今宵、少女は獣に抱かれ… 3話 ネタバレ 【治らない発作!姐さんとの対立】

koyoi syojo ha kemononi

COTA先生の描く漫画「今宵、少女は獣に抱かれ…」。

 

今回は3話ネタバレを紹介しています!

 

今宵、少女は獣に抱かれ…

1話からのネタバレはコチラ!

 

今宵、少女は獣に抱かれ… 3話のあらすじ

~今宵、少女は獣に抱かれ…、3話のあらすじ~

 

「絶対に開けてはいけない」と言われていた旦那様の部屋。

それを開けてしまった時、ひよりは恐怖を体験しました。

 

いつも優しい旦那様が、豹変したかのように、体を求めて襲い掛かって来たからです。

ひよりは、訳が分からず、ただただ怯えるだけでした。

 

しかし、その理由をトキから聞いたひよりは、少しずつ受け入れ始めていきます。

また、旦那様自身も「発作」に苦しんでいる事を知り、ひよりは、病気の母の姿を重ねます。

 

なので、ひよりは、2人の苦しみを解放すべく、自分に出来ることを模索し始めるのでした…!

 

今宵、少女は獣に抱かれ… 3話のネタバレ

~今宵、少女は獣に抱かれ…、3話のネタバレ~

 

ある日、ひよりは旦那様のお供として外出していました。

旦那様は「歩き回って疲れたろう」とねぎらってくれますが、ひよりは笑顔で答えます。

 

「ここに来てから、街に出るのが初めてなので、楽しかったです!」

こうして帰り道を歩きますが、途中で神社を見かけました。

 

なので、「せっかくだから寄っていくか」と、2人は境内に入っていきます。

そこで2人はお参りし、ひよりは絵馬を買ってもらったので、願い事を書いていきます。

 

そして、一番上に吊るそうとするのですが、ひよりの身長が足らず、届きそうもありませんでした。

そこへ旦那様が優しくフォローし、絵馬を高い場所へと飾ってくれたのです。

 

ひよりは、後ろに当たる彼の背中の体温を感じて、ドキドキしました。

そんな彼女の願いは、もちろん「お母さん、そして旦那様の病がよくなること」でした…!

 

距離を縮める2人

それから遊郭に着いた2人。

ひよりは旦那様の部屋まで荷物を運び入れ、立ち去ろうとします。

 

ところが、彼は「待って、少しゆっくりしていかないか?」と呼び止めてくれたのです。

それから、今日一日頑張ってくれたご褒美として、お客様用のお菓子を用意してくれたのです。

 

「2人だけの秘密」という事で、ひよりも喜んで、美味しそうにお菓子を食べます。

その愛くるしい姿に、思わず旦那様も、ひよりの頭をなでたりします。

 

ひよりはその動作に、またしてもドキドキしてしまうのでした。

ところが、そんな風に距離を縮めていく2人に対して、嫉妬心を燃やす女性も現れるのです…!

 

女の闘い!?楼主は誰のもの?

それから旦那様の部屋を後にしたひより。

すると、遊女の1人に「ちょっといいかしら」と呼び止められました。

 

彼女の名は白鷺(しろさぎ)。

白鷺はこの遊郭で一番の花魁らしく、気の強そうな女性でもありました。

 

そんな彼女の要件は、「旦那様とひよりの関係」についてでした。

実は、ひよりの祖父は、かつて旦那様を助けた「恩人」なのです。

 

白鷺はそれを知っていて、ひよりが優遇されていることを、まず指摘します。

それから、「だからと言って、個人的な事にまで踏み込むのはどうなのかしら?」と忠告してきたのです。

 

さらに白鷲は「旦那様だって、迷惑しているんじゃない?」と、なじるような事まで言います。

もちろん、ひよりにそんなつもりはありません。

 

しかし、白鷲は、なおも続けます。

 

「あの人の病はね、今まで誰にもどうにもできなかったの」

「それなのに無責任に関わろうとするなんて…」

 

どうやら、白鷲も、本気で旦那様の事を心配しているようでした。

だからこそ、ひよりの根拠のない前向きな態度が、気にくわなかったようです。

 

けれど、ひよりは、何を言われようと自分の意思を譲る気はありませんでした。

「今までたくさんの人が無理だと諦めてしまっても」

「私は諦めたくないんです!」

 

来たばかりの娘に、知った風なことを言われた白鷲は、感情に任せて手を上げようとします。

ところがその時、旦那様が現れて、白鷲を制止しました。

 

それから白鷲は涙を浮かべながら、走り去っていきました。

残されたひよりに、彼は言います。

 

「白鷲があんな振る舞いをするのは俺のせいだ」

「すまなかったね」

 

その言葉に、一瞬考えこむひより。

「(旦那様と白鷲さんには、一体、何があったんだろう。)」

 

そして、ひよりはどうしても気になったので、そのまま言葉にして尋ねました。

「旦那様のせいって…、いったいどういう事ですか!?」

 

しかし、旦那様は「今話すのは無理だ」と言って、去ろうとします。

というのも、もうじき日も暮れ、「発作」が起きてもおかしくないからです。

 

けれど、ひよりは「このまま戻ったら、もう話しくてくれなくなってしまいそうな気がして…」と、強引に引き止めました。

「旦那様の事、もっと知りたいんです!」

 

そんなひた向きな少女の言葉に、旦那様は「ふぅ」とため息をつき、観念したようでした。

それから、旦那様の部屋で、2人は面と向かって、彼は話をしようとします。

 

ところが、その時です。

「今すぐ部屋から出ろ…っ!」

 

また本当に「発作」がやってきてしまったのです。

ひよりは一瞬ためらいながらも、言う通りにします。

 

ところが、すでに手遅れだった様で、また彼はひよりに襲い掛かってしまうのです!

それから、再び少女の体を求めるのですが、今度はひよりは逃げませんでした。

 

むしろ、そんな旦那様に対して、優しく受け入れようと試みるのですが…!?

 

~今宵、少女は獣に抱かれ… 4話に続く!~

今宵、少女は獣に抱かれ… 3話話の感想

2人の関係が微笑ましくもあり、すぐに崩れそうな悲しさも感じます。

 

また、人のために頑張ろうとするひよりが偉いなぁと、素直に感心してしまいました。

あの頃の少女なら、きっと本気で救おうと考えているのでしょう。

 

大人になると、白鷲さんのように薄れていく感覚ですね。

でも、やっぱりひよりの気持ちは、大人になっても心のどこかにあるものですよね。

 

「今宵、少女は獣に抱かれ…」3話 まとめ

「今宵、少女は獣に抱かれ…」3話のネタバレについて紹介しました。

 

次回は4話を紹介していきます!

 

今宵、少女は獣に抱かれ…⇒4話ネタバレ