クジマ歌えば家ほろろ あらすじとネタバレ

クジマ歌えば家ほろろ

クジマ歌えば家ほろろ あらすじとネタバレを紹介します!

作者の紺野アキラ先生は、『モノツキ』で秋期ゲッサン新人賞 佳作受賞、『知らない海の底』で新人コミック大賞 入選しました。

本作は、謎の生物・クジマにより、ピリピリした雰囲気の鴻田家が変わっていくホームコメディーです。

クジマ歌えば家ほろろ あらすじ

中学1年の秋、 鴻田新は鳥のような謎の生物・クジマと出会いました。

クジマは自動販売機の下で小銭を拾っていました。

日本食を食べたがっているクジマを、新は家に連れ帰ることに。

リクエストされた卵焼きを初めて作ったところ、失敗。

一方クジマはロシアのパンケーキを上手に作ってくれました。

その他にも納豆などの日本食を2人で会話しながら食べていたところ、いつも部屋に引きこもっている浪人生の兄が下りてきて、クジマを目にして愕然とし…。

クジマ歌えば家ほろろ ネタバレ

中学1年の秋の下校中、鴻田新は自動販売機の下に頭を突っ込んでいる変な細長い生物を見かけました。

ソレは頭を引き抜き、20円拾った喜びを喋りました。

ソレは鳥のような生物。

ネコババは犯罪だと新が注意したら、日本食が食べたいとソレは悲し気に漏らしました。

新はソレを連れて家へ。

表札のところで躊躇するソレに、両親は帰りが遅くて兄は部屋に籠っていることを教えました。
新が名乗ると、ソレも笑顔で名乗りました。

「クジマ」と。

クジマは自分のことを語ります。

ロシアから来た。

暖かい時はロシアで暮らして、寒い時は日本で暮らす。

クジマの種族は本来は森の中でひっそり暮らすけど、生まれてすぐに親が亡くなったクジマはロシアの人間に拾われた。

それからしばらくその人間と暮らしたけど、仲間の群れに戻る練習として日本に行くよう言われたと。

クジマの種族は、渡り鳥のような習性を持っているようです。

空腹のクジマの長いくちばしから唾液が垂れたため、新は冷凍パスタでいいか尋ねました。

するとクジマはブチ切れ、日本食がいいなどとロシア語で叫びます。

しかしすぐにクジマは我に返って釈明して、冷蔵庫の中を見たいと言い出しました。

新は恐怖で胸がドキドキします。

冷蔵庫の中の味噌、納豆、卵に歓喜したクジマは、卵焼きをリクエストしました。

しかし新が初めて作った卵焼きは悲惨な結果に。

クジマはプリンについてのロシアのことわざを言った後、プリンを作りました。

プリンはロシアのパンケーキのこと。

リビングのテーブルの上には、失敗した卵焼き、美味しそうなプリン、納豆、白米など。

新が大抵1人でご飯を食べると聞いたクジマは、同情の言葉をかけました。

くちばしに納豆を大量につけて。

今日は楽しいと新は微笑んで告げました。

そこに髪の毛ボサボサの浪人生の兄が下りてきて、壁を拳で叩いた後、うるさいと注意しようとし

ましたが、クジマを目にして驚愕!

クジマに挨拶されてさらに驚愕し、新にクジマについて問い詰めました。

鳥だと新は反抗的に答えました。

その後クジマのことで2人は怒鳴り合いに。

受験に落ちればいいと新は吐き捨てました。

兄は舌打ちした後、再びクジマに目をやりました。

春まで鴻田家にいていいか聞かれて即却下。

朝に新がリビングに下りてくると、日本食を食べるクジマの姿が。

テーブルの上には、卵焼き、白米、みそ汁が並んでいます。

クジマはロシアに戻る春まで鴻田家に住むことに。

最初反対していた両親は、毎朝出社時に川で虫を食べているクジマを見て許してくれました。

夜ご飯は、母が作った日本食やクジマが作ったロシア料理を、新とクジマで食べていて…。

クジマ歌えば家ほろろ 感想

新に良い意味で次々と裏切られました。
たかが20円のネコババを注意したのでクソ真面目だと思いましたが、怪しいクジマを家に連れ帰るなんて優しいと見直し、大人しい良い子だと思っていたら部屋に引きこもりの兄には反抗的で暴言まで吐いて驚きました。

クジマは図々しいけど憎めず、可愛くて面白い。
長いくちばしから唾液をポタポタと垂らすシーン、パスタを提案されて唾を飛ばしながらロシア語で怒鳴るシーン、緊迫した状況で春まで鴻田家にいていいか兄に尋ねるシーンが特に面白かったです。

クジマが鴻田家に来たことで、鴻田家が良い雰囲気になりそうな感じ。
両親が早く帰ってきて新とクジマと一緒に夕食を食べたり、兄が少しずつ部屋から出たりするようになったりして。

ゆるい日常系漫画で、クスッとさせてくれる作品です。