天才子役、誘拐される 6話、7話 ネタバレ【お金の受け渡しと襲われるシズマ】

tensaikoyaku

日高トラ子先生の描く漫画、「天才子役、誘拐される」。

前回は4話と5話を紹介しました。

 

今回は6話、7話を紹介していきます!

(ネタバレもありますので、ご注意ください。)

1話のネタバレはコチラ!

天才子役、誘拐されるあらすじ 5話までのあらすじ

主人公古代シズマは、今大人気の天才子役でした。

しかしある時、誘拐にあってしまいます。

 

そこまではそれほど珍しくありませんが、そこから流れは異常な状況に…。

誘拐の事は、父親と犯人の交渉によりテレビ番組になってしまいました。

 

シズマは父親が、それにより今回の事もお金儲けしか考えていないと嘆いていたのです。

その後警察の捜査は進みますが、まだシズマの居所は分かりません。

 

その内に犯人は、身代金の受け渡しの一部を渋谷に指定してきました。

犯人は受け渡しの運び人に、今大人気のアイドルの猪俣陽奈子を指定。

 

番組の話題作りには大満足のシズマの父親。

はたして誘拐事件とお金の受け渡しは、どうなって行くのでしょうか…?

天才子役、誘拐される 6話、7話ネタバレ

車の前でシズマの父親が記者に囲まれています。

色々聞かれている父親は、その中で

「猪俣陽奈子に身代金を持ってこさせろと…」

と発言。

周りをざわつかせました。

 

その頃テレビを見ていた陽奈子と、陽奈子の所属する芸能事務所のホリディプロのスタッフは驚いていました。

 

事務所の社長は

「茶番だろ」

と拒否するつもりでしたが、そのほかのスタッフがシズマに何か有った時の事を考え反対しています。

 

その声を聞いていた陽奈子。

以前共演した番組で、シズマにシュシュを貰った事を思い出していました。

 

その時シズマが母と作ったシュシュを陽奈子にプレゼントしてくれ、それを着けた陽奈子が

「似合うかな?」

と言った時の、シズマの笑顔を思い出した陽奈子。

 

「社長、私やります」

と言って、身代金の受け渡しを自分から志願しました。

 

反対する社長とスタッフ。

しかし、陽奈子は自分の意思を伝えて受け渡し人になると決めたのです。

 

陽奈子が受け渡しを了承した電話を、陽奈子の事務所の社長から受けたシズマの父親。

 

社長の苦情を受け流して喜んでいます。

そして、外で待っていた報道陣に

「ご協力いただけると連絡がありました」

と答えたのでした。

 

襲われたシズマ

そこで、シズマが監禁されているホテルの場面に移ります。

ハゲの犯人が出かけていった所で、もう一人ガリガリの犯人がシズマにお風呂に入るように命令しました。

 

お風呂に入っている最中も、変な視線で見つめてくる犯人。

シズマは気持ち悪いと思いながらもお風呂に入っていると、犯人の一人が

「一緒にお風呂に入りましょーってか?」

と言いながら入ってきたのです。

 

シズマは、その犯人に向かい嫌悪を示し

「お前たちのせいだ」

と巻き込まれた人たちや入院した母親の事で反論。

 

しかし、犯人はそれに対してシズマの顔を叩いて襲い掛かりました。

叫ぶシズマに犯人はかえって興奮。

シズマはその様子をドラマのシーンを思い出しました。

そしてそのシーンの通り、冷静に犯人の股間を蹴り反撃したのでした。

 

犯人は倒れたのですが、逃げようとしたシズマは滑って転んでしまいました。

それを見つけた犯人はその様子を笑っています。

そして

「殺してやる」

と犯人は言い、シズマの首を絞めたのでした。

 

そこに帰ってきたもう一人の犯人。

その状況を見て怒り、ガリガリの犯人をぼこぼこにしてしいます。

ガリガリの犯人は殺されそうなほどの暴力を…。

 

シズマはそのあまりにもひどい状況に止めに入ったのです。

そしてもう一人の犯人はやめてくれるも、シズマと犯人に手錠をして出かけていきました。

 

シズマはもう一人の犯人がいい人に見えてしまい、自分が分からなくなってきたのです。

 

陽奈子の放送

その時、テレビから陽奈子の放送が流れてきました。

陽奈子はそこでシズマに貰ったシュシュを見せます。

共演した時にシズマにもらった、シュシュの思い出を語った陽奈子。

共演時の役のように、シズマが死なないように協力を宣言したのです。

 

そのシーンを見て、シズマの父親は喜びました。

シズマを全く心配しない父親を見て、北見はいらつきを覚えます。

同時に陽奈子の優しい言葉に感動もしていました。

 

そして陽奈子の放送のお蔭か、身代金の受け渡しの放映権には1億以上の買い手が付きました。

 

父親はそれに大喜び。

「いのひな様様ですよ」

と言って、陽奈子に感謝しています。

 

その後、放映権が朝夕テレビに決まった放送がシズマのホテルで流れています。

それをシズマは手を合わせてみており、陽奈子が無事であるように祈っていたのでした。

天才子役、誘拐される 7話までの感想

陽奈子さんが優しく可愛いと思ったのに対して、犯人と父親が最低と思わされた回でした。

 

犯人や父親はある意味お金や性に対して忠実だとも取れますが、非常に嫌悪感でいっぱいになりました。

それに対して、陽奈子がシズマを助ける為にいった発言は何か不思議と癒されました。

 

また、もう一人の犯人をぼこぼこにした犯人が、良い人に見えるのもちょっと恐怖です。

運転手を殺した人物なので、良い人とは思えないのですが…。

 

次回はお金の受け渡しの話です。

一波乱がありそうなのと、犯人や父親の思惑が複雑に入り混じりそう…。

正直にシズマが無事に帰ってくることを願いつつ、どんな波乱があるのか怖さもありつつ楽しみです。

 

オススメ漫画

朝霧〜高貴な閨の指南役〜