私の顔にさようなら 9話 ネタバレ【最後のお願い】

watasi no kao ni sayounara

「箱岬誉(はこさきほまれ)」先生の描く漫画「私の顔にさようなら」。

今回は第9話をご紹介していきます!

私の顔にさようなら⇒1話ネタバレはコチラ!

私の顔にさようなら 9話のあらすじ

自身の人生は、美加・舞美・那美子・美奈樹、そして麻矢がいる限り変わらない。

そう確信した美冬は、整形で自身の綺麗な顔を取り戻すのではなく、復讐する為に他人の顔に成りすます道を選びます。

1話から不明だった美冬の過去が全て明かされ、中学同窓会までの時系列が明確になりました。

舞美を殺害して舞美の顔に整形、その後は那美子と美加もその手にかけてしまいます。

そのまま美奈樹の顔に整形して本人を殺害し、美奈樹として麻矢家族に近づいた美冬。

美羽ちゃんを助けて足を怪我し、トラウマが蘇った美冬はこの後どういった行動を取るのでしょうか?

私の顔にさようなら 9話 ネタバレ

~私の顔にさようなら 9話ネタバレ~

病院の外で車椅子に座りながら空を眺める美冬に、刑事が声をかけてきます。

その刑事は美加殺害後に聞き込みをしていた刑事でした。

美加の次は舞美の件で話を聞きに来たという刑事、美冬は何も知らないふりをして対応をします。

半年前から行方不明になっているという舞美に、仲が良かった美奈樹は何か知らないかを聞きに来たと言います。

美冬は「仲が良かったというか、同窓会で久しぶりに会って、数回メールのやり取りをしただけです。」と答えます。

そして「話では東京で随分と派手にやっていたようですし、わかりませんけど楽しくどこかでやっているんじゃないんですか?」と続けます。

そんな話をしていると、看護師から居場所を聞いて麻矢と美羽ちゃんが美冬を探しに来ました。

邪魔になるかと思った刑事達は、また話を聞きに来るかもしれないと伝えてその場を立ち去ります。

邪魔をして悪かったと謝る麻矢に、改めて病室で気が動転した事を謝罪する美冬。

それを受け、自分のせいで怪我をさせてしまって申し訳ない。美羽の命の恩人だと改めて感謝と謝罪をする麻矢。

無邪気に手を差し伸べる美羽ちゃんを愛しそうに見つめ、美羽ちゃんが無事で本当よかった。と美冬は答えます。

麻矢は「私たち家族を守ってくれた美奈樹、美奈樹には感謝しかないわ。本当にありがとう」と何度もお礼を言います。

美冬の最終計画

家族という言葉を聞いた美冬は、母親から事故後に責められ恥だと罵られたシーンを思い出します。

そしてそっと握っていた美羽ちゃんの手を離し、「…そろそろ知人が来るの」と呟く美冬。

麻矢は突然来たことに謝罪をし、「美奈樹の口に合えばと思ってクッキー作ったの、その方と食べて」とクッキーを手渡してその場を去ります。

麻矢が離れると美冬の表情は一変し、貰ったクッキーの箱を強く握りつぶします。

「私はただ翔が好きだっただけ…なんで麻矢なの…?」という思いの後、様々なシーンが頭をよぎります。

翔と麻矢がキスをするシーン、駆け付け事故にあって顔が変わり周りに笑われるシーン、そして家を飛び出すシーン。

美冬は大きく叫び声をあげながら、貰ったクッキーをゴミ箱にたたきつけました。

そして桐生に電話を入れ、「ドクター、これが最後のお願いです」と何かを依頼するのでした。

シーンは変わり麻矢の自宅、麻矢は翔に美奈樹のお見舞いに行ってきた事を話します。

容体を気にする翔に「やっぱり元気がなくて…」と寂しそうに伝える麻矢。

翔は「クッキー焼いて持って行ったんだろ?麻矢のクッキーは美味しいから、美奈樹も食べたらきっと元気になるよ」と励まします。

それでも心配な麻矢は「だったらいいな…」と暗い表情で、応えます。するとそこで、自宅のチャイムが鳴り誰かが訪問してきました。

美冬の失踪

慌てた様子で麻矢の家を訪問してきたのは、美奈樹の旦那の久史でした。汗だくになっている久史にどうしたのか翔は問いかけます。

すると、「美奈樹を知りませんか⁉」と届いたメールを麻矢と翔に見せてきました。

そこには「久史さん 私の事は探さないで下さい。もう二度と会うことはないでしょう。さようなら。 美奈樹」と書いてあります。

久史は「病院にも家にも…美奈樹の行きそうな所どこにも…どこにもいないんです!」と汗だくで色々探していたのが伝わります。

そして涙を流しながら「なぜ…なぜなんだ…美奈樹…なぜなんだーーー‼」と絶望し、玄関で頭を抱えて叫び声をあげるのでした。

そこから1年後、美羽ちゃんも大きくなり一人で外を走れるようになっていました。

そんな美羽ちゃんを車が来るから危ないよと言い聞かせる麻矢と翔、子育ては順調のようでした。

久史と美奈樹の自宅は売家になっており、麻矢は「久史さんお気の毒に…ここを通るたびに胸が痛むわ…」とつぶやきます。

翔は「美奈樹がいなくなってもう1年が経つな…美奈樹が久史さんの財産を一切合切持ち出したって本当なのかな…」と心配そうに話します。

すると麻矢は「翔…!あなたまでそんな事を言ってしまったら美奈樹がかわいそう…!」

「あのやさしかった美奈樹が…美羽の命の恩人の美奈樹がそんな事するわけないでしょ!」と翔の発言を注意します。

そして涙を流しながら「美奈樹…いったいどこへ行ってしまったの…?」と心配そうにする麻矢。

翔は「警察はまだなんの進展もないみたいだしな。警察の話だと舞美も行方不明らしいし…まさかふたりが何か事件に巻き込まれたりしたわけじゃないよな…」と深刻な表情で言います。

「同級生がふたりもいなくなるなんて…」涙を浮かべながらショックを隠せないでいる麻矢、そこに麻矢の父から電話が入ります。

フードを被った人物

麻矢の父からの電話は、母の命日の法要の件の電話でした。足の悪い父を迎えに行くつもりが、美羽もいて大変という事でタクシーで来てくれるという内容です。

翔は「俺も行けたらよかったんだけど、どうしても会社の休みが取れなくて…」と麻矢に謝罪します。

「ううん、大丈夫よ。翔にはお彼岸ごとにお参りしてもらってるもの」と答える麻矢。

翔は「明日お義父さんによろしく伝えて」と言って、仕事へ向かいます。
そのやり取りの一部始終を、ブロック塀越しにフードを被った謎の人物が覗き込み聞き耳を立てていました。

その晩、翔が仕事を終えて自宅に戻ると外まで聞こえる美羽ちゃんの泣き声が響いていました。

「美羽の泣き声すごいな。外まで聞こえてたよ」そういって麻矢と美羽に近づく翔。

「あ、おかえりなさい。美羽ったら今日は機嫌が悪いみたいでいつまでもぐずってるのよ」と困り顔をする麻矢。

「こんなに騒いでご近所さんに虐待って思われないかな?」と心配する麻矢に「麻矢の事を知ってるご近所だ。誰もそんなふうに思わないよ」と答える翔。

そして美羽に「どうした?美羽。ママを困らせたらダメだろ?ん?」と優しくなだめかけますが、美羽ちゃんの大好きなハンバーグが全然食べられてないことに気づきます。

「料理サイトで別の作り方が紹介されてたから試しに作ってみたんだけど、美羽が食べてくれなくて…」と落ち込む麻矢。

美羽ちゃんは「みう…ママのハンバーグ、すき」と泣きながら言います。

麻矢は笑顔で「そっか。わかった、じゃ明日美羽の好きないつものハンバーグを作るね」と、美羽の手を握ります。

そして美羽ちゃんは麻矢ではなく翔に寝かしつけしてもらい、その日は寝ました。

翔は「珍しいね、美羽が麻矢より俺に寝かしつけしてほしがるなんて」と言い、麻矢は「本当に今日の美羽はどうしちゃったんだろう…」と言います。

麻矢の方に手をかけながら「きっと今日のお義母さんのお墓参りでちょっと疲れてただけだよ」と、励ましてくる翔。

麻矢はその手を握りながら「…翔、愛してる…!」と突然振り返って翔を抱きしめます。

翔は「突然どうしたの?美羽もそうだけど今日の麻矢もおかしいよ?」と麻矢に問いかけます。

しかし理由も言わず麻矢は「お願い翔…私をきつく抱きしめて…そして私を愛してるって言って…!」と翔に言います。

「麻矢…」翔は愛おしそうに麻矢を抱きしめ「俺も愛してるよ、麻矢」と答えます。

抱きしめられながら、怪しい表情を浮かべる麻矢がそこにはいました。

私の顔にさようなら 9話の感想

ただ翔が好きなだけだった美冬は、麻矢と翔が付き合っていてキスをする所を目撃した事から大きく人生が変わってしまいました。

病院で麻矢から貰ったクッキーをゴミ箱に叩き付け、桐生に最後のお願いをした美冬は一体何をお願いしたのでしょうか?

美羽ちゃんがハンバーグを食べない、寝貸しつけを拒否する、いつもと違う麻矢。

これは美冬が整形したのが麻矢だからなのでしょうか?

翔に抱きしめられて怪しい表情をする所や、お墓参りで麻矢と翔が別々に行動する内容をフードを被った人物が見ていたのも美冬のような気がします。

はたして本当に麻矢は美冬と入れ替わってしまったのか?だとしたら麻矢は今現在どうしているのか?

盛り上がりもピークになってきました!

ストーリーの行方に期待がこもります!

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まとめ

今回は「私の顔にさようなら」の9話をご紹介しました。

次回は10話をご紹介します!

私の顔にさようなら⇒10話ネタバレ