COTA先生の描く漫画「今宵､少女は獣に抱かれ…」。
今回は2話ネタバレを紹介しています！
今宵､少女は獣に抱かれ… ⇒1話からのネタバレはコチラ！
今宵､少女は獣に抱かれ… 2話のあらすじ
～今宵､少女は獣に抱かれ…、2話のあらすじ～
「母の為に」と、遊郭で働くことになった少女、ひより。
顔の広い祖父の力添えもあって、国一番の「百花楼」での奉仕の日々が始まっていきます。
遊郭と言っても、ひよりは遊女というわけではなく、楼主（旦那様）の身の回りのお世話や雑事が仕事でした。
仕事は忙しいのですが、それよりもひよりが気にしていたのは、百花楼に流れる「奇妙な噂」でした。
その噂によると、何と旦那様の正体は「狐の化け物」と言われているのです。
実際に夜になると、部屋の中から旦那様のうめき声が聞こえてきます。
最初は怖がっていたひよりですが、旦那様の優しさを知り、心配するようになっていきます。
そして、「絶対に開けてはいけない」と言われていた旦那様の部屋の扉を開けてしまうのですが…！？
今宵､少女は獣に抱かれ… 2話のネタバレ
～今宵､少女は獣に抱かれ…、2話のネタバレ～
「いつもの旦那様じゃない…！？」
ひよりが扉を開けた瞬間、旦那様は強引に掴みかかってきて、そのまま部屋へと引きずり込みました！
そして彼はひよりを押し倒し、服を脱がそうとし始めたのです！
さらに、何も言わず、獣のように首筋を舐め始めていくのです！
いつもの優しく厳しい姿とは想像もつかない変わりよう。
ひよりは、「怖いっ…」と怯えてしまい、何も抵抗できません。
それから這うようにして、逃げ出そうとしますが、旦那様はつかんで離さないのです。
ところがその悶着のなかで、部屋にあった壺が「ガシャン！」と割れました。
その音で、旦那様は「ハッ」となり、我に返りました。
その目の前には、あられもない姿で泣く、ひよりの姿があったのです…！
悪化する関係…！？
旦那様は、自分のやったことを理解し、後悔しつつも「ここには来るなと言っただろう！」と言い放ちます。
それから、ひよりにから目を背け「早く出て言ってくれ！」と言います。
ひよりは怯えるばかりですが、無理やり追い出され、ショックを受けました。
その首筋には、先ほど彼に噛まれた歯形が付いていたのです。
その時、ちょうど、部屋の前に居合わせたトキにも見られ「何かあった…？」と心配されました。
しかし、ひよりは何も言わずに部屋に戻って、そのまま一夜を過ごします。
それから朝を迎えますが、ひよりは、まだ昨日の出来事が怖くてたまりませんでした。
「昨日の旦那様、怖かった…」
「あんなことするなんて…」
以前、酔っ払った客に絡まれた時、旦那様は救ってくれました。
助かったとはいえ、その時もものすごく怖かったのに、まさか同じことをされるなんて…。
2度のショックで、ひよりの心は折れてしまいます。
「わたし、もうここでやっていけないよ」
「お母さん、どうしたらいいの…？」
それからひよりは、こっそりと、旦那様の部屋に行きます。
昨晩、割ってしまった壺の掃除をするためです。
旦那様の事を考えながら、壺の破片を集めていきます。
それから部屋を出たところ、偶然旦那様と出くわしてしまいました。
しかし、ひよりは目を合わせることが出来ず、頭をペコっと下げて、逃げるように立ち去りました。
「旦那様は怖いけど、かといって、ここを辞めるわけにもいかない…」
ひよりが悩んでいると、それを心配したトキが話しかけてきました…！
旦那様の秘密
トキは、ひよりのおかしな様子を見て、心配してくれたようでした。
トキはすでに、何かを察していたようで、こんなことを言いました。
「そういえば」
「最近、旦那様の体調が悪そうだった話を聞いた」
「夜に出る発作がひどくなってるって。」
その言葉を聞いたひよりは「え！？」と、驚きます。
それと共に、「あの夜の事も発作のせいだったの…？」という心配を始めるのです。
そんな理由を知ってしまったひよりは、また改めて旦那様の元を訪れるのです…！
和解する2人！
ひよりが旦那様の前にお膳を差し出すと、彼は言いました。
「少し話をしたいが、いいかい？」
「この間の事だが…」
そう前置きした後、彼は頭を少し下げて「すまなかった」と謝りました。
ひよりは慌てて、自分が約束を破ったことが悪かった事を伝えます。
それから、先ほどトキから聞いた「発作の話」を切り出すのです。
すると、旦那様は話し始めました。
「発作…そうだな…」
「昔、ある事がきっかけで、夜になるとあの発作が起きるようになってしまった」
「そうなると、見境なく人を…体を求めてしまう…」
だからこそ、人に危害を加えない為に、「夜になったら部屋に来ないように」と注意していたのでした。
さらには、どんな薬や治療方法でも治らず、1人で苦しんでいたのです。
それから「この病を治すことは無理なんだよ」と、寂しそうな顔で言いました。
その表情を見たひよりは、自分の母親と旦那様を重ねます。
実は、ひよりの母も、「治すことが難しい」と言われている病にかかっているのです。
その為、ひよりはこうして奉公に出ていたのです。
そんな母と旦那様に、何とかしてあげたいという気持ちになるひより。
思わず旦那様を抱きしめ、「旦那様の病を治す方法を捜すのを手伝わせてください！」と申し出ます。
彼は、「気持ちは嬉しいが…」と断ろうとするのですが、ひよりは食い下がりました。
「きっと治す方法もあるはず」だと。
それに、夜になると1人ぼっちなんて、さみしい、とひよりは言いました。
そんな少女の力強い言葉に、旦那様も優しそうな微笑みをたたえて「ああ！」と答えました。
しかし、数日たっても悪化する発作に、ひよりは心を痛めていきます。
「私が出来る事って何だろう」 そう考えながら、ひよりは今日も忙しく仕事に励んでいくのです…！
～3話に続く！～
今宵､少女は獣に抱かれ… 2話の感想
まだまだ謎は多いところもありますが、少しずつ明らかになってきましたね！
「狐の化け物」ではなくて、安心しました。
でも、何がきっかけでこうなってしまったのか、呪いの類をかけられたような事なんでしょうか？
にしても、皆を守るために一人で発作に耐える楼主様は、まさに男です！
ひよりちゃんと一緒に、解決へ向けて手を取り合って行って欲しいと願います！
「今宵､少女は獣に抱かれ…」2話 まとめ
「今宵､少女は獣に抱かれ…」2話のネタバレについて紹介しました。
次回話を紹介していきます!
今宵､少女は獣に抱かれ…
