「魔力0で最強の大賢者 〜それは魔法ではない、物理だ」のあらすじとネタバレを紹介します!
魔力0で最強の大賢者 〜それは魔法ではない、物理だ あらすじ
魔力0なのに世界一の魔法使いとされているゼロの大賢者は、200歳で亡くなりました。
そして500年後にマゼルとして転生しましたが、魔力は0のまま。
対して、妹のラーサは魔法の天才。
マゼルはゼロの大賢者の生まれ変わりだと思われています。
魔力0のマゼルですが、魔法に見えるある能力を使えて…?
魔力0で最強の大賢者 〜それは魔法ではない、物理だ ネタバレ
200歳のゼロの大賢者は、ベッド周りに集まってくれたみんなに、魔法が使えないことを白状しました。
その後ゼロの大賢者は亡くなり、マゼルとして転生しました。
500年後のローラン領 ローラン邸。
5歳のマゼルが図書室で本を読んでいると、2歳年下の妹のラーサに本を読んでと頼まれました。
ラーサが持っている本は、風魔法の応用編!
初級編は既に自分で読んだそう。
マゼルは天才のラーサに抱きついた後、それなら応用編も自分で読めるんじゃと言いました。
でも潤んだ目のラーサに読んでとお願いされたため、キュンとして承諾しました。
教えられることはないと零したマゼルに、ラーサは両親の言葉を伝えます。
ゼロの大賢者の生まれ変わりのマゼルは将来英雄になると。
ゼロの大賢者は、500年前の魔力0なのに世界一の魔法使い。
魔力が0では使えないはずの魔法を使って大賢者と呼ばれ、世界中の人々から尊敬されました。
ゼロの大賢者同様に魔力が0で生まれたマゼルを、両親もラーサも大賢者の生まれ変わりと信じているようです。
実際は、マゼルはゼロの大賢者の転生した本人!
マゼルは転生しても魔力0。
ゼロの大賢者は魔法が使えなかったのに、どうして500年後にも伝わる大賢者とされているのか?
マゼルがそう考えていた時、父親のマダナイがやって来ました。
マダナイの耳には、先程のラーサの言葉が届いていたようです。
マダナイは本を見ながら語ります。
ゼロの大賢者は「魔法が使えない」と最期に言い残した。
そしてマダナイの祖先でゼロの大賢者を看取ったナイスは、その言葉を「真の意味では魔法を使えない」と解釈したと。
ナイスはゼロの大賢者の最期の言葉を曲解したようです。
マダナイは、マゼルがローラン邸の本1万冊を2年で読んだことを称えました。
そしてマダナイが去った後、ラーサは魔法を見せてとマゼルにお願いしてきて…?
魔力0で最強の大賢者 〜それは魔法ではない、物理だ 感想
絵が可愛らしくて、マゼルとラーサが可愛い!
マゼルもラーサも次第に大きくなりますが、可愛らしさはそのままで凛々しさが加わってきて、この先の2人の成長した姿が楽しみです。
大人びているマゼルですが、重度のシスコンで面白い!
ラーサのことを世界一可愛いと思っていたり、ラーサが嫁に行くことを想像して泣いたり。
他にもたまにギャグ要素があって面白いです。
ゼロの大賢者の最後の言葉を曲解したナイスに腹を立てて、5歳のマゼルが机を真っ二つにしたり。
魔法が使えないマゼルですが、将来の大賢者と思われているため、蔑まれたりいじめられたりしないので安心して読めます。
マゼルは次第に隠れて能力を使うように。
次はどんな能力を見せてくれるんだろう、いつ人前で能力を発揮するんだろうとワクワクします。
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