かたおかみさお先生の描く「ワタシ以外みんなバカ」。
会社でマウントを取りまくる勘違い女・和代は、その性格の悪さから、これまで数々の悪行を行ってきました。
しかし、結局それが社内中にバレ、ついに花形のプロジェクトのリーダーを追いやられ、経理部に左遷されてしまいます。
これで、さすがの和代のプライドもズタズタになった…かと思われました。
ところが、やはり和代は反省など1ミリもしていなかったのです。
むしろ、和代は「こんなつまらない経理部なんてさっさと抜け出してやる」と、息巻いていました。
それに、「プロジェクトのメンバーたちも、いずれは自分が必要だという事に気付くだろう」、などとも考えていました。
しかし、あろうことか和代の後任のプロジェクトリーダーは、大嫌いなあの「地味ブス」こと、「吉田」が後継者となってしまったのです。
それを知った和代は、「絶対に許さない!!」と、怒りを燃やし、アクセルを全開にしていきます!
はたから見れば絶望的な状況なのに、相変わらず傲慢な態度を取り続ける和代に、職場の面々はあきれるばかり…。
けれど、和代は全くお構いなしで、自己中街道をまっしぐらに進んでいくのです!
そして、和代は新たな手段を講じるために、かつてのセ〇レでもあり、営業部のイケメンこと袴田を呼び出し、またしても悪だくみを始めるのですが…!?
というわけで、今回はワタシ以外みんなバカ、第6話の紹介をしていきます!
(ネタバレにご注意!)
第1話のネタバレはコチラ!
私以外みんなバカ 6話 あらすじ
突然、和代に呼び出された袴田。
袴田からすれば、もはや和代などは終わった関係です。
それに、和代なんて、もはや返り咲ける可能性などはなく、会社では無用の長物でした。
ところが、和代はある切り札があったのです。
それは、他でもない「袴田」の存在です。
和代は、袴田と不倫しているという、弱みを握っているのです。
なので、和代はそれをネタに、「自分をプロジェクトのメンバーに入れて」と、袴田を脅し始めたのです。
しかも、そのプロジェクトは以前自分が担当したものではありません。
それは、知る人ぞ知る、会社を挙げた一大プロジェクトと呼ばれているものでした。
和代は、おこがましくも、自分をその一大プロジェクトの一員にしろというのです。
さらに、和代は脅しの証拠として、自分と袴田がベッドインしている時のツーショット写真をチラつかせました。
けれど、袴田は、「そんなことをすれば、和代だって自分の首を絞めることになるぞ」と、言い返します。
しかし、和代は、もうこの会社には未練はないし、もしプロジェクトのメンバーになれないのなら、他の会社に行けばいいだけ、と考えていました。
それに、和代は勘違い女なので、自分ほどの人間なら、他の会社からも引く手あまただろうと本気で思っているのです。
そんな和代の捨て身の攻撃に、袴田も観念し、ヨリを戻したたそぶりを見せます。
その袴田の態度を見た和代は、まんざらでもなさそうで、この作戦は上手く行ったようでした。
そして今晩、久しぶりに2人きりで、和代の家で過ごす約束をするのですが…!?
私以外みんなバカ 6話 ネタバレ
さて、和代たちは仕事を終えた後、約束通り、久しぶりに夜を過ごし始めます。
しかし、本当のところ、袴田は真面目に和代の相手をする気など、サラサラありませんでした。
実は袴田は持参したワインに睡眠薬を入れ、それを和代に飲ませた後、こっそり浮気の証拠写真のデータを消去する…という作戦を企てていたのです。
そうすれば、もう和代なんかの脅しに屈する必要もなくなる…はずでした。
ところが、そんな袴田のたくらみは、不発に終わります。
なんと、和代はその袴田の作戦をすべて見抜いていたのです。
和代は、ワインに一切手を付けず、袴田のたくらみを名探偵のように種明かししていったのです。
このように、意外にも頭の回る和代に対し、袴田もようやく観念します。
それから和代はすかさず、交渉を持ち掛けます。
目的はもちろんプロジェクトに入れてもらう事。
けれど、いくら袴田とはいえ、そのプロジェクトに関する権限はありませんでした。
そこで、和代は、「それならウチの社長に会わせてよ」と要求します。
けれど、袴田は「社長に会って、いったい何をするつもりだ?」といぶかしげです。
しかし、袴田はもう和代には逆らえないので、言いなりになるしかありません。
こうして、和代と袴田と社長、3人で昼食の約束を取り付け、いよいよその日を迎えるのですが…!?
和代、社長に直談判!?
さて、これまで再三、和代は悪行をしてきました。
ところが、社長だけはその事実を知らなかったのです。
これは和代にとって、かなり好都合なことでした。
なので、何も知らない社長を相手に、和代は真っ向勝負で交渉を持ち掛けます。
「プロジェクトに、自分も入れて欲しい」と。
そう、和代は自分ほどの人間なら、社長に直談判すればプロジェクトのメンバーに入れるだろうと高をくくっていたのです。
その為に袴田にフォローさせ、交渉をスムーズにさせる…、というのが作戦でした。
一応、和代も、企画部のとしての実績もあったので、それは社長からの高い評価を得ることにつながりました。
なので、意外にもすんなり和代の申し出は受け入れられた、かのように思えました。
ところが、社長は、そのためにある条件を提示してきたのです!
それは、和代が経理部の仕事として、「来月までに経費を1000万円削減する」事です。
しかも、たった1人で!
そんなかなりの難題に、和代も思わず聞き返してしまいます。
しかし、社長は和代の実績を過信しているようで、「君ならできるだろ」と励ましの言葉をかけます。
その言葉に、和代はすっかりその気になり、意気揚々と経理部へと戻っていきます。
そして、職場にある棚にある大量の紙ファイルをみて、「これが無駄だってのは分かっている」と、心の中でつぶやきます。
そして、「1000万円の削減、すぐに終わらせてやるわ!」と、和代は決意するのですが…!?
私以外みんなバカ 6話 感想
どんな状況においても常にマウント取りたがる和代に、恐ろしさすら感じてしまいます…。
上を目指す、といえば聞こえはいいですが、和代の場合はただ他人を見下したいだけなんですよね。
自分が上に立つことによって、その力を誇示したり、評価を求めたり…。
ようは自己顕示欲の塊ってことですね。
ただ、行動力の高さや悪知恵には圧倒されるので、そこが見ていて面白いところではあります。
なので、よくある調子乗ってた女子が単純に破滅していく漫画よりも、ストーリーの起伏があって、続きが気になるところです。
転んでもタダで起きない和代は、このさきもっと落ちぶれても、その環境でさらにマウント取るために頑張りそうですが、果たして…?
次回、第7話のネタバレはコチラ!
続きを読む⇒ワタシ以外みんなバカ7話