魔王の始め方 のあらすじとネタバレをご紹介します！
漫画：笑うヤカン
原作：小宮利公
キャラクラー原案：新堂アラタ
作品のテーマ：
人間を信じられない魔王が世界征服に挑戦
魔王の始め方 あらすじ
横穴を掘っていたオウルは、遂に目的のものを見つけました。
すると小瓶に魔力が溜まっていきます。
オウルは魔法陣を発動してサキュバスのリルを召喚し、巨大ダンジョン作りの手伝いを頼みました。
サキュバスを選んだ理由は、オウルは人間を信じられないから。
オウルとリルは契約を結びました。
ダンジョン作りに取りかかる前に、オウルはリルに…？
魔王の始め方 ネタバレ
槍を持った男たちが扉を開けると、中には生首を持った男が！
その数十年後。
男性の老人がツルハシで深い横穴を掘っています。
息は切れ、手や服は汚れています。
そして遂に目的のものを見つけました。
芳醇な魔力を感じます。
老人は小瓶を持った手を前に伸ばします。
やがて小瓶の中に液体が溜まりました。
それは目に見えるほど高濃度の魔力。
老人は小瓶を地面に置いて唱えます。
すると老人の体は若返って若者の体になり、力が溢れます。
液体状の魔力は小瓶いっぱいに。
男がまた唱えると、瓶が大きくなって男の体ほどの大きさになりました。
次に、男は殺風景な周りの空間を部屋のようにして、椅子や照明などを出現させました。
全裸だった体には魔術師のような服をまとっています。
次に指先を噛み切って、自分の血で魔法陣を描きました。
男が唱えると、照明の明かりが消えました。
魔法陣の中央から美しい淫魔が出てきて、魔法陣を消すよう男に色っぽくお願いします。
しかし男は拒否。
魔法陣を消せば、淫魔は男の魂を奪って魔界に戻ると分かっているため。
魔法陣を消すのは契約を結んでからだと。
淫魔は舌打ちした後、何をしたらいいか尋ねました。
男の返事は、ダンジョンを作ってほしいというもの。
深くて広くて、無数の罠と怪物と財宝が待つ大迷宮を。
淫魔は激高して男を怒鳴りつけました。
肉体労働はゴーレムかゴブリンにやらせろと。
男は説明します。
穴堀りはそいつらに任せるから、それ以外の作業を手伝ってほしいと。
納得した淫魔は、自分を選んだ理由を尋ねました。
男は理由を3つ挙げます。
1つ目。
人、妖魔、亜人などは裏切る。
悪魔は契約を破れないから、悪魔を選んだ。
2つ目。
悪魔は高位になるほど契約や存在維持に大量の魔力が必要。
対して夢魔は、人間の欲望と精を吸い取る。
それに賢くて人間の感情を察せるから夢魔を選んだ。
3つ目。
どうせなら美しくて若い女性が良いからお前を選んだと。
淫魔はダンジョン作りの手伝いを承諾。
男は契約書を淫魔の顔の前に掲げて、名乗っての同意を頼みました。
淫魔は契約内容の細かさに驚愕しました。
淫魔が男を陥れるのを防ぐための条文です。
そして2人は名乗って契約しました。
淫魔の名前はリル、男の名前はオウルで…。
魔王の始め方 感想
冒頭からすごいインパクトで、一気に引き込まれました。
人間嫌いの魔王という設定が面白いです。
話も面白くて、魔法で家や服を作るのがワクワクするし、罠、敵、宝いっぱいのダンジョンなんてさらにワクワクします。
絵は重いタッチで、暗い雰囲気に合っています。
ダークファンタジーにぴったりな絵だと思いました。
無理やりではなくてリルが納得した上で契約したので、オウルに好感を持ちました。
これなら、オウルはエッチでも酷いことはしなさそう。
エロシーンでは、リルはさすがサキュバスだけあって余裕があり、色っぽい。
でもオウルはリルを圧倒していたので、さすが魔王という感じ。
エロだけでなくてストーリーもしっかり楽しめる、おすすめの作品です。
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