この作品は、橘オレコ先生によって書かれた作品です。
同先生が書いた、「プロミス・シンデレラ」という作品のスピンオフとなっております。
「プロミス・シンデレラ」を読んだ人はもちろん、読んでない人も十分に楽しめる作品となっております。
今作のテーマは恋愛に加え、ギャグ要素もあります。(いわゆるラブコメです。)
主人公である男子高校生の片岡壱成(かたおかいっせい)が同居人でバツイチアラサーである、桂木早梅(かつらぎはやめ)に恋をしている状態から始まります。
しかし、壱成は早梅に惚れていることを認めないような態度をとります。
それでいて、壱成は早梅を惚れさせようと様々な行動をとります。
しかし早梅の行動ひとつひとつに壱成はドキドキが止まりません。
壱成と早梅の日常を追った本作品ですが、壱成の葛藤もまた見所のひとつです。
#バツイチアラサー女子と男子高校生 1話 ネタバレ
~バツイチアラサー女子と男子高校生 1話ネタバレ~
1話の題名は「ケーキ」です。
壱成の通う学校には、一番の美人と噂の松浦先輩がいます。
そんな先輩に「駅前のお店のケーキを一緒に食べに行こう」と誘われた壱成。
彼女はいつもそこで「壱成が買っているのを見てるから」と言いました。
しかし壱成は「興味がないっス」とだけ言い残してその場を去ってしまいます。
学校からの帰り道では、彼は甘いものも好きではないし、ケーキのために行列に並ぶことも興味がないと自問自答します。
彼が家に帰ると笑顔で出迎えてくれたのがバツイチアラサーの早梅でした。(駅前のお店のケーキを持って。)
壱成は笑顔で出迎えてくれた姿に照れてしまいます。
何を隠そう、彼はアラサーの早梅にベタボレをしているのです。
しかし本人はその事を表面上は認めようとしません。
そして彼は誓っています、「このバツイチアラサー女を俺に夢中にさせる」と
。
そのために学校の女子には一切振り向かず、あえて興味のない態度をとるのです。
壱成と早梅の関係性と、出会ったきっかけとは?
本作の主人公である、「片岡壱成」は、高級旅館の社長令息で容姿端麗でお金持ちです。
そのため言い寄ってくる女子は後を立ちません。
一方、早梅は壱成の家に同居人として暮らしています。
家政婦としてではなく、ただの同居人です。
そんな二人の出会いは平和なものではありませんでした。
早梅はバツイチなので、離婚を経験しています。
その原因は、旦那の不倫でした。
そのことによって家を出た早梅、しかし路頭に迷ってしまいます。
迷っていたところに壱成が現れ、拾います。それ以来早梅は同居人として過ごすようになります。
(二人のより詳しい出会いについては、「プロミス・シンデレラ」をご覧ください!)
壱成が早梅を落とそうと仕掛ける!その結果は・・・
一緒にケーキを食べる壱成と早梅。
その時、壱成は「先輩にそこのケーキ屋に一緒に食べに行こうと誘われた」という話をします。
すると早梅はさっそく、女の先輩かどうか尋ねます。
それを見た壱成は気にかけてくれていることを期待しながら、「誘いはよくくるけど、全部断っている」ということを話します。
早梅はなにも考えずに「なんで断っているの?好きな子でもいるの?」と聞きます。
ベタボレしている人からの質問にかなり動揺する壱成。
苦し紛れでかつ強い口調で「いねーし」と答えます。
彼女は続けて、壱成を見た目で選んでいる子に、「並大抵の精神力じゃ一緒にいられないと教えてあげたい」と言いました。
その発言に「知ったかするな」と言いつつも、早梅は出会ったときから中身を見てくれていたことを思い出す壱成。
そこでまた照れてしまいます。
壱成は緊張しながらも、早梅に「男を見つけないのか」と問いただします。
すると早梅は「壱成の家にお世話になっているうちはないかな」、と話してくれます。
思わぬ本音を聞けた壱成の脳内は暴走してしまいます。
「家政婦として任命しようと思っている、
気配りもできる、
家事もしっかり行っている、
そのためにはどう従わせようか、
どうやってこの家に永遠にいてもらおうか、
それには惚れさせるしかない、
あくまで俺は早梅が好きじゃないけどね…」
といった大暴走が脳内で起こっています。
そして本題に戻りますが、ケーキを一緒に食べているのも惚れさせる作戦のひとつです。
しかし彼女のおいしいね、という笑顔に壱成はまた一段と照れてしまうのでした。
惚れさせる作戦!でも結果はやっぱり…
やられっぱなし(自滅してるだけ)な壱成は、次の作戦をなんとか考えています。
すると早梅からケーキをあーんされます。
照れながらもチャンスととらえる壱成、そこで再び脳内妄想が始まります。
作戦としては素直にあーんに応じる壱成、すると壱成は早梅をアゴクイをして早梅の目を見ながら「こっちのがうまそう」といい放ち、ドキドキさせる!(もちろん妄想です)という作戦を思い付きます。
早梅のあーんに対して壱成は応じようとします。
しかしそれはひっかけ、食べさせてくれませんでした。
そこでの無邪気な笑顔に壱成はまた一段とハートを射止められたのでした…。
#バツイチアラサー女子と男子高校生 1話の感想
およそ10歳差の男女のラブコメを題材にした本作品、何より面白いのは主人公の壱成の妄想が暴走することですね。
絶対惚れているのにそれをあくまで認めようとしないところが年相応でかわいいですね。
ケーキを一緒に食べているだけなのに脳内ではどうやって家に永遠に早梅を置こうか考えていますからね…。
さらにすべての落とす行為が見事に空回りしてどんどん落とされていっているのまた見ていて楽しかったです。
また早梅は壱成のことをあうまで弟っぽくしか見ていない感じもまたもどかしいですね!
自分が好きな人に、好きな人いるのって聞かれたときのもどかしさや恥ずかしさといったら大変なものですね。
また、地位の差が大きすぎるのもまた要因かもしれません。
まとめ
今回は「#バツイチアラサー女子と男子高校生」の1話をご紹介しました。
次回は2話をご紹介します!
#バツイチアラサー女子と男子高校生⇒2話ネタバレ