのは軽い男ばかり。

また、ユリは思った事はハッキリと口にするので、男性は勝手に逃げていきます。

なので、もし付き合うなら「このままの私を『好き』って言ってくれる人じゃないと嫌」だそうです。

そんなユリですが、とうとう運命の相手に出会うのですが…!?

桜夜

桜夜組の若頭、「桜夜 才臣(おうや としおみ」。

今作のヒーローで、いわゆる「ヤ〇ザ」です。

片目を前髪で隠したメガネキャラで、クール系イケメンです。

ある日、ユリと偶然出会い、やがて恋に落ちていくのです。

この漫画では、そんな2人の恋愛模様が描かれています。

ちなみに「桜夜組」は国内外問わず、巨大な勢力を誇り、知る人ぞ知る大組織です。

そんな大組織の看板を背負った桜夜との恋は、いったいどれほど危険なものなのか…?

恋と弾丸 各話ネタバレ

恋と弾丸の1巻のネタバレをしていきます!

ただ、今回は電子書籍版の紹介なので、「巻」の表記がややこしいと思うので、補足説明をしておきます。

今回の場合では、「1巻」とは単行本でいう「1話」に該当しますので、あらかじめご了承ください。

恋と弾丸 1巻 ネタバレ

~1巻 ネタバレ~

女子大生のユリは、友達と一緒に「彼氏を作るため」に、とあるホームパーティに参加します。

ユリは見た目が可愛いため、すぐに何人もの男性から声をかけられました。

ところが、そういう男性に限って、全然タイプじゃないチャラい男ばかり。

しかもチャラ男たちは馴れ馴れしくボディタッチなどをしてきます。

なのでユリはイライラし始め、帰る事にしました。

友達は「ちょっとは大人にならないと、一生彼氏できないよ?」などと言いますが、ユリも負けじと言い返します。

ところが、パーティ会場が広いため、出口が分からずウロウロする羽目に。

「出口どこだっけ?」と友達は言いながら、手近なドアを開けてみる事に。

すると、その部屋では、とんでもない光景が広がっていました。

なんと、そこでは「※危ないクスリ」を使った若者であふれていたのです…!!

(※違法ドラッ〇の事です。)

ユリたちのピンチ!!

「クスリが見られた!!」

「捕まえろ!!」

若者たちは、慌ててユリたちを部屋の中へと連れ込みます。

若者たちは、ユリたちの口封じをするため、無理やりクスリを舐めさせようとするのです!

そして、男たちに体を押さえつけられた友達は、一気に大ピンチに。

しかし、そこでブチ切れたユリは、その辺のイスを持ち上げ、振り回します!

そして、イスで男を殴りつけ、友達を無事救出。

さらには、「それ以上近づいたら、次は頭にダンクをキメてやる!!」と、啖呵(たんか)を切ります。

すると、その時、部屋の外から別の男たちの声が聞こえてくるのでした…!

桜夜との出会い

「随分と気の強い女性がいらっしゃる…」

そう言いながら現れたのは、桜夜組の若頭「桜夜 才臣」と、その部下たちでした。

彼らはあっという間にこの場を治めユリと友達は助かりました。

しかし、助けられたとはいえ、相手はヤ〇ザ。

恐怖に震えるユリは、「どうしたら逃げられる…?」と必死に考えます。

ところが、そんなユリに桜夜は優しく言います。

「お怪我は?」

そう言いながら、自分のコートをかける桜夜。

ユリはおずおずと「ない…です。」と答えると、桜夜は柔らかいほほえみを見せながら「そう」とだけ答えるのでした。

 

それから桜夜は「コートは返さなくていい」といい、部下から名刺を用意させます。

その名刺をユリに渡した後、こう言いました。

「またタチの悪い男に絡まれたら、見せると良い」

「100%盾になる」

と。

その言葉に「ゾクっ」と怯えるユリを後に、桜夜たちは去っていくのでした…。

その後のユリたちは

それから2週間後。

ユリと友人は、いつもの大学生活に戻っていました。

あれだけ怖い目に遭いながらも、いつもの日常に戻れて安心するユリたち。

しかし、ユリは桜夜の事が未だに気になっていました。

一方、友人は「感謝はしているけど、もう関わりたくない」と、率直な感想を述べます。

なので、友人は「コートも返さなくていいって言われたんだから、そうしてね?」とアドバイスをします。

もちろん、ユリも、そのアドバイスに納得します。

しかし、桜夜の紳士的な態度が忘れられず、「お礼しないと私自身が気持ち悪い」と考え、1人で桜夜の元へと向かうのでした。

再会

そして、ユリは桜夜との再会を果たします。

桜夜も、再会を喜び「また会えたね、お嬢さん」と、邸宅に迎え入れました。

そこはまさに豪邸で、庭にもキレイな枝垂桜が見えました。

すると、桜夜は、部屋の「ある場所」に案内しながらこう言います。

「気に入る物があるといいけれど。」

そういって扉を開けると、そこにはブランド物のバッグや、靴などが棚の中に陳列されていました。

あまりの光景に驚くユリですが「スゴいですけど…えっと…」と戸惑います。

すると桜夜は何気なしに「プレゼントだ」と答えます。

それを聞いたユリは、驚きながらも委縮してしまい「私、そんなつもりでコートを届けに来たわけじゃ…」と困ってしまします。

そんなユリに桜夜は言います。

「お礼じゃなくて、口説いている」

「他人さえ守ろうとしたユリさんの強さに」

「俺は惹かれているみたいなんだ」

愛の告白!?

突然の桜夜の告白。

さらに桜夜は続けます。

「もう会えないと思っていたんだ。」

「なのに、律義にコートまで届けてくれた」

「ユリさんが来てくれた時、心臓が撃ち抜かれたかと思った」

つらつらと語る桜夜ですが、ユリは顔を赤くするばかりで、言葉が出てきません。

その代わり頭の中は、グルグルと回転します。

「(待って)」

「(この人はヤクザで…)」

「(名刺が盾になっちゃうくらい危ない人で…)」

ここでユリはふと我に返ります。

そして、「(これ以上関わっちゃだめだ)」と思い至り、逃げようとします。

しかし、頭では「逃げやきゃだめ!」と思っても、ドキドキしてしまい、呼吸が苦しくなってしまいます。

その姿を見た桜夜は、思わず後ろから抱きしめてしまうのです。

それに驚いたユリは慌てて振り払いますが、すぐに「すみません!」と謝ります。

「いきなり抱きしめられたので、びっくりして…」

そういうと、桜夜は「ヤクザだから、ではないようなので安心した」と答えるのでした。

刺客からの狙撃!?

それから桜夜はユリを家に帰す事にし、部下に車を用意させました。

別れ際に、おでこにキスをされ、戸惑うユリ。

そんなユリの姿を見て「可愛すぎるっ」と満面の笑みを浮かべる桜夜。

ところが、その直後。

「パンッ!」

という、銃声が聞こえ、次の瞬間、桜夜はその場に倒れこんでしまったのです!!

桜夜の住む世界

しかし、桜夜は怪我を負ったものの、軽傷で済んだようでした。

そして桜夜は全く動じることなく、冷静に「今日中に狙撃者へのカタをつけろ」と部下に命令を下します。

そうして去っていく桜夜の後姿を見ながらユリは思います。

「これが桜夜さんの住む世界なんだ」

と。

狙撃後…

それから何日かが経ちましたが、桜夜とは、疎遠になりつつありました。

「危険な目にだってもう遭いたくない」

「私は自分も家族も大事だもん」

「もう絶対関わらない」

ユリはそうやって自分に言い聞かせ、自分の住む世界に戻ろうとしているのです。

それにいつ命を落とすかもしれない相手なら、毎回その覚悟をしなければいけません。

だからこそユリは、桜夜を諦めるべく、自分の気持ちを押さえつけるのでした。

しかし、そんなユリの元に、突然、桜夜からの着信の電話が入ってきたのでした。

危険な恋

慌ててスマホを取り、ドキドキしながら電話にでるユリ。

すると桜夜は、一言だけ言うのでした。

「会いたいユリ」

もう会わないつもりだったのに…、その言葉を聞いたユリは、パジャマのまま外に出るのでした。

そして、迎えに来ていた部下と共に、桜夜に会うと、その頭は包帯で巻かれていました。

そしてユリは、今の自分には「なんの覚悟もない事」を打ち明けます。

しかし、桜夜は言います。

「惹かれているというだけで、ユリを巻き込んだのは俺だ」

「いつでも逃げてもいい」

「でも、会えた今だけは…」

そう言いながら桜夜はユリを力強く抱きしめ、熱くて長いキスをしていくのでした…。

「最期になるかもしれないけれど、一緒にもっと愛し合おう」

~2巻に続く~

恋と弾丸 1巻の感想

~恋と弾丸の感想~

「ヤ〇ザ」とか「クスリ」といった危険なワードが出てくるので、最初は「怖い話かな?」と思っていました。

しかし、読んでみると特に血なまぐさい場面もないので、安心しました。

(逆に、ガチの極道・任侠なストーリーを求めている方は、この漫画はオススメしません。)

なので、ちゃんと「少女漫画」として、普通に楽しめました。

大人になってから読むと、ややツッコミどころもありますが、やっぱり良いものだと思います。

恋と弾丸 結末はどうなる?!

しかし、ラストや結末で桜夜がどうなってしまうのかが少し気がかりですね。

今のところは普通にハッピーな展開が続きますが、昨今の流れだと「突然の鬱展開」なんて当たり前ですからね。

それに今回はモチーフが「ヤ〇ザ」だけに、危険なにおいがします。

ただ、少女漫画でそれはないと思うので、このまま無事にゴールしてほしいと思います。

あと最後になりますが、今回は文字によるネタバレだったので、伝えきれない部分も多々ありました。

特に、ヒロインのユリの可愛さや、桜夜のイケメンっぷりは、やはり絵でないと伝わらないと思います。