『このマンガがすごい!』にて、2019オトコ編・第1位を飾った、『天国大魔境』の1巻のネタバレを紹介しています!
また、感想や無料で読む方法もご紹介しています!
天国大魔境 あらすじ
~天国大魔境のあらすじ~
この漫画は、「施設の中」と「外の世界」という2つの視点で描かれています。
まずはそれぞれの世界についてご紹介します。
「施設の中」というのは、数名の子供たちと、先生達のいる「学校」の事です。
この学校には、作物の育つ庭園や、小川もあるなど、箱庭といった感じです。
さらには科学技術も高く、ロボットがあるなど、近未来的でもあります。
見方によっては「天国」といった所です。
しかし、完全に外の世界と隔離されていて、出ることが出来ません。
また、この学校で育った子供たちは、基本的に「外の世界」という概念はありません。
ただ、この学校を管理している大人だけは、外の世界の事を知っているようです。
一方、「外の世界」は、街や家が崩壊していて、荒廃した世界となっています。
というのも15年前に「大災害」なるものが起こり、大半の人々が滅んでしまったのです。
少数ではありますが、生き残った人間もいるようです。
また、外の世界には近未来感はなく、今の日本がそのまま滅んだという感じです。
さらに、「ヒルコ(人食い)」と呼ばれる怪物が現れ、人々を襲うなど、「魔境」と化しています。
この漫画は、そんな「天国」と「魔境」という、2つの異なる世界を軸に、物語が語られていくのです…!
天国大魔境 ネタバレ
大体の世界観がつかめたところで、各話のネタバレをしていきたいと思います。
大まかに、1話ごとに「施設パート」と「外の世界パート」の2つで進行していきます。
第1話は「施設パート」からです!
天国大魔境 1話 「トキオ」 ネタバレ
~天国大魔境 1話 ネタバレ~
四方が壁に囲まれた学校。
校庭には植物やテラスがあり、農作物も豊富にあるため、その寮に住む子供たちは快適な暮らしを送っていました。
そんなある日、子供たちは授業のため、教室へと向かいます。
その中で「ミミヒメ」という女子は、授業の前に、壁に阻まれた外を見上げていました。
そこに現れた「トキオ」という男子は、ミミヒメに声を掛けます。
「何をぼやーっとしているの?」
「授業始まるよ。」
トキオがそう言うと、ミミヒメは「うん」と答え、トキオに付いていきます。
そして一緒に教室に向かう途中、ミミヒメはこんな事を言いました。
「今日はテストがあるよ」
しかし、トキオは「今日は普通に授業で、テストなら事前に通知があるはずだろ。」と、ツッコミを入れます。
ところが、教室に向かうと、ミミヒメの予言は当たり、案の定テストが行われました。
トキオや他の生徒は驚く中、ミミヒメだけは「ほら」と、予知をしていたのです。
そして、全10問のテストがタブレットに表示され、みんなは答案を記入していきます。
これはいつもの授業風景のようです。
ところが、その日だけは違ったのです。
トキオのテストにだけ、あるはずのない「11問目」が表示されたのです。
11問目には、こんなことが書かれていました。
「外の外に行きたいですか?」
しかし、トキオは訳が分からず、先生に質問します。
「最後の問題の意味が分からないんですけど…」
ところが、先生も「もう少し具体的に…?」と説明を求めました。
そこで、トキオは「外の…」と言いかけながら、もう一度問題を見るのですが、不思議なことに11問目が消えてしまいました。
トキオは首をかしげながら、「なんでもありません。」と、気恥ずかしそうにするのでした。
テストが終わって、教室たちから出た生徒たちは「抜き打ちテスト」に、不満を募らせます。
その時、トキオはミミヒメにこう聞きました。
「ミミヒメはなんでテストがあるってわかったの?」
するとミミヒメは「わかんないよ、何となく予感がしただけ」と、本人もよく分かってない様子でした。
ただ、今後もミミヒメは「予知」のような能力を使い、様々な出来事を言い当てるのです。
でも、それよりもミミヒメは、トキオのテスト中に発言した「外」という言葉に興味がありました。
そこでこんな質問をします。
「トキオは外がどうなっていると思う?」
トキオは、「どうといわれても…」校庭の周りを見渡します。
しかし、ミミヒメは「違う。ここの外。」と言いながら、全面に囲まれた施設の壁を指しました。
それを聞いたトキオは「ここより外があるの?」と驚きます。
それに対し、ミミヒメは冷静に言います。
「あると思うよ。」
「最近段々イメージがハッキリしてきたの」
と言いながら、さらにこう続けます。
「僕が外に出たいなーと思っていると」
「外からふたりの人が、助けにきてくれるの」
「その一人の顔が、トキオにそっくりなんだ。」
※ちなみにミミヒメは「一人称が僕」の女の子です。
その晩、トキオは寮のベッドに入りますが、寝付けませんでした。
「外の世界」というのものが気になってしかたがなかったのです。
そして、ベッドから起きて、「外の外…?」とつぶやきながら、校庭へと、向かいます。
すると、その後ろから「トキオくん」と呼びかける声がありました。
トキオはギクッとして、振り返ると、そこには園長先生の姿がありました。
園長先生は車いすに腰掛けたお婆さんです。
その隣には、スーツ姿の男女が付き添っていました。
その時にトキオは、園長先生に、こう質問をしました。
「あのう、ここより外って、あるんですか?」
思いがけない疑問に、驚く先生たち。
園長先生は驚きながらも、「いずれ知ってもらう事です。」と前置きしながら答えました。
「ここより外はあります。」
それから、こう付け加えます。
「ただし、あさましい怪物がうごめく、汚れた世界」
「地獄です。」
それを聞いたトキオは、再び自室のベッドに戻り、考えこみます。
園長先生の言った「地獄」という言葉。
そして、ミミヒメの言った、外の世界からやってくるというトキオの顔に似た人間。
そんな事を考えて怖くなったトキオは、震えながら布団に潜り込むのでした…。
~天国大魔境 1話 おしまい~
天国大魔境 2話 「マル」 ネタバレ
~天国大魔境 2話 ネタバレ~
1話は施設(学校)が舞台ですが、2話では「地獄」と呼ばれる世界からスタートします。
舞台は日本。
ですが、家や街が破壊されており、道路には草が茂り、人の姿もありません。
そんな滅亡状態の世界を、少年と少女が2人で歩いています。
少年の名前は「マル」。
実は、マルの顔こそが、トキオにそっくりなのです。
そしてもう一人の少女の名前は「キルコ」。
マルよりも年上で、自称18歳~20歳。
キルコも実は、ミミヒメと似た顔をしています。
(なぜ顔が似ているのかは、その理由は1巻では明かされていません。)
2人は赤の他人ではありますが、マルはキルコを「おねえちゃん」と呼び、慕っています。
そんな2人は、何か目的があって、町中をさまよっていました。
しかし、物資も食料も少ないため、空き家となった住宅の中から、使えそうなものを探す事にしました。
そこで、窓を割って入り、部屋の中を物色しますが、トイレットペーパーや歯ブラシくらいしか見つからず、食べ物はありませんでした。
仕方がないので、2人は持っていた缶詰を開けて、食事を摂り始めます。
(ただ、キルコが適当な草を混ぜて、かさ増ししたら、激マズになりましたが…。)
そんなハプニングもありながら、休めそうな家を見つけて、ソファの上で眠りにつきました。
しかし、そもそも、なぜ2人はこの世界を歩いているのか?
また、なぜ世界はこうなってしまったのか?
2人の会話の中では「かつて『災害』が起こった事」や「生き残れなった人は、ほとんど餓死した事」が明かされます。
また、キルコはマルのボディガードとして同行しており、「人探し」をするという目的がありました。
手がかりなのは写真だけで、そこには2人の男性が映っていました。
そのうち1人は「親友」と、もう1人は「ちょっと会いたい人」だそうです。
一方、マルが旅をする目的は、「ある場所」へたどり着くことです。
マルは「一人でも大丈夫」といいますが、キルコは「人探しと一石二鳥だから、一緒にいるのは有意義」という理由で、旅をともにしているのです。
しかしまだ「キルコの人探し」や「ある場所」についてはあいまいですが、少しずつ明かされていくのです。
そして、この世界には、「ヒルコ」と呼ばれる謎の怪物が存在していることも…。
さて、それから夜が明け、2人は再び街中を歩きます。
しかし、今まではあてもなく、さまようだけでしたが、今度は地図を開きながら「人の居そうな方に行こう」と決めます。
「人が集まりそうなところといえば、駅の近くかなぁ…?」
そう考えた2人は、とりあえず線路に沿って歩いていくことにしました。
ところが、線路沿いを歩いていると、突然、キルコは殺気を感じました。
前方を見ると3人の男、そして後ろには2人の男が現れ、挟み撃ちにされてしまったのです。
男たちは盗賊のような暴徒と化しており、その手には、それぞれ鈍器がありました。
そしてキルコを見て「女だ!!」と騒ぎながら「荷物いおいて大人しく座れ!」「天国に連れてってやるからよ!」などと脅しをかけます。
しかしキルコは呆れながらため息をつき「せっかく人に会ったのかと思えば、ロクなのがいない…」と言いながら、腰のホルスターから拳銃を取り出します。
それを見たマルは「やめときないよ。弾がもったいないよ」と言いますが、キルコは「いや殺す!」と銃口を男たちに向けます。
飛び道具を持たない男たちは、「万一当たったら嫌だし、行こうぜ」「どうせ当たらないだろうけどな」などと捨て台詞を吐いて、逃げようとします。
ところがその時です。
一人の男が言いました。
「ちょっと待て、あれ本当に銃か?」
その言葉にキルコは、銃をスッっと隠します。
それを見た男は「あらっ!急にひっこめたぞ!?」と言い、キルコのはったりだと思い込みます。
実際、キルコの銃は一般的なモノではなく、どこかオモチャのような不思議な形をしていたのです。
それに気づいた男たちは、キルコに襲い掛かろうとしますが、キルコは再び拳銃を男たちに向けました。
そして、引き金を引くと「ポッ」と光線のようなものが発射されました。
すると、その光線は電灯にあたり、円形の穴が開きました。
電灯はグラっと倒れ、男たちの目の前に「ガガン!」と倒れます。
突然の攻撃に驚いた男たちは、立ちすくんでしまいます。
形勢逆転となったキルコは、再度銃口を向けながらこう言います。
「よぉ、さっき天国に連れてってくれるとか言ったよな。」
「探してたんだ…天国。」
「案内してよ。」
そう、実はマルの目的地こそが『天国』と呼ばれる場所の事だったのです…!
~天国大魔境 2話 おしまい~
天国大魔境 3話 「キルコ」 ネタバレ
~天国大魔境 3話 ネタバレ~
未来人のようなビームの出る光線銃にビビりまくる男たち。
逆らえなくなった男たちは、「天国」と呼ばれる場所にキルコたちを案内します。
しかし、トボトボと歩きながらも無駄口をたたいていました。
「すぐに撃たなかったのは、確実に当てるためだったのか…」
などと、キルコの恐ろしさを愚痴り始めるのです。
しかし、キルコがすぐに銃を撃たなかったのは、理由がありました。
実はこの光線銃(通称『キル光線』)は、スイッチを入れてから撃てるようになるまで、30秒近くかかるという弱点があるのです。
だからキルコは時間稼ぎをしていたというわけです、(その分、銃の威力は半端ないのです。)
しかし、男たちの無駄口は、それだけでは終わりませんでした。
「こいつら、物心ついたときには世界が終わってた、『無法世代』ってやつだろ…」
「俺たち殺されんのかな…」
「こんな世の中になって15年頑張ってきたのに…」
と、何気にこの世界の情報を少し教えてくれます。(読者に)
一方、キルコ達は、おっさんの泣き言にイライラを募らせ、そのたびに脅しをかけ、さっさと案内を促すのでした。
一行がようやくたどり着いたのは、廃墟となった病院でした。
キルコはマルに尋ねます。
「どう?マル。何かピンと来る事は?」
しかし、マルは「なんにもない」と答えます。
もちろん、2人は最初から期待などしていませんでした。
ただ、発電機を発見したキルコは、電池を取り出し、それをフル充電したら帰る事にします。
男は、「なんでそんな事してやらなきゃならねぇ…」とキレかけますが、キルコは銃口を目の前に向けて再度脅すのでした。
それとついでにキルコは質問をします。
「一応聞くけど、『天国』って場所に心当たりはないかな?」
「この際、『ナントカ天国』っていう名前でも良いんだけど」
すると男の1人がいいました。
「あんたら、トマト好きか?」
「トマト好きにとっては、天国と言えなくもない話を聞いたことがある」
マルは一応トマトが好きなようなので、話を詳しく聞くことにしました。
すると、男は「本当にあるかどうか知らないからな」と言いながらも、地図を広げ、説明してくれました。
こうして新たな情報をゲットでき、先ほどの電池の充電も完了したので、2人は立ち去る事にします。
その際に男は「何の電池なんだ?それ」と聞きました。
するとキルコはこともなげに「この銃の」と言いながら、散々脅しに使っていた銃に、電池をセットします。
男たちは目をむいて、「てめぇ!!」「じゃあ、ずっと撃てない銃で脅してたのか!」とブチギレます。
そして、「バカヤローッ!」「大人なめるな!」と罵声を浴びせ始めます、キルコは最後に銃口を向けると、たちまちビビります。
その姿を見てキルコは「あははは」と笑いながら『トマト天国』を目指して向かうのでした。
そんな2人が去っていくのを見ながら、男たちは「クソ度胸だなあの女」と悪態をつきます。
しかし、もう1人の男が言うには、マルが常にキルコの死角を隠していて、襲う事が出来なかったと振り返ります。
なので「武道の心得でもあるのかな…」と男たちから賞されるほど、マルも、ただものではないようです。
それから場面は切り替わり、内の世界、『施設パート』が始まります。
(ちなみにこの学校でも「トマト」が栽培されていて、1話の冒頭でもそれが描かれています。)
さて、あれからトキオは、すっかり『外の世界』が気になっていました。
なので、おなじ子供である「タラオ」という車いすの少年に、外に関する話をしました。
タラオは賢いようで、「外」という概念はすでに持っていました。
といっても、「外の世界」という漠然としたものではなく、この施設の中での「入れない場所」についてでした。
例えば、「先生たち専用のドアの向こう」や「配膳が下げられていく通気口の中」という具体的な場所についてです。
それを聞いたトキオは、「タラオは頭が良いなァ」と納得しながらも「なぜミミヒメは外に行きたがっているのか」が疑問でした。
タラオはふと「トキオはミミヒメが好きなの?」と質問するとトキオは「そりゃまぁ」とだけ答えるのでした。
その後、施設での子供たちが様々な出来事が起こりますが、今回の「ネタバレ」では割愛します…。(重要なシーンだけ書いていますので…。)
~というわけで3話はおしまい~
天国大魔境 4話 「”ヒルコ”①」 ネタバレ
~天国大魔境 4話 ネタバレ~
キルコとマルは、『トマト天国』なる場所を目指して、歩き続けました。
しかし、キルコの体力は限界で、休めそうな場所を探します。
そうして歩いていると、何と驚きの場所へとたどり着きました。
そこは「営業中」の「旅館」だったのです。
「ウソだろ…!?」「営業してんのコレ!?」と2人が言っていると、「やってるよ」という声が聞こえました。
それはこの旅館の女将さんで、こんな世界になっても1人で営業を続けているのです。
「地獄に仏とはこの事だ…」と、キルコは喜んで、お金を支払い、宿帳に名前を記入します。
その時、キルコはしばらく宿泊者達の名前をチェックしました。
その理由は、キルコの人探しの為です。
しかし、キルコの探している人は見つからず、女将さんに写真を見せても、分かりませんでした。
ちなみにその際、写真の男性の1人が「稲崎 露敏(いなざき ろびん)」という名前で、もう1人が「医者・先生」と呼ばれている事が分かります。
また、女将さんは天国についても、心当たりはないようです。
しいて言えば、温泉に入ればみんな「天国」と言うそうです。
なのでキルコもマルも温泉につかると、まさしく「天国」のような気分になるのでした。
お風呂から上がり、部屋で髪を乾かしていると、キルコはあるものが目に入りました。
それは、「猟銃」を入れるためのケースでした。
すると、女将さんは「怪物が出るからね…」といい、護身用に持っているのだそうです。
それを聞いた2人は「『人食い』『ヒルコ』の事ですか!?」と声を合わせてい言います。
なんでも、その怪物は人によって呼び方がまちまちなそうです。
共通するのは、その姿は大きくて、ぐちゃぐちゃとした形で、人を食べる事です。
しかも、普通の銃は効かないし、一瞬で人を殺せるほど恐ろしい強さを持っているのです。
ですが、キルコは『光線銃(キル光線)』ならヒルコにダメージが入るし、マルなら倒せるといいます。
しかし、女将さんは何も答えず、少しいぶかしげに見つめるだけでした。
もちろん、こんな少年と少女に倒せるとは思えないでしょう。
でも、2人は泊めてもらったお礼にと、こっそりヒルコ退治をする事に決めるのでした。
そして、その晩、本当にヒルコが現れて、そのおぞましく、恐ろしい姿と対峙する事になるのです…!!
~天国大魔境 4話 おしまい~
天国大魔境 ネタバレ まとめ
とりあえず1話~4話までネタバレしました。
天国大魔境の1巻は全部で1話~7話までが収録されています。
果たしてマルたちは『トマト天国』にたどり着けるのでしょうか!?
1巻では、その結末までが描かれています。
今回は力尽きたため4話のネタバレでおしまいですが、ご要望があれば、7話までネタバレを追記していきます。(最後のお問い合わせフォームから、ご気軽にどうぞ!)
あと、無料で試し読みも出来るので、そちらもオススメです!
天国大魔境の感想
~天国大魔境の感想~
とにかく謎が多いけれど、何気ない会話や、シーンの中から、少しずつヒントを得ていくのが面白いです。
後で読み返すと「あれはこういう意味だったのか」というのが分かると思います。
しかし、置いてけぼり感や、意味不明という感じはなく、読者もマル・キルコのように旅を楽しむことが出来ると思います。
崩壊後の日本を自由に歩き回るのは、ロマンがあり、不謹慎でも「少し楽しそう」と思ってしまいました。
一方「施設」で暮らす少年・トキオは、何も分からない事ばかり。
そこでトキオが手探りで謎を解き明かしていくのですが、先の展開が気になって仕方がありません。
そして、この2つの視点が、どう交わっていくのかも、注目していきたいところです。
また、ミステリー要素だけでなく、ヒルコとの戦い方も戦略的なので、バトル面でも大いに楽しむことが出来ました。
このマンガがすごい!
このマンガがすごい!web版では、こんな風に紹介されていました。
その1位の授賞した理由がまとめられています。
前作『それでも町は廻っている』で優秀なSF作品に与えられる星雲賞を受賞した、石黒正数先生による最新作は、これまで以上にSF感の強い、ファン待望の内容に。
トマト、そっくりな顔を持つ少年少女、謎の記号、絵のとおりの怪物……。
作中にて提示されている謎の数々に、期待せずにはいられない読者たちの熱い支持が、本作を第1位に輝かせました!
引用元:http://konomanga.jp/special/142345-2
「期待せずにはいられない…」確かに、その通りですね!
2巻の内容や、今後明かされていくであろう謎についても、期待大です!
作品情報
■タイトル
天国大魔境(てんごくだいまきょう)
■ジャンル
青年漫画・SF・ファンタジー・ミステリー・バトル
■作者名
石黒正数(いしぐろまさかず)
■掲載誌
月刊アフタヌーン
■配信サイト
U-NEXT
まんが王国
eBookJapan
など
石黒正数
石黒正数先生のプロフィールをご紹介します。
2000年に『ヒーロー』でアフタヌーン四季賞秋の四季賞を受賞しデビュー。
『それでも町は廻っている』は第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、『天国大魔境』は「このマンガがすごい!2019」オトコ編1位を受賞。
特筆すべきは物語の起承転結がとにかく美しいこと。
どの作品も濃厚なミステリー小説のような無駄のないストーリー構成に、伏線回収と相まって読むものを毎回ハッとさせてくれます。
引用元:https://www.ebookjapan.jp/ebj/content/author/14461/