夫婦別生 part2 ネタバレ

huuhu bessei

竹充ヒロ先生の描く漫画「夫婦別生」。

今回は1話の続きであるpart2のネタバレを紹介しています!

夫婦別生⇒前回のネタバレはコチラ!

夫婦別生 2話のあらすじ

~夫婦別生 2話のあらすじ~

「他人からから評価されることが、自分の価値になる!」

そう信じて疑わない美奈子は、これがポリシーでもありました。

一見、良い事を言っているようですが、結局「人の目を気に過ぎている」だけに過ぎませんでした。

だから、美奈子にとっての幸せとは「人から幸せだと思われている」という事です。

これは、完全に他人からの依存気質の発想です。

それでいて、お金遣いも荒く、家事もサボるなど、主婦としてもダメダメでした。

しかし、美奈子はその自覚が全くなく、友人に「金持ちアピール」をするのが生きがいなのです。

ところが、SNSで「愚痴夫」なるアカウントを発見し、事態は急変!

愚痴夫は、まるで美奈子を責めているような事ばかりをつぶやいていくのです!

「まさか、これは本当に私の事を言っているの!?」

そうして美奈子は自分を見つめなおすとともに、夫に対して疑心暗鬼になっていき…!?

夫婦別生 2話のネタバレ

~夫婦別生 2話のネタバレ~

美奈子は、愚痴夫のアカウントを欠かさずチェックするようになりました。

「愚痴夫」が、夫の優大であるという確証は、まだありません。

しかし、美奈子にとっては、優大にしか思えませんでした。

なので、愚痴を書き込まれないように、必死で家事を行うようになっていきます。

しかし、美奈子が何をやっても「愚痴」を書かれていくのです。

そのせいで、美奈子は少しずつ精神を病み始めて、それは焦りへと変わっていきました。

「てかなんなの!?」

「不満があるから直接言えばよくない!?」

「いや、そもそも私に不満とかありえないし…」

それに、元はといえば、優大の方からプロポーズしてきた事を思い出します。

「冴えないそっちが告白してきたから…」

結婚してやったのに!!」

美奈子は、次第にそんな事を考えるようになっていきました。

美奈子にとっての幸せ

そんなある日、美奈子は元同僚の友人とお茶をしていました。

すると友人は、以前、寿退社した同期のOL話を始めます。

どうやら、そのOLは離婚したらしいので、友人はあざ笑うように言いました。

「あんなに”私たち幸せで~す”って、アピールしてたのに離婚て」

「悲惨だよね~」

それを聞いた美奈子は、「ほんとだね~」と言いながらも、顔が引きつっていました

プライドの高い美奈子にとって、「悲惨」と思われるのは何よりも避けなければいけない事です。

なので、美奈子は必死に「我が家は上手くやっているから…」と言い聞かせました。

ところが、愚痴夫のアカウントには「嫁との関係はもうダメかも」という、衝撃的な事が書かれていたのです!

美奈子はドクンドクン、と心拍数が早くなっていくのを感じます。

同時に、先ほどの「悲惨だよね~」という言葉が突き刺さるように頭の中へと響いていきます。

そのタイミングで、仕事を終えた優大が家に帰ってきました。

優大はいつもの笑顔で、美奈子に話しかけてきます。

しかし、美奈子は悲痛そうな表情を浮かべているので「何かあったの?」と心配してくれるのですが…!?

愚痴夫は優大じゃない!?

そんな夫の優しい顔を見ながら、美奈子は言いました。

「ごめんなさい!!」

美奈子は、数々の愚痴に、とうとう耐えきれなくなったのです。

それから、美奈子はすべてを白状することにしました。

SNSのアカウントを見ていたこと。

自分の事を、あんなふうに思っていたこと。

なので、今度からはちゃんとするから、

離婚だけは許してください

と。

結局、美奈子は、離婚そのものよりも、周りから「悲惨」と言われることを何よりも恐れていたのでした。

しかし、優大は意外そうに言いました。

「SNSのアカウントって…」

「何のこと?」

この答えに、美奈子もポカンとしてしまいました。

「え、だから、私の愚痴ばっかり書き込んでるアカウントがあって…」と美奈子は説明します。

しかし、優大は「え!?いやいや、俺そういうSNS系疎いって言わなかったっけ?」と本当に知らない様子を見せました。

そして、いつもの優しい笑顔で言いました。

「てか、俺が美奈子の愚痴とか言うと思う?」

その言葉に、美奈子は心の底から安堵感を覚えました。

それに、最近美奈子の様子がおかしかったのも、優大は納得し、優しく抱きしめてあげるのでした。

こうして誤解も解け、美奈子は「やっぱり我が家は大丈夫だ…」と笑顔で涙を見せるのです…が…?

悪夢再び!

美奈子は「さてと、このアカウント見るのももう止めようかな」、とすっかり安心していました。

ところが、愚痴夫の最新のつぶやきにはこうあったのです。

「まあ、上手く行ったからな…」

「とりあえずこれからも様子見」

それを見た美奈子は硬直し、一気に血の気が引いてしまいました。

「え…なにこれ…」

「いや、え?でも優大はちゃんとアカウントを否定してたし…」

せっかく解決したと思ったのに、再び疑心暗鬼に陥る美奈子。

「偶然だよ、うん、偶然。」

「あはは、うん大丈夫」

そう言い聞かせますが、精神はさらに病んでいきました…

それから、今まで作ったことがないお弁当を持って、直接届けるという、過剰なサービスを始めます。

優大も意外そうな顔をしますが、彼はお礼を言った後、笑顔で言いました。

「ありがとう」

でもいらないや

さらっと傷つくこと、笑顔でいう優大。

なんでも、後輩にご飯をおごる約束をしているらしいからとの事。

しかし理由は何にせよ、「いらない」という言葉に、ショックで固まる美奈子。

さらに、美奈子は「また愚痴を書かれちゃったら…どうしよう…」と、絶望します。

しかし、慌てて「あ!じゃあ夕飯は?夕飯も美味しいものを作って待っとくから!早く帰ってきて?ね!」と取り繕います。

その様子を見た優大は「どうしたの?そんなに焦って変だよ?」と言いながら「みんな見てるし」と付け加えました。

美奈子は、急に人の視線が突き刺さるように感じて、こう思いました。

「上手く行ってない事が…」

「周りにバレちゃったら…」

「どうしよう」

それから急にいたたまれなくなった美奈子は、逃げるように去っていきました。

そんな一部始終を見ていた優大の後輩は言います。

「よかったんですか?弁当」

それに対し優大は「また作ってもらうよ」と返します。

後輩は「へ~優しい奥さんっすね~」と言いながら、先を歩いていきます。

そんな妻に対して、優大はこう思いました。

「俺のいう事、何でも聞いてくれるんだよね」

「出会った時から、他人の目ばっかり気にして」

「扱いやすそうな人だなって思ってたんだよね」

夫婦別生 結末

実は優大が「愚痴夫」であることは、周知の事実でした。

美奈子の友人は言います。

「旦那さんが裏アカで愚痴ってんの、みんな知ってるっつーの」

周りのみんなは、最初から2人のアカウントを見て、ずっと楽しんでいたのです。

美奈子は、今や誰からも「幸せそう」だなんて思われていませんでした。

それでも、美奈子は相変わらずインスタで幸せアピール。

一方、愚痴夫は、それに対する愚痴をつぶやいていました。

そんな様子は、ただの笑いものにされているだけでした。

「2人で話題が同じなのに、内容が全然違うのがウケるよね!」

「ほんと、見てて面白い夫婦だよね~」

何も知らない美奈子は、今日も必死になって、夫の顔色をうかがう生活を続けていくのでした…。

夫婦別生 part2の感想 

妻が妻なら、旦那も旦那っていうオチでした

美奈子は幸せにこだわっていましたが、全然幸せになれていないのが、見ていて悲しくなってきました。

月並みですが、自分が幸せと思えば、それは幸せなことなんですよね。

心から褒めてくれたり、幸せを願ってくれるような他人なんて、そうそういないはずですし。

逆に、他人からの評価を求めてばかりだと、自分を苦しめることになるんですね。

だから、こういった結末は妥当かな、と思いました。

もちろん、他人の評価が全てではないとはいえ、少なからず影響は受けるもの。

ですが、必ずしもそれが本当の自分の評価とは限らないのです…!(というか絶対に違います。)

それに、お互いがお互いを「扱いやすい」などと言って、利用し合うような夫婦関係も、どうなんでしょう。

これも、笑いものにされてしまうのも、無理はないかもですね。

「結婚してやったのに!」という言葉が出ている時点で、もう愛はないのでしょう…。

でも、離婚すると不幸だと思われるから、美奈子は一生尽くし続ける人生…っていう感じなんですかね。

そう考えると、旦那の1人勝ちなのでしょうか。

いや、それよりも、本格的に病んでしまった美奈子に、刺されてしまいそうな結末が見えますね…。

夫婦別生の続きは…!?

さて、この漫画はこれにて完結した…かに思えました。

それからしばらくの間を置いた後、ついに続きが更新されました!

当サイトでも、注目していきたいと思います♪

 

 

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